ヤマト 宅配個数 3年ぶりに減少 ！！

法人客４割打ち切り、ヤマト宅配個数３年ぶり減

昨日5日ヤマト運輸は、２０１７年度の宅配便の取扱戸数が前年度比1.7％減の18億３６６８万個だったと発表しました。
宅配便の伸びが著しく「冷凍あるいはチルド」指定便なのに集荷場で捌ききれず水の滴る状態で届け先へなんてサービス水準がＴＶのニュースショーで取り上げられたのは数年前からです。
そして昔はセールスドライバーと呼んで走りながら荷物を運ぶのはＸがわ急便のドライバーと言われていましたがここ数年はヤマト運輸のドライバーも走って荷物を運んでいるのを何度も見ました。

背景には物販大手の宅配利用が増えそれを無制限に受け入れてきたヤマトをはじめとする宅配各社のガバナンスの無さが指摘されています。
その結果ドライバーの超過勤務、残業代の未払いついにはドライバーの絶対不足と数々の問題を突き付けられました。

昨年から(めったに使わないけど）１２０センチサイズの宅配便が値上げ里しましたよ！
ヤマトもアマゾンを始め大手のユーザーと値上げの交渉と個数の抑制を交渉してきたのでしょうね？！
その結果４割が他社に流れたそうです。
その割には宅配個数の
減り具合がとても少なく感じられますが期中の変化ですから今年あたりはかなりはっきり減るのかもしれません？？？

所で企業の使命は社会的に永続が求められます。
ヤマト運輸の親会社ヤマトホールディングは暦年決算の様です。
先月締めになった２０１８年第1四半期の決算はどうなるのでしょう？
売上高減、利益増か？　売上高減、利益も減になるかそしてヤマトの通期での見通しはどうか？
楽しみですね。
しっかり見守りましょう！


写真：ヤマトの宅配員

産経新聞：
宅配便最大手のヤマト運輸は５日、２０１７年度の宅配便取扱個数が前年度比１・７％減の１８億３６６８万個だったと発表した。

　前年度割れとなるのは、１４年度以来３年ぶり。

　ヤマトは昨年、大口の法人顧客約１１００社と交渉を行い、荷物量の抑制と運賃の値上げを要請していた。交渉の結果、約４割がヤマトとの契約を打ち切った。

　ヤマトの取扱個数はインターネット通販の拡大に伴って急増し、１６年度に過去最多を記録。人手不足で荷物がさばききれず、ドライバーの長時間労働などにつながっていた。
(引用終わり）