昨日11日夜東京都は「東京アラート」を解除し、ステップ3へ12日午前0時に移行、ほぼすべての業種で休業要請が解除されました。
先月26日全国で緊急事態宣言が解除される中、東京圏と福岡県(北九州市)で特異的に新型コロナウイルスの患者が増え、東京都は「東京アラートを発令する一方、2日にステップ2とかで規制を緩め、極めて政治的な素人にはわかりにくい行動を指示しました」
新宿歌舞伎町付近の感染拡大をどう処理するのか? これも素人には分かりませんが、ステップ3へとさらに規制が緩和されます。
更にもう一週間後の19日には段階的緩和の対象に入ってない接待を伴う飲食店(ホストクラブやガールズバーそれと俗にいうバーの類)も営業再開を認めるそうです。認めなくとも、補償がなくて休めるか!と言って営業していた店もあるようですから「感染を懸念する老人としては微妙な気分」ですが、感染予防と経済活動再開の大皿2枚の回し芸ですから、感染を警戒しながら商売による感染の程度を見極めなくてはいけません。
ホストクラブやガールズバー感染を出した店は営業停止は仕方ないのでないか?と思いますがね! そう昼カラは当然夜カラも気を付けてほしいものです。
さて、東京都が自粛緩和になると東京圏の神奈川や埼玉と千葉も緩和ですかね?!
院内感染をつぶした後、どれだけ「感染経路不明」が出るでしょう?
しっかりこれからの感染の抑制を期待します。
写真:赤でなく七色に輝く都庁
毎日新聞:
東京都は11日夜、新型コロナウイルスの新規感染者の増加が抑えられているとして、「東京アラート」を解除し、休業要請の緩和もリスクのあるカラオケ店やネットカフェなどの営業を認める最終段階「ステップ3」へ移行すると決めた。ステップ3は12日午前0時に移行、ほぼ全ての業種で休業要請が解除される。
11日時点で直近1週間の状況は①1日あたりの新規感染者数17・9人②新規感染者に占める経路不明者の割合48・0%③週単位の感染者増加比は0・98になり、アラート発令の主な3指標をいずれも下回った。入院患者数も限られており、専門家の意見も踏まえ、解除が妥当と判断した。
都内の新規感染者数は緊急事態宣言の解除から増加傾向に転じ、34人が確認された6月2日にアラートが初めて発令された。解除により、夜間は赤色だった都庁舎、東京湾のレインボーブリッジのライトアップは虹の七色に切り替える。
休業要請の緩和も同じ3指標をもとに検討し、現状の「ステップ2」から「3」に緩和する。移行後は、感染対策を講じることを前提にバーやゲームセンター、パチンコ店なども営業が認められ、飲食店の営業は2時間延長し、午前0時まで可能になる。イベントも屋内は1000人以下かつ定員の半分以下、屋外は1000人以下で可能になり7月以降さらに緩和する。
さらに19日以降は、段階的緩和の対象に入っていない接待を伴う飲食店やライブハウスなども営業再開を認め、他の飲食店は営業時間の制限がなくなる。小池百合子知事は報道陣の取材に対し「医療体制も十分整っているなど総合的な判断、材料が整っていた」と話した。都は今後、1日1万件のPCR検査ができる態勢を整備するなど「第2波」への備えを進める。【古関俊樹、南茂芽育】(引用終わり)