王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

7日 「人魚のミイラ」正体判明 魚体部は魚類の皮、上半身は詰め物 倉敷芸術科学大学ら報告

2023-02-27 09:34:13 | 社会
月初めのニュースですが、チラッと見た覚えが有り、探しましたら見つかりました。
岡山県浅口市の寺院「円珠院」に保存されている「人魚のミイラ」ですが、柆田宏善住職の協力のもと倉敷芸術科学大学 のチームにより7日その最終結果を報告した。科学的な調査の結果、1800年台後半に制作された可能性が高いと結論づけたそうです。
「人魚のミイラ」は、円珠院に「人魚干物」の書き付けとともに受け継がれてきたそうで、長年大事に扱われてきたようです。
近代科学の粋を集め1年にもわたって調べてみれば、人手に寄るものだとわかった何よりでした。調査結果を受け柆田宏善住職の言葉が良いですね。他紙によれば、「(人魚に)申し訳ない」
「ゆっくり眠っていたのに、人の目にさらされて『本物だ』『偽物だ』と言われて……」「(人魚に)申し訳ない」「命あるもので作られた人魚。今後はもっと大切に、慎重に扱っていきたい」と述べたそうです。
真贋とは別の視点で見てられるのを感じました。合掌

写真:圓珠院所蔵「人魚のミイラ」研究の最終報告を発表(C)倉敷芸術科学大学 
ORICON NEWS:
岡山県の倉敷芸術科学大学などのチームは7日、浅口市の寺院「円珠院」に保存されている「人魚のミイラ」研究について、最終結果を報告した。科学的な調査の結果、1800年台後半に制作された可能性が高いと結論づけた。

 「人魚のミイラ」は、円珠院に「人魚干物」の書き付けとともに受け継がれてきた。今回、柆田宏善住職の協力のもと、その素材や保存、歴史的背景を調査するため、倉敷芸術科学大学、岡山民族学会の木下浩理事長、倉敷市立自然史博物館で調査が実施された。

 ミイラの表面観察、X線撮影、X線CT撮影を実施したほか、剥落(はくらく)した微物を光学顕微鏡や電子顕微鏡で観察。蛍光X線分析、DNA分析、放射性炭素年代測定も行った。さらに、歴史学や民俗学の観点からも考察を加えた。

 この結果、魚体部はニベ科の魚類の皮で覆われ、上半身は布、紙、綿などの詰め物と漆喰様(しっくいよう)の物質を土台として、積層した紙とフグの皮でできていることがわかった。年代測定により「制作年代は1800年代後半の可能性が高い」とした。特別な防腐処理はされておらず、DNAも検出できなかった。

 科学調査でわかったことの要約は以下の通り。

(1)表面観察
・頭部、眉、口の周辺に体毛がある 。
・眼窩(がんか)は正面を向く。
・耳介(外耳)があり外耳道が開口する、鼻および鼻孔がある。
・歯はすべて円錐形で先端が後方(口の中側)にややカーブしている。肉食性の魚類の顎で、種類は明らかではない。
・両腕があり、指は5本、平爪を有する。
・下半身は、背ビレ、腹ビレ、臀(しり)ビレ、尾ビレを有し、ウロコに覆われる。
・体表に砂や炭の粉を糊状(のりじょう)のもので溶いた塗料が塗られている。

(2)X線、 X線CT撮影による観察
・木や金属の心材は無く、内部は布、紙、綿などからなる 。
・腕、肩および首から頬にかけてフグ科魚類の皮が使われている 。
・背ビレ、尻ビレ、腹ビレの鰭状(ひじょう)および鰭を支える担鰭骨(たんきこつ)、尾部骨格を確認することができた。
・首の奥と下半身に金属製の針がある。

(3)走査電子顕微鏡による観察
・体毛には哺乳類の毛で、毛小皮(キューティクル)が観察できる 。
・爪は動物の角質が使われている。

(4)炭素14年代測定
・剥離したウロコの年代は1800年代後半の可能性が高い。

(5)蛍光X線分析
・特別な防腐処理は施されていない。

(6)DNA分析
・DNAは検出できなかった。
〈引用終わり
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26日 藤井が初防衛に王手 王将戦第5局、羽生を降し3勝2敗に

