そうなんだ。

外国語で知ったこと。

幕  英語

2019-03-06 12:56:04 | 日記
歌手の加藤登紀子さんについては、あまり詳しくありませんでした。
知っていることは、東京大学卒業の才女であることと、“知床旅情” を歌っていたことぐらい。

今回、朝日新聞Reライフフェスティバルで、加藤登紀子さんの “トーク&ライブ” ショーを見せて頂く機会を得ました。

加藤さんの話で、心に残ったことがあります。

加藤さんは、人生を四幕からなる長い劇に例えました。
25年間で一幕です。

現在、加藤さんは75歳です。

加 「私、人生のクライマックスである第四幕が始まったばかりなのよ」

とても素敵な表現だと感じました。
75歳以降は人生の頂点となる第四幕で、どんなストーリーを作ろうかと胸を高鳴らせているようでした。

加藤さんは、それぞれの幕を一言で説明しました。

加 「第一幕と第二幕は、まだ序の口なの」

「序の口」(じょのくち)・・・物事のはじめ。発端。 《相撲》一番下の階級

第一幕は、“開く”
第二幕は、“走る”
第三幕は、“超える”
第四幕は、“巡る”

確かに、第二幕目は “走る” がピッタリです。
仕事・結婚・子育と、周りの景色をじっくり見ることもなく突っ走った気がします。

現在
私は第三幕で、“超える” がテーマなのですね?

確かに、子育てがひと段落した時間を使って、新しいことに挑戦したり楽しんだりしているかもしれません。
このブログもそのうちの一つになります。
ひょっとして、一番良い時期なのかしら・・・。
74歳までは、まだまだ前を向いて今までの自分を超えることで、成立する幕なのですね?

第四幕の “巡る” については、近づいたら考えることにしましょう。

今日の言葉は、“幕” の英語にします。 幕といっても、カーテンの幕ではありません。

「act」(アクト)・・・(劇の)幕

加藤登紀子さんの落ち着いた語り口と、その話の奥行きを広げる歌声に、心地良い一時間を過ごすことができました。

人生の先輩の話に耳を傾けてみるものです。




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コメント (2)
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