水漏事故。
日休返上。
緊急修理。
昨日壁の中から水が滴ってきて水漏れが発覚した。とりあえず壁をぶち壊して開けると、かび臭い。グラスウールがビチョビチョ。横木が腐食で壁を支えていない。除去すべきものは除去して、カビ退治と防腐処理、防臭のために、アルコールと竹酢を塗付。よく見ると壁の中の立木、構造材までが腐っている。出来ることはない。漏れの下に戸井をつけて、バケツを置く。昨日はここまで。
今朝ホームセンターで材料を買ってきて修理はじめ。木材がすでにグスグス。けっこう数年前から漏れていたようだ。木材が腐ってるところは撤去して、新しく補強を入れていく。
壁の中
漏れの原因はここ。エルボとカランの突き出し調整金具の接続ねじ部分から。素材が砲金で、齲蝕を起こして、金属に穴が開いてしまっていた。
齲蝕とは本来は歯科の用語で、逆流性食道炎などで歯に胃酸などが頻繁に付くと、歯のエナメル質がボロボロになる症状。症状的に似通ってるので、配管業業界で使われる。
砲金自体は船などによく使われるので、錆などにはものすごく強い金属。ただこの継ぎ手は鋳造されたものを削って作られている様だ。鋳造というのは金属異物がポツポツと、どうしても混入するものだけれども、その異物金属が腐食に弱いものだと今回のような錆穴が開く。この金具たぶん30年以上前から付いてるので、30年かけた起ったことで、多分ここ数年はにじむぐらいの漏れだったのが、齲蝕がすすんで穴が大きくなり、昨日ぐらいで大きく噴き出した模様。この素材原因の事故はたまにあるそうだ。こういうのの耐久期間は長い様だが、30年かよくもったほうか。
当時はこれしかなかった。今だと600円のステンレス製のものが発売されている。サスであれば今回のようなことは起こらなかったかもしれない。エルボの方も錆が酷いので、金具は2つ交換することにした。
今からは配管材料そろえて、エルボの交換。あとは壁を付けるまで、栓して水道復旧。
これ以上は壁の中がまだしけってるので、今日はここまで。
ひとつ大助かりなことがあった。基礎の上の横の木が水に強い木材使ってるらしく、全く痛んでる様子がなかった。ここが水に弱い木だと、ここもグスグスで、大きく壁を取り壊し、横の木を交換しないといけなかったところだった。
壁の中、ボードの向こうに仕込まれた給水や排水は、問題あった時壁をぶち破らないといけない。ぶちやぶるのは楽しかったが、この修理は手間がかかる。うんざりだ。
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