昨日早朝AFP=時事の配信で、ここをクリック⇒「ロシア軍が撤退したキーフ近郊のブチャで市民が虐殺された(らしい)遺体280人程を見つけた」との報道を紹介しましたが、残念ながら事実の様で、その他にも子供さんが虐殺されたり市民が惨殺されている様で改めて市街戦の恐ろしさを知りました。
ロシア軍の凶悪さは「撤退に際し、地雷を道路に撒いたり、遺体や住居のドアに「ブービートラップ(仕掛け)を施し追撃を混乱」させようとしている事も報じられています。4日(現地時間)ゼレンスキー大統領がブチャの現場を訪れ、市民から状況を聴くなどして改めて「これらは戦争犯罪であり、ジェノサイド(大量虐殺)として世界に認定されるだろう 」とロシア軍の蛮行を非難しました。プーチン大統領は「戦争犯罪人」としてウクライナを支援する国々から経済制裁の追加や戦争犯罪などの捜査と証拠収集のためウクライナと合同捜査チームを立ち上げ て、証拠を集め裁かれる事に成りそうです。
一方市民が10数万人残っているマウリポリ市の人道回廊ははかばかしく機能しない様で気になります。人道問題はさて置き「ロシア軍もウクライナ軍もマウリポリ市の掌握が東部制圧の鍵」になっていますか市庁舎(の跡地)に自国の旗を翻す事が必要に見えます。
市民の皆さんはまだ悲惨な生活を続けざるを得ない様です。
写真:ブチャでのゼレンスキー大統領
FNNプライムオンライン:
ウクライナのゼレンスキー大統領が、多くの市民の遺体が発見された首都キーウ近郊を視察した。
ゼレンスキー大統領は4日、ブチャを訪れ、破壊された車などがそのまま残る町で、市民らから状況を聞いた。
ブチャ市民「12人が殺されていた。若い市民だった」
ゼレンスキー大統領は、橋や道路などインフラも破壊されたイルピンなども視察した。
キーウ州で多くの市民が殺害されたことに対して、国際社会からも批判が高まっているが、ウクライナの検事総長は、「最悪の人的被害を受けたのは別の町」と述べ、キーウ州の中にもっと多くの犠牲者が出た町があると明らかにした。
一方、南東部のマリウポリでは、依然としてロシア軍による攻撃が続いていて、市長によると13万人の市民が市内に残っているという。
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