29日の東京株式市場で日経平均株価(225種)は5日ぶりに下落し、終値は前日比38円42銭安の2万1877円89銭だった。
よく小幅反落で済ませました。 国内では新型コロナウイルス感染の第2波の懸念、米中の香港をめぐる政治衝突など厳しい状況が起きています。
ここより本文
NY市場の米中対立が先鋭化するとの見方からダウ平均が値下がりした流れを受けているように見えます。
28日まで4営業日で1500円超の上昇をしたので、利益確定売りも出やすい面もあると解説にあります。
4月の経産省の鉱工業生産指数が前月比9.1%の低下と足元の景気に対する懸念も買い手を手控えさせているとの見立てです。
神経質な値動きは当然でしょうかね?!
前場の終値と後場を追ってみます。
日経新聞:
29日の東京株式市場で日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比108円68銭安の2万1807円63銭。中国の全国人民代表大会(全人代)が28日、「香港国家安全法」の制定方針を採択した。米国が対中制裁に動き両国の対立が先鋭化するとの見方から、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に売りが広がっている。日経平均は28日までの4営業日で1500円超上昇しており、利益確定売りが出やすい面もある。取引開始前に経済産業省が発表した4月の鉱工業生産指数が前月比9.1%の低下と、市場予想の中央値(5.1%低下)以上の減産を示した。景気に対する懸念も買いを手控えさせている。(引用終わり)