王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

岸田首相の長男秘書官が公用車で「欧米観光&ショッピング」識者が警鐘「世界から批判される日本政治」

2023-02-01 09:38:38 | 政治
31日の衆院予算委員会の質疑で岸田首相は野党議員の「首相秘書官岸田翔太郎氏の1月の欧州旅行に帯同した際の行動及び土産物の購入」について質疑応答に答えていました。TVニュースでこの映像を見ました
よ。
岸田首相は「行動については承知していない。土産については公務」と答えたとこの記事にあります。
一般論で歴代首相(最近では安倍ー菅-岸田と3代)が秘書官を連れて外遊し土産物を買うことが(悪しき)慣例だとして岸田首相以外の二方についてこの手のお粗末な応答は有りませんでした。
そうすると、今回問題なのは昨年10月に身内も身内名長男の翔太郎氏(32)を秘書官に任じた事。そして彼が(若さの故か)その任の重さを自覚して慎重な行動をとらなかった事が非難されているのでないか?と思った次第です。さて翔太郎政務秘書官ですがこんなに颯爽としています。
見出しの映像は小さいので再掲します。

俳優張りの用紙ですね!
公用車で観光もどきの行動はいけません。そして総理の土産の買い出しですが「13人の大臣のブランド物のネクタイ」だそうで、大臣の中には映像付きで「結構な品をいただいた」と認めた方や「土産は個人にかかわる事なので答えない」とする3人が居たそうです。
土産代は首相の個人んポケットからですかね」? レシートを政府の公費に入れたのか、個人の政治団体で払うのか、他の首相で問題にならない事が粗餐委員会で取り上げられる事が大問題に思えます。慎重にふるまうことをお勧めします。

写真:首相官邸に入る岸田翔太郎政務秘書官(共同)

Flash:
2023年1月9日から15日にかけての岸田文雄首相の欧米訪問中、随行した長男の首相秘書官・翔太郎氏(32)が、ロンドンやパリ市内を公用車で観光し、百貨店でお土産を購入したと「週刊新潮」が報じた。
 2022年10月に首相秘書官に就任した際、翔太郎氏は「身内登用」などと批判されており、今回も《国民には増税を強いて身内には大甘》《税金公用車パリ、ロンドン観光》などという厳しい意見がSNSに投稿されている。

