王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「引きこもりの息子」と「高齢の妹」殺害 79歳の女が追い詰められた“浪費”と“老々介護”

2023-02-19 09:48:50 | 社会
あきる野市に在住の小玉喜久代(こだまきくよ)被告(79) が夫の急逝を機に「生活に困窮」し、47歳の自閉症にして金遣いの荒い三男を「嘱託殺人」74歳の妹も「頼まれて殺害」とわずか半年の間に次々と殺人を犯した事件に関する裁判が2023年1月に始まったそうです。
殺す方も地獄、殺された方も地獄でした。
三男を殺したのは2021年4月。保釈に際し保証人となった妹の喜美子さん(74)宅に同居したのが2021年7月、それから2か月後に貴美子さんに頼まれ殺害の様です。喜代子さんは若いころから統合失調症で、同居後歩けなくなり老々介護に悲観して殺害を依頼した様です。
それを含めて裁判所がどう考えるかはこれからですがなんとも微妙ですね!
本当に不幸が一瞬に小玉さんに集まった様で行政の世話だけでは、対処しきれなかったのでしょうかね? 本当にお気の毒な一族です。
亡くなったお二人の冥福をお祈りします。

写真:「引きこもりの息子」と「高齢の妹」殺害 79歳の女が追い詰められた“浪費”と“老々介護”

TBS News DIG:
「殺してと言われたので…」法廷でこう述べた女の被告は79歳。白髪を後ろで一つに束ね、耳には補聴器をつけていた。本人からの依頼で47歳の三男を殺害した嘱託殺人の罪と、74歳の妹を殺害した罪に問われている。犯罪とは縁もなく過ごしてきた高齢の被告が、わずか半年の間に、なぜ実の息子と妹を次々と殺めてしまったのか。
法廷で取材を重ねると、夫の急死、引きこもりの息子によるネット通販の浪費、統合失調症を患っていた妹の体調悪化、それに伴う老々介護。被告が追い詰められていった4つの背景が見えてきた。
夫の急死 “引きこもり息子の浪費”が殺害引き金に
小玉喜久代(こだまきくよ)被告(79)は2021年4月、東京・あきる野市で同居する三男・昭さん(47)から依頼されて殺害した罪に問われている。統合失調症と糖尿病を患っていた昭さんは当時無職。通院や近所への買い物で外に出る以外、基本的には自宅でゲームなどをして過ごす、いわゆる引きこもりだった。長男と次男は自立し、夫婦と昭さんの3人で暮らす中で、小玉被告は昭さんの“金遣い”に頭を悩ませていた。昭さんは1か月あたり約6万5000円の障害年金を受け取っていたがほとんど使い果たしていた。
〈以下省略)
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18日 北朝鮮 ICBM級ミサイル発射 北海道西方のEEZ内に落下と推定

2023-02-19 08:56:08 | 台湾関連
昨日18日夕方のTVを見ている時間とお見ましたが、緊急速報の白いテロップに続き文字が流れ「北朝鮮」が飛行体を発射し、まだ飛翔中と有りました。
その後の詳細はこの記事に有る様に「ICBM(大陸間弾道ミサイル)級の弾道ミサイルを発射した。北海道の西の日本のEEZ(排他的経済水域)内に落下したと推定された」と有ります。
別紙の報道と合わせると、このミサイルは2月8日北朝鮮の軍事パレードで行進した「火星15号」と思われます。
火星15号の発射映像(ネットより)

これですかね(2月8日)ピョンヤンの軍事パレードで(ネットより)

飛行距離は900km、最高高度はおよそ5,700kmとみられ、浜田防衛相は、通常より角度を上げ、できるだけ高く飛ばす「ロフテッド軌道で発射された」との認識を示した。空高く打ち上げたのですね。TVで「まだ飛翔中」と有りました。そんなに時間が有るのかな?とは素人ながら思った訳が有りました。
大きな目的では「米国に到着可能なミサイルを発射し、米国の関心を誘いたい」、目前の目的では「米韓の合同軍事演習に対する警告」の様です。今年に入ってからの情報では「国民の多くが飢えに苦しみ死者も多数出ている」様ですし、金正恩総書記も「食料の増産に躍起」の様ですから、国民の不満を外に向けさせる内政上の事情も有りそうです。
JAXAのH3のロケット打ち上げが前日中止になりましたが、これ1基の製作費が2000億円だそうです。仮に行進したミサイルがその程度の値段として「2400万人の国民がたらふく喰える位のコメを輸入する事」が出来るでしょうにね?! 優先順位が違うリーダーを持った国民は不運です。
例により岸田首相は「暴挙だ。国際社会と共に激しく抗議する」そうです。
せめて北の在日大使館と言われる「朝鮮総連の幹部に対し預貯金の封鎖とか海外への移動禁止等」日本政府が不愉快だと思う事にささやかな講義をしないといけませんよ!

写真:北朝鮮 ICBM級ミサイル発射 北海道西方のEEZ内に落下と推定 

FNN プライムオンライン:
北朝鮮が18日、ICBM(大陸間弾道ミサイル)級の弾道ミサイルを発射した。北海道の西の日本のEEZ(排他的経済水域)内に落下したと推定され、岸田首相は「暴挙だ」として、北朝鮮に抗議したと明らかにした。

岸田首相「北朝鮮が、ICBM級の弾道ミサイル発射しました。国際社会全体に対する挑発をエスカレートさせる暴挙であり、当然のことながら厳しく抗議を行ったところであります」
航空自衛隊の戦闘機が撮影した映像。
政府によると、北朝鮮は18日午後5時21分ごろ、平壌(ピョンヤン)近郊から1発のICBM級弾道ミサイルを東方向に向けて発射した。
ミサイルは66分間飛翔し、午後6時27分ごろ、北海道の渡島大島の西およそ200kmの日本海、日本のEEZ内に落下したと推定される。
飛翔距離はおよそ900km、最高高度はおよそ5,700kmとみられ、浜田防衛相は、通常より角度を上げ、できるだけ高く飛ばす「ロフテッド軌道で発射された」との認識を示した。
さらに、浜田防衛相は「弾頭重量などによっては1万4,000kmを超える射程になり得るとみられ、その場合、アメリカ全土が射程に含まれる」と述べた。
〈引用終わり)
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