王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

19年のブラック企業大賞は「三菱電機」初の2年連続受賞

2019-12-24 10:58:59 | 駄目だ! こりゃ
昨日23日ブラック企業大賞企画委員会は「ブラック企業大賞2019」の受賞企業を発表しました。
今年1番のブラック企業(労働環境など)を決める皮肉を込めて賞を贈る企画だそうです。
2019年は8社い自治体がノミネート。大賞は「三菱電機」で二度目の受賞なりました。  恥ずかしい >
「三菱電機」は今年新人が自殺をするまで追い詰められた労働環境が認められ?
過去数年の過労による精神疾患や自死に対する2018年の大賞に次いで2年連続となった真っ黒な環境の様です。
浜爺の様な信じやすい人間は「天下の三菱ーーー!」と思ってしまいますがね。
そういえば、天下のセブンーイレブンは、ここをクリック⇒残業代未払い問題で、同じく天下の電通が労働法違反で「特別賞」を得ていますから、「天下のー」だから良い会社とは限らないから若い人は用心が肝心です。
若いという字は苦しいという字に似ている !! 頑張ってください。

写真:発表会会場

ITmedia ビジネス:
ブラック企業大賞企画委員会は12月23日、“今年1番のブラック企業”を決める「ブラック企業大賞2019」の受賞企業を発表した。労働環境などに問題があった企業を選出し、皮肉を込めて賞を贈る企画で、19年は8社1自治体がノミネート。大賞は「三菱電機」で、二度目の受賞となった。
 「特別賞」は、再三にわたる労基法違反が問題視された電通と、残業代未払い問題で話題となったセブン-イレブン・ジャパンの2社が受賞。「Web投票賞」はパワハラ問題で注目された楽天が、「#MeToo賞」は市の幹部が女性記者に対し性暴力をふるう事件が起きた長崎市が受賞した。
●大賞は過労自死問題で話題の三菱電機
 大賞を受賞した三菱電機は、「ブラック企業大賞2018」でも大賞を受賞した企業。14〜17年にかけて男性社員5人が長時間労働によって精神疾患などを発症し、うち2人は過労自死していたことが18年に発覚。子会社であるメルコセミコンダクタエンジニアリング(MSEC)でも17年末に40代の技術者が自死し、こちらも長時間労働による労災と認定されている他、19年8月には再び三菱電機で20代の男性新入社員が自死。教育主任の30代男性社員が、自殺教唆の疑いで書類送検されるなど、数年にわたって問題となっていた。
 ブラック企業大賞企画委員会は「あまりに異常なことが起きていると言わざるを得ない。悲しみと怒りを込め、大賞として表彰する」としている。
 ブラック企業大賞は、従業員に長時間労働を強いる、残業代を未払いにする、いじめやハラスメントがあるなど、労働環境に問題があった企業を、弁護士や大学教授、ジャーナリストなどからなる実行委員会が選出し、皮肉を込めて“賞”を贈るもの。
 過去には、過労自殺が相次いだ三菱電機(2018年)、営業社員の左遷が問題視された「アリさんマークの引越社」(2017年)、新人女性社員の過労自殺で話題になった電通(2016年)などが大賞を受賞している。例年授賞式には受賞企業を招いているが、これまで出席した企業はなく、今年も出席した企業はいなかった。
 ブラック企業大賞企画委員会は「8回もやるとは思っていなかったが、ブラック企業と呼ばれる企業は減らない。続けざるを得ない状態だ」とコメントしている。
 「例年通りの傾向だが、過労やパワハラによる自死や病気が多かった。それでも、われわれが選定するところに届くのはごく一部だ。まだまだ日本の“真面目に働いたら亡くなってしまう”という傾向はいまだに変わっていないのだろと思う」(ブラック企業大賞企画委員会)(引用終わり)
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海洋へ・大気へ・併用も…原発処理水「放出」で3案議論

2019-12-24 09:38:19 | 福島原発事故
昨日23日政府は「福島第一原発の汚染水処理」について「有識者会議の報告書案」を発表しました。
あーこれで、去る9月小泉進次郎環境大臣が就任する前日、ここをクリック⇒前任の原田環境相が所管外なのに「福島原発の汚染水処理」について発言した意図が明確になりました!!
浜爺の様な素人が原田前大臣の発言は「政府の観測気球か威力偵察射撃か?」と思った事が、今回の「有識者会議の汚水処理案」の発表で、正しく図星だったことがわかりました。
その露払いは2017年7月に時の東電会長が「汚染水海洋放出」を発言し、原子力委員会や県知事から反発を受け、そんな意図は無い事と発言がうやむやになった事ありました。 発言は時々の汚染水タンクの収容余力の限界とリンクしています。  冷や汗 >
「有識者会議の汚染水処理案」は6案から3案に絞られ提示されました。
第1案は「薄めて海洋に放出」
第2案は「温めて空気中に放出」
第3案は「1と2案の併用」 の様です。
まあ第2案は「火力か電力で汚染水をじゃんじゃん高温にするにはコストが掛かりCO2問題」にも関わるので日本ではどうでしょうかね??
行き着くところ?「海洋へ放出」ですかね?
福島原発事故が起きたた直後、フランスはアレバ社の女性CEOがサルコジ大統領と飛んできて、ここをクリック⇒「従業員と思って(使って)ちょーだい!」とぶち上げ、それを信じた我々は何だったのでしょうかね???
海へ流すのは簡単かも知れません?!
でも、当面、福島沖の漁場の魚は売れなくなりそうです。
海水は素人が思うほど拡散しないともいいます。しかし長年の間には東北と東京湾の入り口辺りまでは広がりそうです。
浜爺は汚染水被害が出るころは、この世とでオサラバばですから関係は有りませんが孫たちの事を考えると慎重に対処するよう「有識者会議案」の進行を見守る必要があります。
東京五輪の招致の際、安倍首相は「福島原発は アンダーコントロール」とか言ってました。
お父さんお母さん世代の若者は議論を厳しい目でしっかり監視してください。
お願いします。

