王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ぶらり北京3日目 帰国

2005-12-14 22:10:25 | 中国関連
各地で積雪1メートル、19日まで警戒 (朝日新聞) - goo ニュース
今日で北京3日目 昼チェックアウト予定 9時におきてホテル朝飯無しで昨日の四川小吃で同じような注文 猪叶とかいてあったから豚の肺臓の千切りも頼む 明朗会計で27元 今朝は寒い今年の冬一番の寒さらしい 今マイナス六度 日中の最高気温がマイナスの一度位とか それに風が土ぼこりを巻き上げて吹くから体感温度は酷く寒い 連れの先生曰く この寒さにやられて面タン(顔面神経麻痺 目が閉じない、唇の片方が垂れる、顔半分が下がるなど)を患う人が多いと 朝髭のそりたての顔をこの風に当てるとやられると 急いでマフラーを巻き上げる そうかそれで先生は朝髭を剃らなかったのか そういえばおばさんたちはマフラーで頬かむりしてその下で大きな四角いマスクをしている そうか鳥インフルエンザを警戒してるのではなかったのか 天安門か前門までちょこっと行こうかと思ったが急にビビッタ

ホテルの角をチョット曲がると胡同(フートン)が残っている 爺の好きそうな簡易食堂 ななんとニーハオトイレ(大の際隣との間に仕切りが無い 大が下に落ちるための幅20センチ長さ30センチほどの四角が空いているだけのぼっとん便所)が残っている

灰色にくすんだ家の出入り口にリヤカーで練炭を積んだおじさんが練炭を運び入れている 炊事と暖房(クアンというオンドルとも)に使われている証だ 写真は練炭をのせたリヤカー でも直ぐそばまで大型ビルの工事が進んでいるのでそれこそオリンピックまでの命だろう そのうち観光用の胡同村ができてそこでしか見られなくなりそー

風とほこりの中をうろうろきょろきょろたちまち時間は経ってしまう ホテルに帰りシャワーと荷作り昼に退房(チェックアウト)電話代の清算後黙っていたら領収証も寄越さない
ガイドの車で一路空港へ
順調に出国手続き終わりNH906の出発ゲートへ 前回もそうであったが今回も十組ほどの北欧系の夫婦が中国人の0-3歳位の(恐らく)養子を1組当り1-2人を連れて飛行機を待っている 実に偉い 時に個人が2-3人の毛色の違う子供を(養子にして)連れて歩いているのを見るが爺がたまに北京にいるのに二度も見たという事はしばしばこの国の方たちは中国人の養子を貰って育てているのであろう 昔は日本でも親類から養子というのがかなり普通にあったが今では不妊治療とか体外ナンチャラに関心が向いている フリーセックスとか無修正ポルノとか高負担高福祉とか耳にするがこの人たちの生き様は宗教なのか団体なのか我々とは違う精神の筋金を感じる
感激にふけっている間に登場案内 チキンかシーフードか聞かれてチキンを頼んだにポークが出てくる全日空906便B級サービスに満足し映画を見てる間の3時間ジェット気流に乗り行きより1時間も早く成田へ

全てきびきび予定通りの日本 さっさと成田を後に午後十時には横浜に ニュースを開いたら日本本州に大雪だと 北京の寒さが只者でなかった訳だ いろいろ勉強になった旅行だった 可愛くない爺も旅をしろ!
 
  
コメント
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