王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

少子化問題 その5 予測より2年早く 人口初の減少 

2005-12-23 13:08:14 | 少子化問題
人口初の自然減 厚労省推計 予測より2年早く (産経新聞) - goo ニュース
2002年1月厚生省の国立社会保障・人口問題研究所は日本人の人口は2006年1億2774万人を最多にして(という事は2007年から減少に転じ)2050年には1億0059万人に減少すると発表していた この(中位)予測より2年早く少子化(人口の減少)が始まった

細かい話は以下に述べているから時間と興味のある方はその2から立ち読みしてください

少子化問題 その1 国策の根幹     2005年09月24日   
少子化問題 その2 やがて世界中でも 2005年10月21日  
少子化問題 その3 楢山節考 2005年10月22日       
少子化問題 その4 日経社説より 2005年10月24日 

日本の人口も世界の人口も地球という生命体の出すエネルギーの多寡による影響を受けての増減であります それに対しては助成金を出したり、エンジェルプランとかで女性に子育ての加重を掛け無いようにすれば増えるという次元の問題では無いのです  男女共同参加云々も勿論関係ない 当面、幼児や子持ちの夫婦に爺婆より厚く援助をする 保育施設を充実する それはそれで宜しいことですが問題の本質ではないのです
人間という動物が本能的にエネルギーの枯渇を感じ増えるのを止めたのが実態なのです 日本より50年遅れになりますが増えに増えていたアフリカやアジアの貧困地帯でも子供を生まなくなるのですからね これは冷厳な事実なのです 増えないという事を受け入れれば後は解決法を考える事が出来ます

大昔の国であれば人口減は深刻です 即徴税基盤の沈下、兵力の減少です 今の日本はもう少し複雑と思いますが、それでもすでに野に有る賢人達が色々な角度から案件解決を提唱しています 徴税制度、社会保障(年金、健康保険、介護)、国家予算、特別会計、国/地方の借金等など これ等は皆戦後7300万人ほどの人口が1億2800万人ほどになる中で人口が当然増えるとの前提で制度化され問題の本質解決を先送りにしてきたのです 

まず 国の借金(国債発行残高)750兆円つまり今生まれた赤ちゃんも含め590万円を背負っている状態の整理をしなければいけません 今20歳の若者も40歳の働き盛りも戦後の誤った政策から開放しなければなりません 次に溜めた溜めた外貨(主にドル)7000億ドルをこれ以上増やさぬ為、米国と命がけの交渉をしなければならないでしょう 金と交換も出来ないドルの上米国からそのドルで物が買えないのでは紙切れと同じです これを解決する枠組みを考え出す事 そしてそれを実行できる人が今後の日本の棟梁となるお方です 知恵を絞りましょう 知恵は只です 赤ちゃんを国の借金から青年を年金の強制徴収や増税から働き盛りを住宅ローンから開放しましょう
 
コメント (8)
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天皇陛下 72歳のお誕生日

2005-12-23 08:45:38 | 天皇家
天皇陛下の誕生日会見全文 (朝日新聞) - goo ニュース
今日は天皇陛下のお誕生日です 天皇陛下72歳のお誕生日おめでとう御座います
天皇陛下は長いこと皇太子殿下でいらっしゃいました 爺は小学生の頃 皇太子殿下(今の天皇陛下)がラジオニュースで放送した“英国女王エリザベス2世の戴冠式にご参列のためプレジデント・ウィルソン号で横浜港よりお立ちになります”の道すがら日の丸の小旗を持ってお見送りしたのを覚えている 確か学校行事の一環であったと思う
そんなわけで皇太子殿下或いは皇太子様と耳にするとつい天皇陛下のお顔が頭に浮かんでします 老妻もそうだと同意する 何かと意見の合わない夫婦だがこの点はピタリ一致だ 従って皇太子妃と耳にすると皇后陛下(美智子様)のお顔が出てきてしまう
 
それでもここ1-2年は天皇皇后両陛下と耳にすると2回に1度くらいは正しいお顔が浮かぶようになった
天皇陛下はご即位にあたり憲法の規定に従いその勤めを果たすご趣旨の発言をされたと思う 爺は感動したが良く書物を読んでみると父君昭和天皇のお考えに沿うていらっしゃる様だ
今回誕生日に際して記者団との会見にあたり極めて印象深いお言葉があった サイパン島を慰霊された事に関しその惨劇の様子を述べられたあと以下の様に付け加えられた
“日本は、昭和の初めから昭和20年の終戦までほとんど平和な時がありませんでした。この過去の歴史をその後の時代とともに、正しく理解しようと努めることは日本人自身にとって、また、日本人が世界の人々と交わっていくうえにも、極めて大切なことと思います 戦後60年にあたって、過去の様々な事実が取り上げられ、人々に知られるようになりました。今後とも多くの人々の努力により、過去の事実についての知識が正しく継承され、将来に生かされることを願っています”

右派の責める自虐史観、左派の諍いする靖国史観 その真ん中に真実が有るのであろう 日本民族の心の錘である天皇陛下の存在は穏やかであるが重い

女性・女系天皇に対する質問には回答を控えられた

天皇陛下の益々のご健勝とご一家の弥栄を祈念申し上げます
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