 また、これについては海外メディアも取り上げ、英BBCは「縁故主義」という表現を使って伝えた。
 一方、批判を受けて、木原誠二官房副長官は1月27日の記者会見で、翔太郎氏の行動について「あらためて点検をおこなっている」としたうえで、現時点で判明していることとして「個人の観光動機による行動はいっさいなかった」「政務秘書官としての公務として以外の不適切な行動はなかった」と述べた。また、お土産は政治家としての総理のために購入し、私用目的ではないと強調した。
 この長男の行動はどのように捉えられるのか。米国をはじめ、国際政治に詳しい同志社大学准教授の三牧聖子氏が解説する。
「首相の外国滞在に随行した側近が、多少の買い物をすることはあるでしょう。しかし、翔太郎氏の問題はそこにとどまりません。翔太郎氏が就いている政務担当の首相秘書官というポストは、各省庁の経験豊富な官僚が就くようなポストで、翔太郎氏の任命は異例の抜擢でした。
 岸田首相や松野博一官房長官は、任命を『適材適所』と正当化したわけですが、これを真に受ける国民は少ないでしょう。若く、政治経験もない翔太郎氏をこのようなポストに任用することは妥当なのか、単なる縁故主義ではないか、という批判がこれまでなされてきました。そして事実、女性記者に機密を漏洩していた疑惑が報じられるなど、任命の妥当性を疑わせる問題がすでに持ち上がっています。
 こうした経緯を考えると、出張先のヨーロッパで公用車で『観光』していたのでは、という疑いを抱かせるような行動をとったこと自体、不用意であるといわざるをえません」
 岸田首相は、翔太郎氏を自身の後継に据えるのではないかという声もある。
「岸田首相自身、祖父、父も衆院議員を務めた『3世議員』で、翔太郎氏の政務官への異例の抜擢も、自分の跡を息子に継がせるための布石ではないかとも見られています。日本の政治は、世襲議員の多さから海外メディアでは『縁故政治』『世襲政治』と批判され、民主主義国としての不健全さを指摘されてきました。直近の衆院選での自民党の世襲候補は3割に及び、オーストラリア、韓国、英国、米国などの民主主義国家で議員の世襲比率が5~8%であることを考えると、圧倒的な高さです。
 世襲政治が跋扈すれば、血縁や地縁のない人は政治に進出しにくくなり、ますます一般人の感覚からかけ離れた政治がおこなわれることになります。翔太郎氏をめぐる数々の事件は、ひとつひとつは些細に見えても、日本政治の危機的な現状を物語っているように思われます」
 ほかの民主主義国では、こうした問題は起こらないのか。
「もちろん諸外国で、こうした政治の私物化の問題がないわけではありません。最近の象徴的な例は、ドナルド・トランプ前米国大統領でしょう。トランプ氏は大統領時代、娘のイヴァンカ氏を大統領補佐官に、その夫のジャレッド・クシュナー氏を大統領上級顧問に任命しました。トランプ氏はイヴァンカ氏を、2019年に大阪で開催されたG20サミットにも参加させました。しかし、イヴァンカ氏のG20参加は、世界中から大顰蹙を買いましたし、こうした政治の私物化は、米国民にも歓迎されませんでした。トランプ氏は2024年の米大統領への立候補を表明していますが、以前のような熱狂的な支持を集めてはおらず、イヴァンカ氏も父とは一定の距離を置く姿勢を示しています」
 民主主義の先進国・米国でも“縁故採用”はあった。そこまで日本が真似をする必要はないのだが……。
(引用終わり)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

31日 マニラ4容疑者 2月6日までに一斉送還か 広域連続強盗にからみ

2023-02-01 09:33:37 | 社会
今朝もNHKの朝ドラを見た後、TVを「羽鳥慎一モーニングショー」に切り替えると、この4人組の送還付きフィリピンレムリア法相が「来週月曜日には行われる予定」と語る場面を映像で流していました。この4人のうち少なくとも主犯格の渡辺容疑者は「元妻(フィリピン人)から訴えが出ている」のでこの件が解決するまで送還は出来ないのでないかとの見解が出ていました。
この記事でもある様に「送還を逃れるための作られた事件で、送還の障害にならない」と述べたそうですから、送還問題解決のため「でっち上げ訴訟」と判断したのか或いはマルコス大統領の訪日を控え「政治的な判断をした」のかでしょう!また番組の後半では31日未明にビンタン収容所に警察が入り、携帯電話他持ち込み禁止の物件の摘発をしている映像が流れました。フィリピンの法治国である姿勢を示す必要もあるのでしょう。
又法相は「4人を一括か個別かは日本の当局の意向次第」とも語りました。
被害額35億円に上る特殊詐欺の解明はもとよりここをクリック⇒14都県に上る一連の強盗殺人事件の解明に、送還後厳しく取り調べして欲しいものです。

写真:送還される予定の4人(向かって左端が渡辺容疑者)

FNNプライムオンライン:
関東などの連続強盗事件に関与したとされ、フィリピン・マニラの入国管理施設に収容されている容疑者4人の身柄引き渡しが、2月6日までに行われる可能性がある。
渡辺容疑者ら日本側が求めている4人の送還について、フィリピンのレムリヤ法相は31日、条件が整えば2月6日までに実現する可能性があるとの見通しを示した。
フィリピン レムリヤ法相「日本側が要求すれば、4人一緒に月曜までに送還したいと思う」
また、レムリヤ法相は、4人のうち3人が現地で罪を問われている裁判については、送還を逃れるための作られた事件で、送還の障害にならないと述べた。
一方、現地当局は31日、4人が収容されている入管の施設を捜索した。
渡辺容疑者らはこの施設から実行犯に指示を出していたとみられるが、この捜索では、4人のうち1人がスマートフォンを6台所持していることが確認されている。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1日 日経平均 大引け 続伸し50円高、1カ月半ぶり高値 米中株高が支え

