日本の援助隊第1陣が北京到着、被災現地に向かう(読売新聞) - goo ニュース
今朝TVニュースを見ていると日本の救助隊が四川省の成都の到着していました。
JALの北京行き最終便で出かけましたから北京着夜9時頃(現地時間)この時間で成都行き国内便に乗れたと言うことは特別便でも用意していたのですかね?
早被災地に向かうとの事です。生き埋めの救助に大切な初動の72時間が過ぎていますが「経験と技術力」を生かして一人でも多くの中国人を助けてあげて欲しいと願っています。
但し爺は「隣人の困難を助ける気持ち」に敬意を払いますが、その効果についてはやや疑問です。
TVの映像で見るとおり今ではM7.9という直下型の地震に襲われ一般家屋は崩壊、中型のビルも倒壊したり、1-2階がひざを折った様に崩れたり、柱と梁が辛うじて残りまわりは瓦礫の山みたいな状態です。
日本の救助隊が活躍できるのは「高性能ジャッキ」「電動カッター」「強力なウインチ」などで電源が求められる、小型発電機の燃料が調達出来る、大型クレーンで重機の使用が可能である様な条件が整わないと威力を発揮できないのでないかと危惧しています。被災地は電気、ガス、水道さえ供給が途絶しているようですし現地に入るには徒歩に頼るしかないほど道路が寸断されています。大型重機の搬入など出来そうもありません。
TVで見る限り学校の崩壊現場をみれば崩れ落ちた柱や梁を住民では撤去できないし壁の部分は厚くて素手では穴が開けられないので「僅かな隙間から瓦礫を掻き出して生存者を助けている」様に見えました。余震も有りますからそれでも献身的な救助活動に見えます。
圧搾空気で動くドリルか何か壁に穴を開けるのに効果あるのでないかとか酸素溶接機の類を使って柱や梁の鉄筋を焼き切るのも手と思えますが無いものねだりなのでしょう。
後は経験と累積する技術知識を生かして「ローテク・ミドルパーフォマンス(機材に余り頼らないでそこそこの効果を挙げる)」を編み出して欲しいものです。
今日は第2陣が出発とか。
繰り返しますが一人でも多くの人を救ってあげてください。
お願いします。
読売新聞:
【北京=杉山祐之】日本政府の国際緊急援助隊の第1陣31人が15日夜、北京に到着し、四川省成都経由で同省広元市青川県の被災地に向かった。
16日朝に現場に到着、直ちに救援活動を始める予定。同隊の小泉崇団長は北京空港で記者団に対し、「地震発生から相当時間が経過しており、厳しい状況での救援活動になるのは覚悟している。生存者がいると信じ、1人でも多くを救うよう全力を挙げたい」と語った。
青川県は成都の北北東約400キロにあり、家屋の8割が倒壊しているという。
16日に出発する第2陣29人は現場で合流する。(引用終わり)
写真:読売新聞
今朝TVニュースを見ていると日本の救助隊が四川省の成都の到着していました。
JALの北京行き最終便で出かけましたから北京着夜9時頃(現地時間)この時間で成都行き国内便に乗れたと言うことは特別便でも用意していたのですかね?
早被災地に向かうとの事です。生き埋めの救助に大切な初動の72時間が過ぎていますが「経験と技術力」を生かして一人でも多くの中国人を助けてあげて欲しいと願っています。
但し爺は「隣人の困難を助ける気持ち」に敬意を払いますが、その効果についてはやや疑問です。
TVの映像で見るとおり今ではM7.9という直下型の地震に襲われ一般家屋は崩壊、中型のビルも倒壊したり、1-2階がひざを折った様に崩れたり、柱と梁が辛うじて残りまわりは瓦礫の山みたいな状態です。
日本の救助隊が活躍できるのは「高性能ジャッキ」「電動カッター」「強力なウインチ」などで電源が求められる、小型発電機の燃料が調達出来る、大型クレーンで重機の使用が可能である様な条件が整わないと威力を発揮できないのでないかと危惧しています。被災地は電気、ガス、水道さえ供給が途絶しているようですし現地に入るには徒歩に頼るしかないほど道路が寸断されています。大型重機の搬入など出来そうもありません。
TVで見る限り学校の崩壊現場をみれば崩れ落ちた柱や梁を住民では撤去できないし壁の部分は厚くて素手では穴が開けられないので「僅かな隙間から瓦礫を掻き出して生存者を助けている」様に見えました。余震も有りますからそれでも献身的な救助活動に見えます。
圧搾空気で動くドリルか何か壁に穴を開けるのに効果あるのでないかとか酸素溶接機の類を使って柱や梁の鉄筋を焼き切るのも手と思えますが無いものねだりなのでしょう。
後は経験と累積する技術知識を生かして「ローテク・ミドルパーフォマンス(機材に余り頼らないでそこそこの効果を挙げる)」を編み出して欲しいものです。
今日は第2陣が出発とか。
繰り返しますが一人でも多くの人を救ってあげてください。
お願いします。
読売新聞:
【北京=杉山祐之】日本政府の国際緊急援助隊の第1陣31人が15日夜、北京に到着し、四川省成都経由で同省広元市青川県の被災地に向かった。
16日朝に現場に到着、直ちに救援活動を始める予定。同隊の小泉崇団長は北京空港で記者団に対し、「地震発生から相当時間が経過しており、厳しい状況での救援活動になるのは覚悟している。生存者がいると信じ、1人でも多くを救うよう全力を挙げたい」と語った。
青川県は成都の北北東約400キロにあり、家屋の8割が倒壊しているという。
16日に出発する第2陣29人は現場で合流する。(引用終わり)
写真:読売新聞