谷川翔、史上最年少V!内村の11連覇阻止&白井にも勝った/体操
昨日29日行われた全日本個人総合選手権(同時に世界選手権代表選考会)で男子は谷川翔選手が19歳2か月で史上最年少の優勝を飾りました。
オメデトウ御座います。
内村航平選手は予選のあん馬で落馬していました。浜爺はひねり王子の白井選手が来るものとばかり思っていました。
スポーツの世界ですから誰にでもピークシーズン(絶頂期)がありやがて新人に抜かれるという決まりにより王者内村航平選手もそこに差し掛かったかもしれません。
東京五輪出場枠に入るにはまだまだ勝ち抜かないといけないと思います。
谷川園主はもちろん白井そして打つ村選手にも頑張って欲しいものです。
写真:あん馬演技中の谷川選手
サンスポ:
体操・全日本個人総合選手権最終日(29日、東京体育館)世界選手権(10〜11月、ドーハ)代表選考会。男子は19歳2カ月の谷川翔(かける)=順大=が予選との合計172.496点をマークし、史上最年少優勝を果たした。白井健三(21)=日体大=が172.164点で2位。11連覇を狙った内村航平(29)=リンガーハット=は171.664点で3位に終わり、国内大会の個人総合で2008年9月の全日本学生選手権2位以来10年ぶりに敗れた。女子は村上茉愛(まい、21)=日体大=が予選との合計112.398点で3連覇。
ひときわ小柄で愛くるしい19歳が時代を動かした。賜杯を抱いたのは、11連覇の懸かった内村でも初の日本一を狙った白井でもない。大学2年の谷川翔だ。はにかんだ表情を浮かべ、誰より自分が驚いていた。
「内村さんと健三君は遠い存在だと思っていました。まさか勝てるなんて。夢のよう」
予選との合計得点による争い。トップの白井を0・068点の僅差で追う2位で決勝を迎えた。内村や白井と組み、大きなミスがなく緊張感が漂った第1班で、持ち味の演技の美しさで攻めた。
1メートル54、51キロの体のつま先まで意識の行き届いた倒立姿勢に、乱れの少ない着地。2種目目となった得意のあん馬では30選手中3位の14・700点をマークし、塚原直也が持った19歳4カ月の史上最年少記録を2カ月更新して優勝を飾った。
昨年大会は22位。ぎっくり腰の影響で思うように演じられず、昨夏には動けないほど症状は悪化した。希望となったのは千葉・市船橋高、順大と追いかけるように同じ道を進んできた兄・航(わたる、21)の存在だ。「憧れの人」が昨秋の世界選手権で初代表となり「おれも入ってやる」と奮起。技の難度よりも出来栄えを示すEスコアを重視する体操を磨いた。
地元・船橋市の健伸スポーツクラブで競技を始めた小学1年の頃から、徹底して美しい演技をたたき込まれた。当時、開脚のストレッチでは泣くまでコーチに背中を押され、柔軟性を養った。「あれがあったから今の僕がある」と懐かしむ。
内村と同じ大学2年、19歳での戴冠。「日本の美しい体操を世界にもっと見せたい」。2年後に迫る東京五輪で体操ニッポンの主役を目指し、ひたむきに駆ける。 (鈴木智紘)
★世界体操選手権への道
今年の世界選手権は団体総合で上位3カ国・地域が2020年東京五輪の出場枠を獲得する。代表は男女ともに5人。男子は個人総合の全日本選手権の予選、決勝の合計得点を持ち点に争われる5月のNHK杯の上位2人を選出する。3人目はNHK杯5位以内、4人目は12位以内が条件となり、6〜7月の全日本種目別選手権などの結果も踏まえて団体で貢献度が高く、種目別でメダルを狙える3人を選考する。女子はNHK杯上位6人が代表候補となり、日本体操協会の強化本部が最終的に5人を決める。
(以下省略)
昨日29日行われた全日本個人総合選手権(同時に世界選手権代表選考会)で男子は谷川翔選手が19歳2か月で史上最年少の優勝を飾りました。
オメデトウ御座います。
内村航平選手は予選のあん馬で落馬していました。浜爺はひねり王子の白井選手が来るものとばかり思っていました。
スポーツの世界ですから誰にでもピークシーズン(絶頂期)がありやがて新人に抜かれるという決まりにより王者内村航平選手もそこに差し掛かったかもしれません。
東京五輪出場枠に入るにはまだまだ勝ち抜かないといけないと思います。
谷川園主はもちろん白井そして打つ村選手にも頑張って欲しいものです。
写真:あん馬演技中の谷川選手
サンスポ:
体操・全日本個人総合選手権最終日(29日、東京体育館)世界選手権(10〜11月、ドーハ)代表選考会。男子は19歳2カ月の谷川翔(かける)=順大=が予選との合計172.496点をマークし、史上最年少優勝を果たした。白井健三(21)=日体大=が172.164点で2位。11連覇を狙った内村航平(29)=リンガーハット=は171.664点で3位に終わり、国内大会の個人総合で2008年9月の全日本学生選手権2位以来10年ぶりに敗れた。女子は村上茉愛(まい、21)=日体大=が予選との合計112.398点で3連覇。
ひときわ小柄で愛くるしい19歳が時代を動かした。賜杯を抱いたのは、11連覇の懸かった内村でも初の日本一を狙った白井でもない。大学2年の谷川翔だ。はにかんだ表情を浮かべ、誰より自分が驚いていた。
「内村さんと健三君は遠い存在だと思っていました。まさか勝てるなんて。夢のよう」
予選との合計得点による争い。トップの白井を0・068点の僅差で追う2位で決勝を迎えた。内村や白井と組み、大きなミスがなく緊張感が漂った第1班で、持ち味の演技の美しさで攻めた。
1メートル54、51キロの体のつま先まで意識の行き届いた倒立姿勢に、乱れの少ない着地。2種目目となった得意のあん馬では30選手中3位の14・700点をマークし、塚原直也が持った19歳4カ月の史上最年少記録を2カ月更新して優勝を飾った。
昨年大会は22位。ぎっくり腰の影響で思うように演じられず、昨夏には動けないほど症状は悪化した。希望となったのは千葉・市船橋高、順大と追いかけるように同じ道を進んできた兄・航(わたる、21)の存在だ。「憧れの人」が昨秋の世界選手権で初代表となり「おれも入ってやる」と奮起。技の難度よりも出来栄えを示すEスコアを重視する体操を磨いた。
地元・船橋市の健伸スポーツクラブで競技を始めた小学1年の頃から、徹底して美しい演技をたたき込まれた。当時、開脚のストレッチでは泣くまでコーチに背中を押され、柔軟性を養った。「あれがあったから今の僕がある」と懐かしむ。
内村と同じ大学2年、19歳での戴冠。「日本の美しい体操を世界にもっと見せたい」。2年後に迫る東京五輪で体操ニッポンの主役を目指し、ひたむきに駆ける。 (鈴木智紘)
★世界体操選手権への道
今年の世界選手権は団体総合で上位3カ国・地域が2020年東京五輪の出場枠を獲得する。代表は男女ともに5人。男子は個人総合の全日本選手権の予選、決勝の合計得点を持ち点に争われる5月のNHK杯の上位2人を選出する。3人目はNHK杯5位以内、4人目は12位以内が条件となり、6〜7月の全日本種目別選手権などの結果も踏まえて団体で貢献度が高く、種目別でメダルを狙える3人を選考する。女子はNHK杯上位6人が代表候補となり、日本体操協会の強化本部が最終的に5人を決める。
(以下省略)