麻薬探知犬の訓練で大麻紛失

探知犬訓練で大麻紛失　東京税関　無断で旅客荷物に(産経新聞) - goo ニュース

２５日成田空港手荷物検査場で税関の職員が麻薬探知犬の訓練中に「囮の大麻樹脂」を見落とし空港外に出してしまったそうです。
その上内規で禁止されている「乗客の手荷物」に大麻樹脂を忍び込ませていたそうです。
ＴＶで税関の偉いさんが悪そうな顔もしないで謝っていました。

疑い深い爺は幾つか疑問を持っています。
その１：最近の手荷物がカウンターに出て来るまで早くなりました。手荷物に大麻を仕込んでそれがカウンターに出てきた時に麻薬探知犬は配置に付いていなかった
が別のカウンターで待機していたので犬は大麻を見つけようも無かった。

その２：「税関申告書」があれば「大麻を仕込んだ手荷物がどうして見つかるのか？」ＣＡ５２０便の乗客全ての手荷物を確認してもらう為の材料の一つに過ぎなかったのでないかと思います。

その３：何で大麻樹脂なのでしょうかね？　麻薬の薬害を考えれば「ヘロインとかコカイン」が対象の方が有意義と思えるのです。
もっとも探知漏れで空港外に出る様な段取りでは「ヘロやコカ」は使えないでしょうがね。
その４：人の荷物に「麻薬」等入れていやですね。タイやシンガポールなら最悪死刑になる所ですよね。

何だか全員が「綱紀弛緩」に見えます。
巨悪を見逃さないでください。


産経新聞：
　成田空港の手荷物検査場で２５日に行われた麻薬探知犬の訓練中、東京税関の男性職員（３８）が旅行客のスーツケースに大麻樹脂約１２４グラム（末端価格約１００万円）入りのスチール製容器を勝手に入れ、紛失していたことが２６日、分かった。大麻樹脂は２６日午後９時ごろ、東京税関職員が都内のホテルに滞在している外国人旅行客のスーツケースから発見、回収した。携帯品申告書に基づき同税関職員が調べていた。

　同税関監視部の高橋靖之次長は「誠に遺憾。原因を究明して再発防止に努める」と謝罪した。

　同税関成田支署によると、訓練は２５日午後、第２旅客ターミナルビルの検査場で実施。同税関麻薬探知犬訓練センターの職員が、午後３時半ごろに到着した香港発キャセイパシフィック航空５２０便の旅客のスーツケースに、大麻樹脂入り容器を収納したという。

　訓練で一般旅客の荷物に大麻樹脂を収納するのは内規違反に当たるが、職員は「過去にも同様な訓練をした」と話しており、同税関では処分を検討している。
（引用終り）

城尾被告に死刑判決 長崎市長射殺

城尾被告に死刑判決　長崎市長射殺(朝日新聞) - goo ニュース

昨年４月選挙運動中の長崎前市長伊藤一長氏を射殺した城尾哲弥被告（５６歳）に長崎地裁が死刑判決を下しました。

選挙運動中の市長が元暴力団？の幹部に射殺されたと言うショッキングな事件でこれについては爺も一言書きました。

さてこの件で爺は幾つか考えました。
その１：僅か１年で「死刑の判決」が出ました。これは審理の迅速化を計る「公判前整理手続き」による効果だそうです。
その反面「手続きの対象にならなかった問題」例えば「殺害の動機を城尾が伊藤氏の家族に述べたい」との意向は顧みられなかった様です。
その２：一人殺しただけで「死刑の判決」ですから当然「永山基準」に反すると雄たけびが上がるでしょう
被告側は即日控訴しました。
その３：「被爆地長崎」との政治的メッセージが強く感じられた後を受けた現市長の市政は上手く行っているのでしょうかね？　昨日ＴＶにちょこっと映っていました。
その４：伊藤前市長の娘さん？と思いましたが「（市長選に立候補した）亭主が落選する様では長崎の秩序だか平和が危ない」見たいな感情的な発言をしていました。長崎の平和はどうなっているのでしょうか。

遠い所でインパクトが薄く情報がないので大事な話の割りに良く判りません。
まだ問題は続きそうですね。


朝日新聞：
長崎市長選中の０７年４月、伊藤一長・前市長（当時６１）を銃撃して殺害したとして、殺人などの罪に問われた指定暴力団山口組系の元幹部、城尾哲弥被告（６０）の判決公判が２６日、長崎地裁であった。松尾嘉倫（よしみち）裁判長は「民主主義を根底から揺るがす犯行で、極刑はやむを得ない」と述べ、求刑通り死刑判決を言い渡した。

　判決は犯行を「選挙民の選挙権行使を否定するものだ。選挙妨害としてこれほど直接かつ強烈なものはない」と指摘。被害者が１人にとどまることを考慮しても結果の重大性などから極刑を科すことはやむを得ないと述べた。
（以下省略）