王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ゴーン被告が声明「私はレバノンにいる」米報道「不公正と政治的迫害から逃れた」

2019-12-31 15:25:52 | 海外
明けましておめでとうございます。
横浜は穏やかに晴れ風もない良い正月日和です。
本年がこの日和の様に落ち着いてくれると良いのですが、昨日の大みそかにはビックリする話が二つ起きました!!
その1つ目は「横浜の日中の最高気温が20℃度となり、記録の有る上で大みそかの最高気温」なったそうです。
明らかに異常気温ですよね! 天変地異の予兆でない事」を願っておきます。
2つ目ですが、「日産の元会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに居ると声明を出した」との一報が流れました。
同氏は会長時代の特別背任容疑で、ここをクリック⇒被告の身で「昨年4月に2度目の保釈となり保釈金15億円を供託し都内に住んでいた」はずでいた。
時間の経過と共に情報が入ってきました。
他の情報と合わせると「当人は日本の不公正な人質司法から逃れるため(出国した)。これでメディアと自由にコミュニケーションができる」てな事を語ったとか?!

詳細は不明ですが、日本のローカル空港からプライベートジェット機で出国の様ですが「正式な出国手続きがなされた記録は無い」との当局の見解なので密出国なのですかね?!
当然、保釈の条件にパスポートの類は「弁護士に預ける」との条件付きなので、最初の釈放後交代した最強弁護団とか無罪請負人なる弁護士さんは何をやっていたのでしょう?
この方が弘中弁護士です。(ネットより)

この方曰く「寝耳に水」だったそうです。それが事実なら依頼人のゴーン氏との間に信頼関係は全くなかった事になりますよ!
また検察側も問題はありそうです。保釈を許可したのは裁判所ですから、そちらにも火の粉は飛ぶし「国内で保釈中の物が逃亡し問題を起こしていて、しかも本件に付いても“逃亡の危険性”を指摘する人も有った」とされていますからね!
「想定外」とはエリート官僚群の使う「責任回避」の常套句です。

又レバノンとは犯罪人引き渡し条約が無いそうで、ゴーン氏は戻らないでしょうね?
そうすると安全地帯から「日本の司法制度をああだこうだと批判されるのは困惑する高級官僚が出るでしょうね!」
外圧でよい方に変わる事が無いとは言えませんが果てどうでしょう?
「この件で大みそかも新年も飛んでしまった方たちはご苦労様でした」
一件落着でないので多難は一年の幕開けに見えます。
しかり見守ってゆきたいと思います。

写真:カルロス・ゴーン被告(何時でしょうね?) 昨年千代田区で

毎日新聞:
会社法違反(特別背任)などの罪で起訴され、保釈中の日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告(65)が31日、「私はレバノンにいる」と声明を出し、日本を出国してレバノンにいることを明らかにした。CNNなどが報じた。
 ゴーン被告はさらに、声明で「私はもはや有罪が前提で、差別がはびこり、基本的人権が無視されている不正な日本の司法制度の人質ではなくなる」と強調し、「不公正と政治的迫害から逃れた。ようやくメディアと自由にコミュニケーションできるようになった」と述べた。(引用終わり)
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東証大納会は29年ぶり高値米中に翻弄された1年

2019-12-31 08:44:47 | 為替 ドル 株式
30日東証は令和元年最後の取引となる「大納会」を迎えました。
日経平均の終値は前週末比181円10銭安の2万3656円62銭。
利益確定売りが強かったようです。
素人目にも2万4千円を超えるのはどうなかー?と思えましたがね。
NY市場も前週の史上最高値を更新した後、週明けの30日は利益確定売りに押されて値を下げました。

さて東京市場の話に戻って、記事は前年末比18%の上昇、年末株価としては29年ぶりに高値を付けたと評価しています。
そういう見方もありますが、2018年9月28日に2万4120円を付けていましたが、そこまでも回復しないで年越しとなりました。
米中貿易摩擦に巻き込まれて輸出が順調とはいきませんが、NYが史上最高値を付けている事を眺めれば、アベノミクスが成功とはとても言えません。
日本で史上最高と言えば1989年12月29日の3万8915円ですから日米間の株式並びに金融市場に対する取り組みが全然違うことがよくわかります。
各紙似たような記事でしたが、産経が「クロージングベル」を鳴らすゲストに野村萬斎氏を取り上げていましたので浜爺もこの記事にしました。
野村氏は2020年東京五輪の開会、閉会式の演出の総合統括を務めるそうです。
テロを防ぎ、各国からの見物客が大勢押し寄せて「お祭り騒ぎ」に花を添えてくれることを願っています。

今年も今日で終わりです。横浜は日中18度以上?とか! 冬にしては変な気温ですが貧乏人にはやさしい気温です。
来年が良い年になりますよう祈念申し上げます。

写真:クロージングベルを鳴らす野村萬斎氏

産経新聞:
東京株式市場は30日、令和元年最後の取引となる「大納会」を迎えた。日経平均株価の終値は前週末比181円10銭安の2万3656円62銭。前年末から18%上昇し、年末株価としては29年ぶりに高い水準をつけた。年間を通じて米中の対立に振り回されたものの、交渉進展期待の高まりとともに株価は上向いている。
 年間最安値をつけたのは今年の初取引だった1月4日の「大発会」。米アップルの業績予想引き下げを発端にした世界同時株安のショックに襲われた。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)が7月に利下げに転じると、カネ余りで株価が上昇する「金融相場」が徐々に作られていった。
 12月に入ると、さらに追い風が吹く。FRBが利下げを休止し、米国景気の好調さが確認されたのに続き、米中貿易交渉が「第1段階」の合意に到達。17日には2万4066円12銭の年初来高値をつけた。
 30日は薄商いの中で利益確定売りに押された。市場関係者は「休みの間に米国や中国で重要経済指標が発表される。年初のようなクラッシュへの警戒感が出た」と話している。
 大納会の式典には、狂言師の野村萬斎さんがゲストとして登場し、令和元年の取引を締めくくる鐘を5回打ち鳴らした。2020年東京五輪・パラリンピックの開会式・閉会式の演出総合統括を務める野村さんは「大会を折に、地球上がワンチームになる共生社会を目指せるように、五穀豊穣(ほうじょう)を祈りたい」と語った。
(引用終わり)

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