昨日22日、東京五輪組織委員会は開閉会式のディレクターを務める元お笑い芸人小林賢太郎氏(48)を解任したと発表しました。同氏がラーメンズ時代のコントで「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言した動画がインターネット上で拡散し、批判が集まっていました。
単純な浜爺は21日 米国 ロサンゼルスベースの人権団体 サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC) が小林氏の発言に対して「どんな人にもナチスの大量虐殺をあざ笑う権利はない。この人物が東京五輪に関わることは600万人のユダヤ人の記憶を侮辱している」といった非難声明を発表したと聞いて、SWCとは日本のこんな昔の事まで知っているのか?! と驚きましたが、事情は少し違ったようです。
中山防衛副大臣(50)に友人が「小林氏の芸人時代のユダヤ人大虐殺」との悪質なコントが有った事を伝え、中山氏がSWCに直接連絡を取って話し合ったそうです。
この記事では中山氏の映像がマスクで隠れていますので、ネットからマスク無しをコピペしておきます。この方のお婆様は女性初の厚生大臣で中山マサさんだそうで浜爺も名前くらいは知っていました。
この参考記事も一部の別紙は「中山氏が政府の一員なのに(政府の幹部に報告、連絡と相談も無し」に連絡したことについて批判がかなりある様です。
まあ、微妙な問題ですね。中山防衛副大臣が「ナチス」によるユダヤ人600万人大虐殺」に深い人権侵害の思いを抱き、日ごろの行動もそこから始まり普遍的に人権派として知られ「香港の民主派弾圧」に反対の立場とか「新疆ウイグルでのジェノサイド」にも真剣に取り組んでいたならば、かなりの覚悟でやったのだろうと思えるのですが、平素の言動はどうだったのでしょうか?
この5月にもイスラエルとパレスチナの紛争の際、「私たちの心はイスラエルと共にある」とツイートし外務委員会で問題になりましたが、取り消しませんでした。
その経過を見ると中山氏が「小林氏の若い頃の言動に関しSWCに連絡を取れば問題になる」事を承知でやった様に思えます。
短期的には狙いは良く効いて効果抜群でした。但しイスラエルのパレスチナに対するやり方は賛否両論あり微妙です。
政府筋も相談無しにSWCに連絡したから、すぐ首を切る訳にも行かないでしょう?! これも悩ましい問題を残しました。中山防衛副大臣が、今後どう発言し行動するかしっかり見ないといけません。今夕は東京五輪開会式です。
写真:小林氏の発言をユダヤ人権団体に“通報”…防衛副大臣の行動に疑問続出
女性自身:
7月22日、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は開閉会式のディレクターを務める元お笑い芸人小林賢太郎氏(48)を解任したと発表。小林氏は、ラーメンズ時代のコントで「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言した動画がインターネット上で拡散し、批判が集まっていた。
突然の解任劇に大きな影響を与えたとされているのが、アメリカのユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(以下SWC)だ。
21日、SWCは小林氏の発言に対して「どんな人にもナチスの大量虐殺をあざ笑う権利はない。この人物が東京五輪に関わることは600万人のユダヤ人の記憶を侮辱している」といった非難声明を発表。
また日刊スポーツなどによると、組織委の橋本聖子会長(56)は解任の経緯について会見で、22日未明から人権団体の抗議などの情報が入り、協議し始めたことを発表。さらに「これは外交上の問題もあると思っている。早急に対応しないといけないと、解任の運びとなった」と語っていた。
実はSWCに、小林氏の問題となった発言を“通報”したとみられる人物がいるという。自民党衆議院議員の中山泰秀防衛副大臣(50)だ。
事の発端は22日午前1時過ぎ、Twitter上で一般人が中山氏に小林氏の問題発言の報告。するとこれを受ける形で午前2時過ぎ、すぐさま中山氏が《早速サイモンウィーゼンタールセンターと連絡を取り合い、お話をしました》と投稿。そして午前3時過ぎに、同団体から得たというコメントを掲載していた。
毎日新聞によると、解任発表後の記者会見で、橋本会長は「関係者からの指摘を受けて、早朝に確認した。すぐに協議するように指示したが、それまでは申し訳ないが全く情報が取れていなかった」と発言。「中山氏からの指摘か」と問われると、「違います」と否定した上で「情報の共有を図っていかなければいけない問題だったと思う」と述べたという。
五輪運営の最前線である組織委より前に、海外の人権団体に直接報告したとみられる中山副大臣。彼の行動には、疑問の声が集まっている。
《なぜ中山氏は防衛副大臣という国の要職にありながら、国を飛び越えてサイモン・ウィーゼンタール・センターに真っ先に報告したのか?》 《与党の副大臣が海外の団体に通報ってどういう事だろ?》 《日本政府高官としての振る舞いですか。政府すっ飛ばして進めるって大丈夫なんでしょうか。》 《こんなのが防衛副大臣とか怖すぎ。》
中山副大臣は今年5月にも、Twitter上に日本政府が中立の立場を示していたイスラエルとパレスチナの攻撃の応酬に関して「私達の心はイスラエルと共にあります」などと記した内容を投稿し、物議を醸していた。
突然の解任劇に大きな影響を与えたとされているのが、アメリカのユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(以下SWC)だ。
21日、SWCは小林氏の発言に対して「どんな人にもナチスの大量虐殺をあざ笑う権利はない。この人物が東京五輪に関わることは600万人のユダヤ人の記憶を侮辱している」といった非難声明を発表。
また日刊スポーツなどによると、組織委の橋本聖子会長(56)は解任の経緯について会見で、22日未明から人権団体の抗議などの情報が入り、協議し始めたことを発表。さらに「これは外交上の問題もあると思っている。早急に対応しないといけないと、解任の運びとなった」と語っていた。
実はSWCに、小林氏の問題となった発言を“通報”したとみられる人物がいるという。自民党衆議院議員の中山泰秀防衛副大臣(50)だ。
事の発端は22日午前1時過ぎ、Twitter上で一般人が中山氏に小林氏の問題発言の報告。するとこれを受ける形で午前2時過ぎ、すぐさま中山氏が《早速サイモンウィーゼンタールセンターと連絡を取り合い、お話をしました》と投稿。そして午前3時過ぎに、同団体から得たというコメントを掲載していた。
毎日新聞によると、解任発表後の記者会見で、橋本会長は「関係者からの指摘を受けて、早朝に確認した。すぐに協議するように指示したが、それまでは申し訳ないが全く情報が取れていなかった」と発言。「中山氏からの指摘か」と問われると、「違います」と否定した上で「情報の共有を図っていかなければいけない問題だったと思う」と述べたという。
五輪運営の最前線である組織委より前に、海外の人権団体に直接報告したとみられる中山副大臣。彼の行動には、疑問の声が集まっている。
《なぜ中山氏は防衛副大臣という国の要職にありながら、国を飛び越えてサイモン・ウィーゼンタール・センターに真っ先に報告したのか?》 《与党の副大臣が海外の団体に通報ってどういう事だろ?》 《日本政府高官としての振る舞いですか。政府すっ飛ばして進めるって大丈夫なんでしょうか。》 《こんなのが防衛副大臣とか怖すぎ。》
中山副大臣は今年5月にも、Twitter上に日本政府が中立の立場を示していたイスラエルとパレスチナの攻撃の応酬に関して「私達の心はイスラエルと共にあります」などと記した内容を投稿し、物議を醸していた。
(引用終わり)