王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

名ばかり店長 提訴

2008-05-10 08:35:52 | 社会
SHOP99“名ばかりの店長”…残業代支払えと提訴(読売新聞) - goo ニュース

昨日夕刻TVニュースを見ていたらこの話をやっていた。
SHOP99のアルバイトから店長になったら月収32万円位あった物が27万円位に減額してしまった。
それでも働き続けたのは長いバイト生活から正規雇用になったためと語っていた。

月収が減ったのは店長という役付きになった為、残業代が付かなくなった為である。その上店長はアルバイトの不在を自分の労働で埋めなければならず24時間営業のため労働が長期に及びうつ病から休職になったそうだ。

SHOP99のアルバイトの後、正規雇用となったのか?まったく別のアルバイトの後SHOP99に正規雇用されたのか事情が分からなかったが2006年9月の採用で9ヶ月後の2007年6月から10月までは「店長」として勤務していた。
まあ勤続1年足らずで店長というのもどうかと思うが、本人に能力が有ったとして月収が5万円も減ったらば「体の良い残業代対策」と取られても仕方が無い。
日本では産業別の労働組合が無いし、政府の最低賃金法も頼りにならない。

個人には辛いことだが起きる事例ごとにこうして「個人が裁判所の判断を仰がなくてはならない」
ぜひ勝訴して「うつ病」のほうも快癒して欲しい。


読売新聞:
 店長というだけで管理職とみなし、残業代を払わないのは違法だとして、コンビニエンスストア「SHOP99」の元店長で東京都八王子市在住の清水 文美 ( ふみよし ) さん(28)が、同店を展開する「九九プラス」(東京都小平市)を相手取り、未払い残業代など約450万円の支払いを求める訴えを9日、東京地裁八王子支部に起こした。

 訴状によると、清水さんは2006年9月に入社。昨年6月から10月まで都内の3店舗で店長を務めた。

 店舗は24時間営業だが、アルバイトなどの従業員がいない場合は店長が穴埋めをしなければならず、昨年8月にはほぼ24時間、勤務を続けたこともあったという。清水さんは長時間労働などが原因でうつ病と診断され、10月から休職している。

 九九プラス経営推進室は「訴状が来ていないので、コメントは差し控えたい」としている。(引用終わり)

コメント (2)
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