王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

王監督 今季限りで退任

2008-09-24 08:55:42 | スポーツ
王監督、今季限りで退任 胃を全摘出、体調戻らず(共同通信) - goo ニュース

昨日夕刻TVニュースを見ていたら「王監督が辞任の表明」とかでホテルの会場からライブの映像が流れていた。
王監督の平素わかりやすい話し振りと違って随分と長い要領の得ない話し振りであった。老妻も見ていて「いろいろ思い出すことが多いのですよ」と言い切ったが正にその通りだったのでしょう。
爺の印象に残った言葉は:
「一昨年腫瘍ができて手術をした。その後体力がもどかしいほど戻らない。体力を気にしながら選手を指揮するのは士気に悪い影響があるとわかった」
「今期は優勝を逃した。勝敗は関係ないと幹部は言って(慰留して)くれるが現場で指揮する者は結果責任を(取る)と考えていた。」
「寄り道・回り道をしながらここまできた。この経験が役に立てば協力したい」
「ファンの皆さん応援してくれる皆さん 本当に有り難う御座いました」

今期の途中、チ-ムの不成績にファンの一部が怒って「やめろー」とか横断幕を出したりバスに抗議したりしていた。これはファンの気持ちとしては「可愛さ余って憎さ百倍の心理」であろう。
横浜ベイスターズなんかも同様ですよ。

ソフトバンクのファンにTV局が「突然の辞任の話」の感想を聞いて歩いていたが「王監督の辞任を惜しむ声は圧倒的であった」
やはり王監督のお人柄であろうか。

手術後一時は骸骨に紙を張った様に見えた時期が有りここまでやらなくても「十分食えるだろうに」と爺は思っていた。
「球団の許可があれば野球の発展に身を尽くす」と言った様である。
WBCの事が念頭に有ったのであろうか?
名選手にして名監督であった王貞治さん
この王さんにして巨人でデビューしたての頃は「王ー王 三振王」とヤジられていたものでした。
この後は健康にくれぐれも留意されて、待ってましたとばかり群がり寄る商業主義のプロ野球オーナーの思惑にかき回されないで、悠々自適ぶりを見せて貰いたいものです。


共同通信:
プロ野球ソフトバンクの王貞治監督(68)が23日、今季限りで退任することを発表した。今後については明言せず「プロ野球で50年、本当にいい人生を歩ませてもらった。ほっとしている」などと語った。王監督は06年、野球の国別対抗戦で監督として日本を初代王者に導いた後、同年7月に胃の全摘出手術を受けた。翌07年から再び指揮を執ったが、体調は万全でなかったという。(引用終り)
コメント (2)
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