王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

臨時国会、疑問残し閉幕桜見る会、野党追及継続

2019-12-10 10:55:48 | 政治
昨日9日午後野党は衆議院運営委員会で「40日間の会期延長の申し入れをしましたが自民党の森山委員長の拒否に会い(噂の通り)腰砕けになりました。
涙 >
先週会期延長が話題になった頃は、立憲の安住国対委員長(筋)の意見として
ここをクリック⇒「自民が延長を飲まなければ内閣不信任案を提出の用意」とか、勇ましい話が有りました。
そうなると閉会の手続きが9日で終了せず、今国会で審議された議案も「廃案」と懸念する報道を読みました。
ところが何と何と「門前払いを喰らった」のに「不信任案」どころでなく、午後の本会議では「形ばかり会期延長の動議を提出」し反対多数で否決され午後の本会議で閉会しました。
まあ苦笑するしかないでしょうね!!
11月8日共産党の努力で安倍首相主催の「桜を見る会」の不適切な参加者の選択と会費の支出につき、参加者名簿もホテルの請求書或いは明細書等の帳票類が一切提供される事無く安倍首相の逃げ切りとなりました。
野党が招待名簿の一覧を要求した日に「内閣府?の事務方がデーター消去とか?」
行政府の長たる安倍首相の指示なのか? 官僚の忖度なのか? 分かりません。安倍首相は「公文書であるとか無いとか 或いは1年以内の消去なので問題ない」とクライアント(依頼人)であるの首相を最大限に法に基づいて代言する敏腕弁護士のごとき発言でした。 
一国の指導者ですから「公文書保存は民主主義の根底に掛る問題で、その保存には“法に触れない”では無くて、保存期間1年だとすれば“最低限その期間は保存”されるべき」程度の見識は示さないといけません。もっともそうすると、自分の発言で自分の首を絞める事になりますがね。 失笑 >>
公務員たる役人は「せめて具体的指示が誰からでてどうしたのか」は(政治的に)中立なければいけませんが、「加計氏の面会記録」「森友の用地の売却の際の文章書き換え」や今回の「データー消去」に見られる如く政治家の「便利使い」に堕落してしまいました。
中国の春秋時代の斉の史官で「正しい記録の為、父と兄弟を次々と殺されても筆を変えなかった」ほどの気迫は求めませんがね。
政治指導者と官僚のどちら側から仕掛けたかは分かりませんが、民主主義政治の要諦の一つ「情報公開の透明性」が安倍政権になって著しく損なわれたのは事実です。土曜日?のTVニュースショーで「安倍首相は黒い噂の方の情報を個人情報として開示を拒んだが、安倍首相の名前を勝手に使ったのはJLの元会長山口某でそいつが先で、そこに怒りが有るなら、開示すべき」とコメントしてました。
正に至言 !! 国会で「その程度の応答も出来ない野党でした」↘↘
安倍の代、五年 三年はも足るべく候。さ候て,高転びに、あふのけに、転ばれ候――云々 
そろそろかも?

野党は国会閉会中でも「桜を見る会」の一件を追求できると言ってますが、よほど新しい事実でも掘り出さないと難しそうです。
立憲安住国対委員長 引かれ者の小唄 にならぬ様 頑張って下さい!
期待しないで見守っています。

写真:9日午後 延期を拒否された衆院運営委員会

共同通信:
 第200臨時国会は9日、衆参両院の本会議で閉会中審査手続きなどを行い閉幕した。首相主催の「桜を見る会」を巡り、疑問点を多く残したまま67日間の会期を終えた。野党は閉会中も追及を継続する方針だ。政府が提出した新規法案15本のうち、社外取締役の設置義務を盛り込んだ改正会社法など14本が成立。成立率は93.3%だった。最重要と位置付けた日米貿易協定など条約2本も承認された。
 桜を見る会では、野党は安倍晋三首相自身の後援会関係者を際限なく招いたとして「公私混同の極み」と批判。首相の後援会が開いた前日の「夕食会」の収支の実態も明らかになっていない。
コメント
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