昨日25日夕刻6時過ぎ、安部首相による東京圏と北海道の2ブロックの緊急事態宣言解除がなされました。
いつも思うのですが、あのまとまりのない話を“同時通訳の男女が出てきて交代で通訳”していますが、どれだけ伝わっているのでしょう? 安部所掌の話は長いので問題点だけでも整理して頭に留めようとしてもかなり難しいのです。
今回は色付きの概要の様なものを使いましたから幾らかは他人の意見もきいてるのかなーとは思いました。
さて、東京圏では神奈川となっていますが横浜市と川崎市の院内感染、そして北海道では札幌周辺の集団感染が抑えきれていない様です。
いま、解除宣言をしてしまわないと“今後の方が難しくなる”なんて悪い冗談に聞こえる話があるとか? 心ある方の多くも“再発或いは第二波を懸念しています”
それは兎も角、政治的判断で“経済活動の再開もやる疾病予防にも気を配る”と2枚の大皿を回すという事を決めた訳ですから、解除を機に患者数の増加は避けて欲しいものです。
G7で解除の第1番を狙ったという穿った説が有ります。 そんな事を狙ったら(わが身に帰る)穴は二つですよ!
北海道は兎も角、神奈川は東京圏と一体ですから林文子横浜市長にももう少し頑張って欲しいものです。 お願いします。
写真:すっかりさびれた赤羽飲み屋街〈5月初 ネットより)
時事通信:
【ワシントン時事】日本政府が新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を全面解除したことは海外でも伝えられ、米紙ワシントン・ポスト(電子版)は25日、「政府の指示よりも、要請・合意・社会的圧力に基づく日本独特の封じ込め手法」が奏功したと報じた。
同紙は、飲食店の客が向かい合わず隣り合わせで座るよう勧められていることなどを紹介。「決して過剰な感情表現をしない(日本)社会が、さらに少し静かでよそよそしくなるかもしれない」と解説した。安倍晋三首相の初期の対応に不手際があったほか、感染検査を受けた人の割合が少なく「見逃されたケースも多数ある」とも伝えた。
フランスのAFP通信は、米欧やロシア、ブラジルなどに比べると、日本は新型コロナ流行の最悪の事態を回避したが、「単一の明快な理由があるわけではないようだ」と指摘した。
英紙ガーディアンは解除に先立つ記事で、東京五輪を控えていた日本は当初、新型コロナを過小評価していると疑われたなどと経緯を説明。解除により韓国や台湾などに続く「成功例になったと日本は主張できそうだ」と論評した。(引用終わり)