今朝TVのサンデーモーニングを見ていますと衆議院山口3区の自民党の分裂選挙について、アンカー席の松原耕二氏が図を描いて解説しました。
二階派(河村氏)対岸田派(林氏)、
河村元官房長官です。NHKより

林元文科相です。NHKより

二階対3A(安倍、麻生、甘利)、これに小池東京都知事の二階氏接近、河井夫妻に対する1.5億円の政治資金支払いの実行者は? 等変数が沢山ある様です。
一つ松原氏の視点で抜けてる事は、二階氏が親中派の領袖だという点です。
トランプ前大統領以前の米国政権なら親中派でも反米政策を標榜しなければ、排除のターゲットにはならなかったでしょうが、「台湾の武力統一」を否定しない、ここをクリック⇒習近平主席に親しくては、二階氏も自民党内最大の派閥を誇り、自派の勢力拡大に走るのはリスクが大きいだろうと思います。群馬県でも後任を巡って争うが起きそうだとか? 米国筋の情報リークが有るかどうか判りませんが、二階氏の懐具合に”何かヤバイ話”でも出ればそれはある筋からの二階氏同時に与党筋に対する警告でしょうね?
素人の見立てですから当たるかどうかは判りません? しかし頭の片隅に入れておく必要は有りそうです。
NHK:
参議院山口選挙区選出の自民党の林芳正元文部科学大臣は、次の衆議院選挙に山口3区から立候補することを正式に表明しました。山口3区では現職の自民党の河村元官房長官が立候補を予定しているため、保守分裂選挙になることも予想されます。
自民党の参議院議員の林元文部科学大臣は15日午前、山口県宇部市で開いた後援会の会合で「伝統を守りながら国の今と未来に責任を持ちたい。全身全霊、身を粉にして戦い抜く覚悟だ」と述べ、次の衆議院選挙に山口3区から立候補することを正式に表明しました。
衆議院山口3区では、現職の自民党の河村元官房長官が立候補を予定しているため、保守分裂選挙になることも予想されます。
林氏はこのあと記者会見し「戦後の歴史をたどっても、常に衆議院から総理大臣が選ばれている。この国のかじ取りをしていくため、衆議院へのくら替えというハードルを越えなければならない」と説明しました。
一方、自民党の二階幹事長が、党の公認は現職が優先だとして、林氏が立候補すれば処分も辞さない考えを示していることについては「決意を表明したので、決意を貫きたい」と述べ、党の公認が得られない場合は、無所属で立候補する考えを示しました。
林氏は参議院山口選挙区選出の当選5回で60歳。
父親の林義郎元大蔵大臣の秘書官を経て、これまでに防衛大臣や農林水産大臣などを務め、自民党岸田派に所属しています。
山口3区には立憲民主党の坂本史子氏も党の公認候補として立候補する予定です。
自民 河村元官房長官「誰が出ようと議席死守」
自民党の河村元官房長官は、党本部で記者団に対し「党の方針は、小選挙区で勝っている現職は優先的に公認するというもので、今回もそういう方向だと受け止めている。誰が出ようと、自民党の議席を守らなければならない使命があり、議席を死守するという強い思いで、きたる衆議院選挙に臨みたい」と述べました。
そのうえで「アフターコロナをどう生き抜くかは日本にとっても、のるかそるかであり、デジタル化やグリーン化、地方創生などの大きな課題に挑戦しなければならない。長年の経験をどこで生かすか。『今だろう』という思いで臨みたい」と強調しました。
自民 岸田前政調会長「林氏は大切な同志」
自民党の林 元文部科学大臣が所属する岸田派を率いる、岸田前政務調査会長は、オンラインで記者団の取材に応じ「林氏の強い覚悟や思いを感じている。大切な同志であり、大切な人材だ。全国には調整が必要な選挙区がたくさんあり、柔軟に対応しなければならないが、志を同じくする皆と一緒に応援していきたい」と述べました。
(引用終わり)