王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

診療報酬引き下げ 下げ幅3.16%

2005-12-19 09:16:30 | 政治と経済
診療報酬改定、過去最大の下げ幅3・16%で決着 (読売新聞) - goo ニュース
2000年代になってから年間30兆円 放っておけば毎年1兆円規模で増加すると言われている国民の医療費に対する(医師や病院に対する)公的保険から支払われる診療報酬が3.16%の下げ幅で決定した 引き下げ幅は過去最大
報酬改定は2年ごとに行われる 今回は、これまで最も大きかった4年前のマイナス2・7%を超える下げ幅だ その他の改定とあわせ2400億円の医療費国庫負担が削減される見通し

昔は日本医師会に武見某等の大物がいて自民党の厚生族を取り仕切っていた 近くは橋本元総理 しかし彼は日本歯科医師会から1億円の賄賂を飲んでしまった疑惑で警察の取調べ中 厚生族の威力は昔の面影無し 春秋の筆法を借りれば橋本元総理の賄賂が2400億円の節約を生んだ事になる 橋本元総理有難う 

爺は思う 国民の大切な金の蛇口が細くなった事を歓迎する 次に診療報酬が適切な支出となる様制度改革の実効を訴えたい 病気で健康保険を使って医師に掛かるとその国負担分はレセプトと呼ばれる請求書が医師より関係機関に提出される その中で余り多額の請求とかおかしな請求は各健保や個人が点検をして差し戻すのだけどその審査をする中央なんちゃら会を構成するのは大多数が医師なのだよ そこで水増し請求や架空の請求は異常なしの判定になり支払われてしまう 爺も若い頃サラリーマンで健保組合の理事もやった事があるから理事長が悔しがっていたのを思い出した この組織にもっと利用者側(健保、患者)の人間を入れ必要ならNPO法人により多額請求は徹底点検をすれば不要経費は大幅削減されよう

医は算術の医師病院が減れば総額は減って医療の質は良くなる

写真は橋本元総理
コメント (1)
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