王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

j総裁選 候補乱立

2008-09-06 07:48:23 | 政治
「第5の候補」石破氏が出馬意向表明、山本一・棚橋氏も動き(読売新聞) - goo ニュース

自民党総裁選の候補者が数日前と変わり5人とか言われています。
5人の中には山本一太参議院議員(外務副大臣)と棚橋泰文衆議院議員(元科学技術担当相)の二人は「推薦人20名」の目処が立たず天下の読売新聞は数に入れていないようです。そう言えば爺は棚橋氏の顔はTVで見て「ああこの人か」と知る始末ですから全国区の候補とは思えません。

仮に5人が総裁選候補としてもこの状態を何と呼んだら良いのでしょう?
百花斉放?
人材輩出?
群雄割拠?
どんぐりの背比べ?
お祭り騒ぎ?
一山幾ら? その他にも有りますかね?

革新や改革を行う政治は「少数精鋭」で行うのが筋です。
少数の鮮烈な意見が多数を従え、その意見が多数に埋没すると又次の少数が出てきて国民を主導してゆく。

55年体制とは「親米政策の下にソ連共産党の影響を排除して日本国を運営する。その為保守党内で政権をたらい回しする」という戦略でした。
ご周知のごとく親米政策は属米政策と成り果て、ソ連はロシア連邦と変わり共産党はその役目を終えています。

自民党が単独政権を維持したり、或いは第三党である公明党と組んでまで政権を維持する必然は何も有りません。

麻生太郎氏、小池百合子氏、与謝野馨氏、石原伸晃氏それに石破茂氏の5人には無党派層35%をうならせ(望むべくは)衆議院の解散総選挙に走らせる程の「鮮烈な政策を提言する様には見えません」

では民主党に変わって何が起きるのか? 余り変わらなくても政党の再編が起きる事でしょう。宗教政党である公明党を政権の隊列からはずし与党の再編が起きる事を期待します。本当の変革はそれからでそれまでは日本国民の苦難の道は続きそうです。

新総理大臣は解散選挙で民意を問うてください。 お願いします。


読売新聞:
福田首相の後継を選ぶ自民党総裁選(10日告示、22日投開票)で、津島派の石破茂・前防衛相(51)は5日、党本部で記者会見し、立候補の意向を表明した。

 既に出馬を確実にしている麻生太郎幹事長(67)(麻生派)、小池百合子・元防衛相(56)(町村派)、与謝野馨経済財政相(70)(無派閥)、石原伸晃・元政調会長(51)(山崎派)を含め総裁選は5人以上の候補者で争われる公算が大きくなった。

 石破氏は記者会見で、「テロとの戦いや、日米同盟、中国とどのように共存共栄を図っていくかなど外交・安全保障政策で民主党との違いを示したい」と述べた。立候補に必要な国会議員20人の推薦人について、既に確保していることも明らかにした。

 一方、山本一太参院議員(50)(町村派)は5日、党本部で記者会見し、国会議員の定数半減などを柱とする総裁選公約を発表した。棚橋泰文・元科学技術相(45)(津島派)も、推薦人集めを進めた。ただ、両氏とも推薦人20人を確保するめどは立っていない。
(引用終り)
コメント (2)
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