そうなんだ。

外国語で知ったこと。

リネン   英語

2012-10-08 13:00:00 | クリーニング店
暑さもようやく落ち着いて、 クリーニング店には夏物衣料を
出しに来る方が増えました。 しっかり洗っておかないと、 
来夏、 思いがけないシミが浮き出ていたりしますからね。

材質表示には、 綿 ・ 麻 ・ 絹などと漢字で書いてあるものや
コットン ・ リネン ・ シルクとカタカナで表示してあるもの、
cotton ・ linen ・ silk と気取った英語表示のものもあります。

「linen」(リニン)・・・麻の布 ・ 麻製品 《シャツ・シーツ類》

“リネン”。 衣類についているこの表示、 ピンと来ませんでした。
宿泊施設などで、 “リネン室” というのがあったのを、 何となく
思い出します。 シーツやら枕カバーを保管している場所でしたっけ・・・。
もともとこれら寝具類は麻製品 (リネン) が主流だったからだそうです。
現日本での素材は綿が多く、 麻製品の英単語の “リネン” と結びついて
いませんでしたので、 「何の部屋なんだろう?」 と思ったこともありました。

話は変わって、 シルク。 
シルクと言えば、 きっかけは忘れましたが、 小学生時代に蚕(かいこ) 
を飼っていました。
今では絶対に無理ですが、 当時は自分の腕に乗せたり、 這わせたりして
可愛がったものです。
その蚕ちゃんが、 口から絹を吐き出して繭(まゆ) になりました。
私は感激して、 そのシルク玉を綺麗な箱に納めて、 勉強机の引き出しに・・・。

後日、 いつものように宝物を見ようと蓋を開けると、 中には割れた “繭玉” 
と、羽を動かしている不気味な “蛾” が入っているではありませんか。
・・・オェッ、 気持ち悪いっ!

私も子供でしたから、 可愛がった頃の面影が全く無い、成虫蚕ちゃんと
汚れたシルクの玉と、 箱ごと “さよなら” してしまいました。
・・・今更だけど、 ごめんなさいね。
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○○人   イタリア語

2012-10-05 13:00:00 | 語学
以下のイタリア語を発音して下さい。

「giapponese」(ジャポネーゼ)・・・日本人
「francese」(フらンチェーゼ)・・・フランス人
「cinese」(チネーゼ)・・・中国人

イタリア語の辞書によると、 接尾語 「-ese」は
「-ese」(エーゼ)・・・所属 ・ ~の住民 ・ ~の言語 の意。

と書いてあります。 全ての国の~人がこの言い方ではありませんが。

イタリアでは、 ファッショナブルな街 “ミラノ” の住民を
「milanese」(ミラネーゼ) と呼びます。

と、 すると 『白金ーゼ』 は、 イタリア人、 もしくはイタリア語に
精通した方が呼び始めたのかもしれませんね。

みち子さんとのヨーロッパ二人旅で、 ミラノも訪れたのですが、
当時 (現在も)、 そこまでオシャレに関して造形はありませんでしたし、
ローマからミラノ空港に着き、 タクシーでミラノ駅に移動。 次は列車で
アルプスを目指していましたので、 心はすっかりスイスでした。
ゴージャスだったミラノ駅しか記憶に残っていないのは、 残念です。

東京港区の白金台は、 いまだ行ったことがありませんし、 もちろん
住人になる予定もありません。
『ミラネーゼ』や『白金ーゼ』 は無理としても・・・、

いい案を思い付きました!
いつまでも “若い” 及び “若いつもり” の私達を、
『トシトラネーゼ』 と呼んでは、 いかがでしょう・・・。 

・・・そりゃねーぜ?


コメント (2)
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相談する   英語

2012-10-03 13:00:00 | 語学
足 英語」 のコメント欄で、 輝子さんが尋ねていました。

“フットにあたる部分が火照っていて、ネットで調べたら冷えが原因
らしいけど、 本当かしら?”
私は手短に “わからん。” と答えたものの、 実は心の片隅で心配
していたんですねぇ。 
機会があったので、 この件を詳しい人に相談しました。

「consult」(コンサルト)・・・相談する

尋ねる相手が辞書でも、 この単語を使います。
「I have consulted a dictionary.」・・・私は辞書で調べました。

日本語になっている 「consultant」(コンサルタント) は 
“専門的な相談相手” を意味しています。 

“冷えが転じて火照りが出る。 このような時はバランスの崩れで、
胃腸や膝やふくらはぎが冷えているので、 冷えていると思われる
箇所を温めると良い。 火照っているところは、 熱を放出させて
温めないように。”

輝子さんからは、 「凄い。 当たってる。」 と返信を貰いました。
当時職場の冷房で、 ふくらはぎが冷えていて、 しかも胃痛にも悩ま
されていたそうです。

私からの的確なアドバイスに難点があるとすれば、 問い掛けから4週間
近く経っていて、 すでに火照りは治まっていたという点でしょう。

さらに輝子さんから、 新たな質問がありました。
“現在、フットにあたる部分が疲れているので、 どこかに良い
足ツボマッサージはないかしら?”

機会があったら、 詳しい人に聞いてみます。
多分、 症状が治まった頃にお答えできることでしょう。
コメント (9)
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テーマ   ドイツ語

2012-10-01 13:00:00 | クリーニング店
「あなたの顔を見に、 洗うものを探して持って来ているんですよ。」

毎週土曜日の午前中に、 ワイシャツ1枚を持って来店する、 
優しそうな年配の男性が言います。
間に受けてはいませんが、 “悪い気はしない” この言葉、 プライスレス。

念のため・・・
「price less」(プライスレス) は、“値段がつけられないくらい価値のある” 
と言う意味で、“価値のない” とか “ただ” ではありません。

店内に他のお客さんもいなかったので、「通勤電車は、 冷房が効き過ぎて
いると聞きますけど、 どうですか?」 と話を振ると
「そうですねぇ。 まぁ、 私の動く書斎ですから各駅停車でのんびり行きます。」

この返答に本好きの私は、 どんな本を読むのか、 さらに尋ねると、
軽く言い淀んでから、 答えてくれました。
日本書紀や古事記に興味があり、 現存する神社や土地を、 自分なりに
関連付け、 休みを取って尋ね歩くことを楽しみにしているとの事。
「わー。 素敵ですねー。」
と感嘆の声を上げたところで、 次のお客さんの来店で会話は打ち切りとなりました。

歴史小説好きの私も、 ここまで古い分野は、 範疇に入っていません。
『古事記』 と言えば、 『因幡の白ウサギ』 や 『天照大神』など、 
子供向けの話は、 知っていますけど。
私は読書も好きですが、 旅も好きです。 旅の方はまだ時間に縛られる
生活をしているので、 思い付いてふらっと、 とはいきません。
“人生の旅” の集大成として、 日本人の原点 とも言える本に描かれた 
神社やら土地を訪ねる “テーマのある旅” に出る。  粋じゃありませんか。
老後の私、 このプラン頂きました!
ぼちぼち、 その辺りの本を読んで勉強を初めましょう。 

“テーマ”。 この言葉はドイツ語です。

「Thema」(テーマ)・・・主題 ・ テーマ ・ 《音楽》主旋律

因みに英語は 「theme」(スィーム) と発音します。
コメント (2)
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