王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

三笠フーズ 汚染米を食料に転売

2008-09-07 10:02:34 | 社会
カビ汚染米、検査せず=福岡で転売発案-三笠フーズ(時事通信) - goo ニュース

数日前TVニュースで汚染米を扱った会社の責任者という人物がでてその話なら九州の営業所の話だ。やった(転売)と言うならそっちだ。と会社としてはいかにも無責任な返答をしていた。多分全社の管理をしていない人だったのであろう。
でもその答えぶりで「ああやってるな」と思えたから不思議なものだ。

6日の午前になって三笠フーズの社長が記者会見して「カビ汚染米や農薬のメタミドホス汚染米」を食料用に転売して利を上げていた事を謝罪した。
没道義(もどうぎ)とはこの社長に相応しい。

汚染米の「食品以外の用途」なんて爺は知らないが「仮にエタノールの原料」だとしても「出し元の農水省は三笠に対し売り先と数量位は記帳させ定期的に点検する必要があるだろう」と思った。
農水省の出先は「台帳の点検を行っていた」が事前に日時を通報していたので事務所では「二重帳簿を用意してうその方を見せていた」そうだ。
これでは警察が麻薬や銃砲の取り締まりの前にヤクザに事前通報する様なもので何も出やしない。

汚染米転用は5年前からとか10年前からとかの話もあるが「お決まりの帳簿がすでに無い」そうだ。

汚染米の売り先は「かし・焼酎・豚のえさ」だそうだがなんという名前であろうか? そもそも汚染米処分先がこの「三笠フーズ」だけなのであろうか?
まだまだ闇は深そうである。
消費者はうるさいのだから太田農水相には残り期間頑張って調べてみて貰いたいものである。
それにしても日本人と豚は強い。 不幸中の幸い「この転売による食害」は出て無いそうである?!

本当であろうか?
もう少し広がりを見守りたい。

時事通信:
大阪市の米粉加工会社「三笠フーズ」が農薬やカビに汚染された事故米を食用に転売していた問題で、同社がカビの生えた米を、カビを除去しただけで検査せず売っていたことが6日、分かった。同社は「安全性に問題はない」としている。

 冬木三男社長(73)によると、同社では目視でカビの有無を確認。カビの塊を除去し、精米機にかけていた。一方、有機リン系殺虫剤メタミドホスに汚染された米は外部の検査機関で数値を計測。厚生労働省の基準値以下だったため転売したという。

 同社は1997年、取引先だった福岡県の業者から営業権を譲り受け、経営者父子を社員にした。この業者は以前から事故米を扱っており、転売は同社の顧問的立場になった元経営者(76)が発案し、息子の宮崎雄三前九州営業所長(49)が冬木社長に提案。社長が転売を指示した
コメント (2)
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ロシア出身の関取 精密検査も陽性

2008-09-07 06:46:39 | 社会
露鵬と白露山 精密検査も大麻陽性(産経新聞) - goo ニュース

6日ロシア出身の関取露鵬と白露山に精密検査でも大麻の陽性反応が出た事が明らかになりました。

この話も爺がブログを書き始めた頃なら簡易検査で陽性反応がでた時に「けしからん奴等だー」とか「北の海理事長はー」とか怒りまくって書いていたと思います。

我々もそうですが健康診断での簡易検査ですとその日の体調で「疑いあり」に引っかかる事がありますからここは精密検査の結果が出るまで待つのが良かろうというわけです。

さて白露山の親方であり教会の理事長である北の海は「どこか別の機関でもう一度でも二度でも検査して」見たいな事を言ってるとか?
国内唯一の国際ドーピング検査の資格のある機関の決定に「何を言っているの?」という気がします。或いは吸引後時間が経つと反応が出なくなるのでしょうか?

ところで「大麻」は陽性反応が出ただけでは犯罪にならず「大麻そのものや吸引具」を所持していないと立件に至らないそうです。
部屋からはその様なものは発見されず自主点検では限界のようです。
ここは警視庁のお世話になるのが次の展開でしょう。

それにしても北の海理事長の反応は鈍いですね。
相撲は強かったかもしれませんが「八百長相撲」「時泰山死亡」そして「一連の大麻事件」どれを見てもその反応の鈍さに驚くばかりです。
大学出身の親方も増えてきているようですが北の海の現役時代の実績を前には「筋道の通った話しでも主張しにくい世界なのでしょうかね?!」
まだ55歳 晩節(と言うには早いかもしれませんが)を汚さないよう頑張って欲しいものです。


産経新聞:
日本相撲協会による抜き打ちの簡易尿検査で大麻に陽性反応を示したロシア出身の幕内露鵬(28)=大嶽部屋=と十両白露山(26)=北の湖部屋=は、専門の検査機関による精密検査でも大麻に陽性反応を示したことが6日、分かった。早急な対応を迫られる相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は「状況によっては週明けにも理事会を開くことを考えている」と述べた。

 6日午後には役員以外の親方が東京・両国国技館で「年寄総会」を開催。理事長の辞任を求める声が出るのは必至の情勢となった。


 同協会は4日に両力士の検体を提出。関係者によれば、検査機関の三菱化学メディエンスから5日夜に相撲協会に通知された。


 簡易尿検査で大麻に陽性反応を示したことについて、露鵬、白露山は一貫して使用を否定。露鵬は6日「やっていない」とあらためて否定し、14日初日の秋場所に出場する意向を示した。


 この結果を受け、警視庁は今後、2人から再度、事情を聴くことを検討し、任意で捜査を進めるとみられる。


 白露山の師匠でもある北の湖理事長は「本人たちは(大麻の)使用をずっと否定しているのだから、この段階で何かを言えるものではない。いろんな鎮静剤などの成分が入っているかもしれないので、また違うところで検査してもらいたい」と話し、検査を新たにやり直す意向を示している。


 しかし、三菱化学メディエンスは、世界反ドーピング機関(WADA)から認定を受けている国内では唯一の専門機関。5日の横綱審議委員による総見でも、北の湖理事長の責任問題を含めた厳しい意見が出ていた。(引用終り)
コメント (4)
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