王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

時短営業セブンの契約解除へオーナー訴訟検討、営業は継続

2019-12-30 08:17:13 | 社会
29日セブンイレブン・ジャパンは「時短営業をしていた東大阪市の加盟店オーナーに対し、31日付けでフランチャイズ契約を解除すると最終通告」をしたそうです。
24時間営業に対する時短の問題で前から揉めてましたよね!
報道では「オーナー」との名称を使っていますが、他の報道とも合わせると店舗と土地はセブン本部の物の様で、一般的には「雇われマネージャー」ですよね!
浜爺が産業戦士の頃、石油業界の外資会社が「土地建物を用意」し、ガソリンを売る術にたけた人材を登用し「マネージャープラン(略して真似プラ」と呼ぶビジネスモデルが有りました。それのコンビニ版の様です。 冷や汗 >

コンビニの契約内容など知るくもありませんが、セブン本部とて昔は米国からの輸入商法ですから「契約は微に入り細にわたり」しっかり決められていると思います。
しかも、争点となっていた「時短」を解約の理由にせず「顧客からの(店への)クレーム」が多い事を理由にしましたから、実に上手に争点を外し、セブン本部は契約解除に持ち込んだものです!
店舗からセブン貸与?のPOSやATMが撤去され、商品の送り込みも終わったようですから、ここで食品関連の販売は難しそうですね!
問題の東大阪南小坂店(今年7月ー朝日より)

松木オーナーはあんまり頑張ると、店舗からの退去とか立ち入り禁止の仮処分などをかけられるか、反対に「解除通告無効」の仮処分などでまともな商売にはなりそうにも思えません。
それなりに「人手も確保し商売が良かった時代もあった」のだろうと思います。
商売を続けながら転身するのはなかなか難しいようです。
嘗て、セブン側は、ここをクリック⇒「見切り販売の制限」でも公取の措置命令を受けるなどタフな商法をとっています。
このオーナーが業界の大大手相手に「どれだけ綺麗に別れられるか興味を以て眺めています。

写真:29日 松本実敏オーナー

共同通信:
セブン―イレブン・ジャパンは29日、自主的に時短営業をしていた大阪府東大阪市の加盟店オーナーに対し、31日付でフランチャイズ契約を解除すると最終通告した。オーナーが明らかにした。セブン本部は店へのクレームが多いことを理由にしているが、元日休業の強行を表明するなど「物言うオーナー」の影響力を排除する狙いがあるとみられる。オーナーは反発しており地位確認などを求める訴訟を検討。店の明け渡しを拒否するとともに独自に営業を続けるという。
 オーナーはセブン―イレブン東大阪南上小阪店の松本実敏さん。29日午後に大阪市のセブン本部の事務所を訪れ、解除の最終通告を受けた。(引用終わり)
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