写真:3案による利害の比較

読売新聞:
政府は23日、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水を浄化した処理水の取り扱いについて、タンクに保管する処理水の放出を前提に、処分方法や実施時期を決めるよう求める有識者会議(委員長=山本一良・名古屋大名誉教授)の報告書案を公表した。実現可能な放出方法として「希釈して海洋に放出する」「蒸発させて大気に放出する(水蒸気放出)」「併用」の3案を示しており、同日の会合で議論する。
 処理水は、原子炉内の溶融した核燃料を冷却する際に生じた汚染水などから浄化装置でトリチウム以外の放射性物質をほぼ取り除いた水だ。敷地にある1000基近くのタンクに約110万トンを貯蔵する。汚染水は1日約170トン増えている。
 有識者会議は2016年秋以降、風評被害などの影響も踏まえて断続的に検討してきた。この日、事務局側が過去に検討した五つの処分方法のうち、実績のある二つの処分方法とその併用に絞る形で示した。
 2案のうち、海洋放出は国内原発で幅広く行われており、国の基準を下回るまで薄めて海に流す方法だ。水蒸気放出は高温で蒸発させて排気筒から上空に放出し、大気中で国の基準を下回るようにする。米スリーマイル島原発事故の際に行われた。
 5案のうち、セメントで固めて地下に埋設するなど残る3案については前例がなく、技術的、時間的に課題が多いとした。
 放出時期や期間については「政府が責任をもって決定すべきだ」とした。報告書案によると、開始時期や年間の処分量によって処分期間は変わるが、最短でも10年前後はかかる。
 報告書案では「廃炉を終えるまでに処分を着実に終える必要がある」と明記。そのうえで風評被害に配慮し「必要に応じて貯蔵を行うことも含め、処分による影響を抑える」とした。地元を始め、幅広い関係者の意見を丁寧に聞くよう政府に求めた。
◆トリチウム=水素の仲間の放射性同位体で、三重水素とも呼ばれる。宇宙からの放射線でも作られ、自然界にごく微量が存在する。水道水にも含まれている。日常生活で摂取しても水と同様、体外に排出される。放射能が自然に半分に減る「半減期」は約12年。ほかの放射性物質は沈殿させたり吸着させたりして除去できるが、トリチウムは水分子そのものに組み入れられているため除去が難しい。

 福島第一原発で生じる処理水の処分は、廃炉作業を円滑に進めるために避けて通れない問題だ。処分の遅れは、廃炉工程全体に影響する。有識者会議で示された処分を柱とする報告書案は、重要な一歩になる。 敷地には処理水をためる巨大タンクが林立し、万が一、漏れると廃炉作業が滞りかねない。政府と東電は風評被害を恐れ、処分を遅らせてきた。地元を中心に、農水産物が売れなくなる懸念などから反対の声が根強い。議論は3年以上に及んでおり、処分の時期を見通せない状態だ。だが、東電によると、処理水の保管はタンクの容量などから、現状で2022年夏に限界を迎える。今後の廃炉作業で生じる廃棄物を保管する場所を確保する必要があり、タンクの大幅増設は難しい。 国連科学委員会のモデルを使って政府が全ての処理水を1年間で処分する場合を試算したところ、海洋放出、水蒸気放出のいずれでも、自然放射線による影響の1000分の1以下であることがわかっている。 政府には今後、処分が科学的に問題ない点を丁寧に説明する姿勢が求められる。今以上に風評被害対策に取り組むことも地元の理解を得るためには欠かせない。(科学部 井上亜希子)(引用終わり)
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小学校長が女性教諭にキス、横浜停職12カ月の懲戒処分

2019-12-24 08:53:19 | 社会
昨日23日横浜市教育委員会は「市立の小学校長を停職12か月の懲戒処分にした」と発表しました。
他の情報と合わせるとこの校長は市立の新吉田小学校の藤城守(57)氏で、別の小学校に勤務する「30代の女性教師を研修との事で呼び出し」人のいない場所で無理やりキスをしたり胸を触ったり(わいせつ行為)をしたそうです。
この校長は同日付けで依願退職したとの事。
事件そのものは10月19日に起きていますから市教委の対応は比較的素早かったと思えます。
被害者からすれば、刑事事件にもなりかねない事案と思われますが、物証にも乏しく、こんな形で決着もやむをえないですかね?! 冷や汗 >
校長という立場の57歳にしてかかる「破廉恥な行為」に及び退職金は手にしましたが、世間や家庭内の立場やメンツは有りませんね。 あと3年穏やかに勤めをしていれば、定年後はそれこそ市教委のしかるべき役職等に付けたでしょう! 
藤城氏は「女性とは別な機会にも出会っていて“好意を持っている」と説明した様です?!
仮にそうだとしても、今回の行動は何かが欠落しています。
公務員という安定した職にありながらかかる愚行をする藤城氏の心理がわかりません。 

共同通信:
横浜市教育委員会は23日、別の小学校に勤務する30代の女性教諭に無理やりキスをしたなどとして、市立小の校長(57)を停職12カ月の懲戒処分にした。校長は同日付で依願退職した。
 市教委によると、校長は10月19日午後、勉強会の名目で女性教諭を横浜市内の喫茶店に呼び出し、店を出て人けのない場所に連れて行ってキスをしたり、胸を触ったりした。2人は過去に別の勉強会で知り合ったという。
 10月23日に教諭から市教委に相談があり発覚。校長は「自分に好意を持っていると思い込んだ」と話しているという。(引用終わり)
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