日本救援隊、能力生かせず無念の「撤退」 四川大地震(朝日新聞) - goo ニュース
活躍が期待された「日本の緊急援助隊」ですが、残念ながら十分な結果を残せないまま撤退というか撤収の様です。
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15日の夜成田を出て16日の朝には四川省の成都入りしている強行軍で休む間もなく激震被害地の青川県に向かったという報道でしたね。
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しかし路上の落石をぬって到着した第一の救助現場は「瓦礫の山」で救助隊の仕事と言うより大型重機を必要とする工事現場の様だったのでしょうね。
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出動の出遅れ--勿論救助隊の過失では無く中国側の政治的な理由と思いますが---12日午後に起きた大地震に4日後に駆けつけたのでは「生き埋め救助に大切な初動の72時間が失われてしまいました」
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でも12日夜日本を飛び立ったとしても大地震の被害も判然としない中、加えて震源地汶川周辺に路上の落石を縫って救助に入れたかは疑問です。
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その時は成都周辺で救急活動が出来たかもしれません。
何とも微妙な問題です。
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その後救助隊は「母子」のご遺体を回収、次の中学校の現場では13人のご遺体を回収したとニュースで聞きました。
その後はどうも「地震で出来たダムが決壊の恐れがある」との事で現地から撤収し今は成都に戻った様です。
今朝のTVでは「救助隊隊長」が中国政府の新たな指示があれば別の現場へもと答えていましたが、同時に地震発生から1週間経ち「生存者救助は限界」の感想を述べていました。
前日の町村官房長官の「救助隊の活動のあり方を検討する時期」と「医療隊のニーズはあり派遣の用意がある」との発言を併せ考えると「医療隊と入れ替わりに撤収」でしょうね。
適切な例えで有りませんが「ミイラ取りがミイラになってしまっては日中両国の責任問題にもなりかねない」所でしたよ。
救助隊の皆さんはご苦労様でした。
今後は冷静に救助活動を分析、検証して後日の改善策に繋げて欲しいものです。
人の頭のハエばかり気にしている時ではありませんよ。
日本でも大地震の観測が絶えません。
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爺は13日のエントリーでも書きましたが「今回の大地震の規模と現地ビルや一般家屋の構造が日本と違う」事から考えて「日本救助隊の軽度の装備、高度の技術と少ない人員」はミスマッチであった気がします。
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「早期に送り出せば人命救助が出来るとの日本側の意気込みと救助隊がくれば生き埋めから救われるとの中国側の過度の期待」が夢膨らんで夢しぼんだと様に見えます。中国のネット上で救助隊に対し異常と思える位の「感謝」が「失望から反感」に替わらない事を願います。
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「医療隊」が出向くようになれば「医薬品」を当面十分に持って行く或いは日本から活動拠点に潤沢に供給できる体制を作っていかないと何万人と言う負傷者の医療に役立つと思えません。
助けに行くからには現地の人に「良くぞ来てくれた」と感謝される実績を上げて欲しいものです。
お願いします。
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追記:救助隊は前日医療隊を成都に送り込んだチャーター便の折り返し便に乗り20日朝成田に無事帰還しました。ご苦労様でした。
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朝日新聞:
大地震が起きた中国四川省で救助活動をしていた日本の国際緊急援助隊は19日、北川チャン族自治県での活動を打ち切り、成都に引き揚げた。捜索に入るまでに連絡の行き違いやトラブルに振り回され、生存者の救出がかなわない中での事実上の撤退だ。中国側は謝意を示すが、隊員たちの表情には、思うように働けなかったことへの悔しさもにじんでいる。
19日夜、成都市内のホテルに戻ってきた日本の援助隊員を、待ちかまえていたホテル従業員や市民ら数十人が拍手で迎えた。バスから降りる隊員を取り囲み、携帯電話のカメラで写真を撮るなどした。だが、バスから降りた隊員らの表情は硬く、うつむき加減で足早にホテルの中に入っていった。(以下省略)
写真:黙祷する日本救助隊
活躍が期待された「日本の緊急援助隊」ですが、残念ながら十分な結果を残せないまま撤退というか撤収の様です。
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15日の夜成田を出て16日の朝には四川省の成都入りしている強行軍で休む間もなく激震被害地の青川県に向かったという報道でしたね。
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しかし路上の落石をぬって到着した第一の救助現場は「瓦礫の山」で救助隊の仕事と言うより大型重機を必要とする工事現場の様だったのでしょうね。
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出動の出遅れ--勿論救助隊の過失では無く中国側の政治的な理由と思いますが---12日午後に起きた大地震に4日後に駆けつけたのでは「生き埋め救助に大切な初動の72時間が失われてしまいました」
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でも12日夜日本を飛び立ったとしても大地震の被害も判然としない中、加えて震源地汶川周辺に路上の落石を縫って救助に入れたかは疑問です。
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その時は成都周辺で救急活動が出来たかもしれません。
何とも微妙な問題です。
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その後救助隊は「母子」のご遺体を回収、次の中学校の現場では13人のご遺体を回収したとニュースで聞きました。
その後はどうも「地震で出来たダムが決壊の恐れがある」との事で現地から撤収し今は成都に戻った様です。
今朝のTVでは「救助隊隊長」が中国政府の新たな指示があれば別の現場へもと答えていましたが、同時に地震発生から1週間経ち「生存者救助は限界」の感想を述べていました。
前日の町村官房長官の「救助隊の活動のあり方を検討する時期」と「医療隊のニーズはあり派遣の用意がある」との発言を併せ考えると「医療隊と入れ替わりに撤収」でしょうね。
適切な例えで有りませんが「ミイラ取りがミイラになってしまっては日中両国の責任問題にもなりかねない」所でしたよ。
救助隊の皆さんはご苦労様でした。
今後は冷静に救助活動を分析、検証して後日の改善策に繋げて欲しいものです。
人の頭のハエばかり気にしている時ではありませんよ。
日本でも大地震の観測が絶えません。
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「医療隊」が出向くようになれば「医薬品」を当面十分に持って行く或いは日本から活動拠点に潤沢に供給できる体制を作っていかないと何万人と言う負傷者の医療に役立つと思えません。
助けに行くからには現地の人に「良くぞ来てくれた」と感謝される実績を上げて欲しいものです。
お願いします。
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追記:救助隊は前日医療隊を成都に送り込んだチャーター便の折り返し便に乗り20日朝成田に無事帰還しました。ご苦労様でした。
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朝日新聞:
大地震が起きた中国四川省で救助活動をしていた日本の国際緊急援助隊は19日、北川チャン族自治県での活動を打ち切り、成都に引き揚げた。捜索に入るまでに連絡の行き違いやトラブルに振り回され、生存者の救出がかなわない中での事実上の撤退だ。中国側は謝意を示すが、隊員たちの表情には、思うように働けなかったことへの悔しさもにじんでいる。
19日夜、成都市内のホテルに戻ってきた日本の援助隊員を、待ちかまえていたホテル従業員や市民ら数十人が拍手で迎えた。バスから降りる隊員を取り囲み、携帯電話のカメラで写真を撮るなどした。だが、バスから降りた隊員らの表情は硬く、うつむき加減で足早にホテルの中に入っていった。(以下省略)
写真:黙祷する日本救助隊