2023-02-27 09:31:22 | 芸能
26日第72期ALSOK杯王将戦七番勝負の第5局が行われ藤井聡太王将(20)が挑戦者の羽生善治九段(52)を降し、対戦成績を3勝2敗として初防衛に王手をかけたと報じられました。年から見ると親子対決風です。
5局は羽生9段が後手で横歩取りと藤井聡太王将を誘いとか?素人には判らない手を相互に繰り出した様で、時折の見届け人の感想で激戦ぶりを知りました。26日昼過ぎからは藤井王将が攻め係り大変な激戦だったようです。
この1局だけでも大変だろうと思いますが、藤井王将は朝日杯を巡って渡辺名人に数日前勝利を収めたばかりでした。プロとは言いながら瞬時に何百手もの結果を読み進めるのでしょうから物凄いものだと改めて感心してます。
羽生九段位はもう一段の奮起を願い3勝3敗の対にして見せて欲しいものです。藤井王将はここで決めたい所ですね! 二人とも頑張ってください。

写真:2日目の昼食を終えて対局が再開、盤を見つめる藤井聡太王将=島根県大田市の国民宿舎さんべ荘で2023年2月26日午後1時31分、三村政司撮影 

毎日新聞:
島根県大田市の国民宿舎さんべ荘で25日から繰り広げられた第72期ALSOK杯王将戦七番勝負の第5局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛、大田市など後援)は26日、藤井聡太王将(20)が挑戦者の羽生善治九段(52)を降し、対戦成績を3勝2敗として初防衛に王手をかけた。
一方、羽生九段は13期目の王将位とタイトル通算100期獲得に後がなくなった。
 第6局は3月11、12の両日、佐賀県上峰町の大幸園で、羽生九段の先手番で指される。
 共に先手番を勝って2勝2敗のタイで迎えた第5局は、後手番の羽生九段が横歩取りに誘導。今シリーズ初の横歩取りの戦いとなり、1日目から激しい攻め合いとなっていた。【新土居仁昌、丸山進】
〈引用終わり

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27日 日経平均 4日ぶり反落 終値86円安の2万7345円

2023-02-27 09:22:59 | 為替 ドル 株式
27日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、大引けは前日比86円60銭(0・32%)安の2万7345円24銭だった。 
今日の日経平均は前週末のNY株の下落、今日の円安・ドル高の一服で利益確定売りが出やすく、4営業日ぶりに86円安で引けました。

日経新聞:
27日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反落し、大引けは前日比86円60銭(0・32%)安の2万7345円24銭だった。
前日の米ハイテク株安や円安・ドル高の一服を背景に、運用リスクを回避する目的の売りが優勢だった。一方、米長期金利の低下を背景としたグロース(成長)株への買い意欲は根強く、日経平均を下支えした。
東京外国為替市場で1ドル=145円台前半まで円高・ドル安が進み、トヨタなど主力の輸出関連株が売りに押された。米金利の低下で銀行株も軟調だった。日経平均は足元で上昇基調にあったため、利益確定売りも出やすかった。
〈以下省略)

ここからは前引け
27日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前週末比48円11銭(0.18%)安の2万7405円37銭だった。
午前の日経平均は48円安で引けました。全種末のNY株の安値の流れで日本株も売りが優勢でしたが、円安・ドル高を支えに日経平均も科幅ながら上昇して上げ幅を圧縮しています。引き続き後場を追ってみます。

日経新聞:
27日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前週末比48円11銭(0.18%)安の2万7405円37銭だった。 米利上げの長期化観測から前週末の米株式相場が下落した流れで日本株にも売りが優勢だった。一方、外国為替市場での円安・ドル高などを支えに日経平均は小幅ながら上昇に転じる場面もあった。 
〈以下省略)

ここからは寄り付き
[東京 27日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、ここをクリック⇒前営業日比130円75銭安の2万7322円73銭と、反落してスタートした。 
今朝の日経平均は130円安で寄り付きました。前週末のNY株のダウ平均・ナスダック総合共にはっきり値を下げた流れを引き継いでいます。寄り付き一巡後は120円安程で揉み合っています。引き続き前場を追ってみます。

ロイター:
[東京 27日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比130円75銭安の2万7322円73銭と、反落してスタートした。米金融引き締め長期化への警戒感で前週末の米株市場が下落した流れを引き継ぎ、日本株でも売りが広がっている。値がさ株の一角が軟調なほか、半導体関連などのハイテク銘柄も売られている。 個別では、ファーストリテイリングが小幅安、ソフトバンクグループが1.5%安、東京エレクトロンが1.7%安で推移。主力のトヨタ自動車、ソニーグループは小幅安となっている。三菱UFJフィナンシャル・グループは小幅高で推移。 
(引用終わり
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