2023-02-01 09:14:24 | 為替 ドル 株式
30日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前週末比50円84銭(0.19%)高の2万7433円40銭で終えた。
今日の日経平均は50円高で引けました。昨年12月18日以来の高値だと報じてますが、喜んでいるのか?嘆いているのか判りません。寄り付き後は200円を超える買いが有りましたが、その後は売りに押されたようです。国内で盛り上がる様な材料が不足しているように思えます。

日経新聞:
30日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前週末比50円84銭(0.19%)高の2万7433円40銭で終えた。 2022年12月16日以来およそ1カ月半ぶりの高値となる。前週末の米株高や春節(旧正月)連休明けの30日の中国・上海株高が支えとなり、株価指数先物に買いが入った。ただ、日経平均は心理的な節目の2万7500円に接近すると戻り売りに押された。円相場が一時、円高・ドル安に振れたことも輸出関連株の重荷となり、日経平均は下げに転じる場面もあった。 
〈以下省略)

ここからは前引け
1日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前の終値は前日比49円11銭(0.18%)高の2万7376円22銭だった。 
午前の日経平均は寄り付き後の揉み合いで一時200円高まで上げましたがその後売りが出やすく49円高と小幅値上がりで引けました。

日経新聞:
1日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前の終値は前日比49円11銭(0.18%)高の2万7376円22銭だった。 前日の米株高を材料に半導体関連株や海運株などに買いが入り、上げ幅は一時200円を超えた。ただ、上値抵抗水準として意識される2万7500円台では売りが出やすく、伸び悩む展開だった。 
(引用終わり)

ここからは寄り付き:
[東京 1日 ロイター] -
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比156円30銭高の2万7483円41銭と、反発してスタートした。
今朝の日経平均は156円高で寄り付きました。寄り付き一巡後は節目の2万7500円をこえで揉み合っています。早朝閉まったNY株のダウ平均とナスダック総合の共に値戻しを好感しての反応と思われます。引き続き前場を追ってみます。

ロイター:
[東京 1日 ロイター] -
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比156円30銭高の2万7483円41銭と、反発してスタートした。
米国市場では、雇用コストの伸びが鈍化したことで米連邦公開市場委員会(FOMC)がタカ派的なイベントになるとの警戒感が和らぎ株高となっており、東京市場でも買いが先行した。
その後も上値を伸ばし、節目の2万7500円を一時上回った。取引時間中として1カ月半ぶりの高値圏。

(引用終わり)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1日 NYダウ平均 368ドル高の3万4086ドル…2週間ぶりに3万4000ドル台回復

2023-02-01 07:40:41 | 為替 ドル 株式
【ニューヨーク=小林泰裕】31日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、ここをクリック⇒前日比368・95ドル高の3万4086・04ドルだった。値上がりは2営業日ぶり。約2週間ぶりに3万4000ドル台を回復した。
今朝早朝閉まったNY株はダウ平均が368ドル高、ナスダック総合は190ポイント高と共に値を戻して引けました。
ダウ平均は2週間ぶりに3万4千ドルを回復しました。FRBの利上げペースの鈍化するとの期待から金融やIT大手の銘柄が買われたと有ります。
この「期待感と小幅でも利上げ後の景気後退懸念」とのその時々の政府発表の統計指数を見て株価の上下が2月も起こるのでしょうかね?

読売新聞オンライン:
【ニューヨーク=小林泰裕】31日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比368・95ドル高の3万4086・04ドルだった。値上がりは2営業日ぶり。約2週間ぶりに3万4000ドル台を回復した。 
米国の物価上昇(インフレ)が徐々に収束し、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げペースが鈍化するとの期待から、米金融大手ゴールドマン・サックスやIT大手マイクロソフトなどの銘柄が値上がりした。
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は190・74ポイント高の1万1584・55だった。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする