王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

30日 モスクワのドローン攻撃、プーチン大統領の公邸も標的か 近くに墜落

2023-06-04 09:42:18 | ロシア関連
今朝は日曜日なので「サンモニ」を見てました。余り緊張感の無い話題で始まり、中ほどで「30日モスクワ周辺で8機のドローン攻撃」の話題が少し出ました。
改めて関連記事を探すと、ロシア国防省によると「8機のドローンが飛来し、モスクワ西郊の高級住宅街に(撃破され)墜落した」そうです。番組でも「プーチンの権威が下がった」と指摘していました。別紙では「プーチンがウクライナの民間に対するテロだ」と怒りの発言をしていました。ウクライナがやったかどうかは判りませんが、これが民間に対するテロなら、ロシアがウクライナでやってる事はどうなの? と考えますので、国内向けの発言かも知れません?! このところウクライナに隣接するロシアのベルゴルド州に対する越境攻撃で「自由番組でも、ロシア軍団」が写真入りで実行を声明してますから、事態は「複雑になる」と防衛研究所の兵頭氏のコメントを添えてました。
プーチン政権は「ウクライナで有ろうと反ロシア勢力であろうとウクライナ国土に対する民間施設攻撃や戦術核の使用をためらいなく行える材料の一つが出てきた」気がします。
これでロシア国内に「反戦気分が横溢」何て事は考えられませんので、まだまだドローン攻撃は起きそうです。

写真:2023年5月30日、モスクワで報告されたドローン(無人機)による攻撃で、損傷した集合住宅=ロイター© 朝日新聞社 

朝日新聞デジタル:
ロシアの首都モスクワで5月30日にあったドローン(無人機)による攻撃をめぐり、一部のドローンがプーチン大統領の公邸付近に墜落したと、ロシアの独立系メディアが同日報じた。この攻撃では集合住宅などが損傷したが、公邸を標的とした可能性もある。 
ロシア国防省によると、30日の攻撃では8機のドローンが飛来した。ロシアの独立系メディア「メディアゾーン」によると、一部のドローンは、政府高官や富裕層が多く住むことで知られるモスクワ西郊の高級住宅街に墜落した。プーチン氏の公邸もこの付近にあるという。
 プーチン氏は30日、ロシア国営テレビの中継で「ウクライナは住宅を攻撃し、ロシア国民を脅かそうとしている。明白なテロ行為だ」と語ったが、ウクライナは攻撃を否定している。
 ロシアは5月3日未明に大統領府のあるクレムリンがドローンで攻撃された際、プーチン氏の殺害を狙ったウクライナの攻撃と主張していた。
(引用終わり)

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3日 米債務上限の停止法成立 大統領署名、25年1月まで

2023-06-04 09:10:47 | 米国(バイデン)関連
3日(現地時間)、バイデン米大統領は連邦政府の債務上限の効力を2025年1月まで停止する法案に署名し、同法が成立しました。
G7広島サミット出席後の関係国歴訪を取りやめて帰国したバイデン大統領の努力が実った形になりました。
別紙では1.5兆ドルの赤字だそうです。
改めて「何が赤字なのか?」ググってみました。
米国議会予算局(CBC)の2022年10月の報告によれば「2022年会計年度(2021年10月から2022年9月)の歳入6.2兆ドルに対し、歳出は6.2兆ドルで1.3兆ドルの赤字になる」との事でした。前年度より半減しましたが赤字解消には遠い水準で、この2023年度はその赤字が1.5兆ドルと見込まれていました。バイデン大統領はこの一部を富裕者への増税で補填しようと考えていたようですが、他党共和党の強い反対で実現しませんでした。
これをどうするかは、民主党対共和党の戦いでもあり、目下2024年大統領選を控えるバイデン大統領対トランプ前大統領の選挙戦術との絡みもあり、複雑なようです。
取り敢えず、この1か月だけでも「債務上限問題」の交渉に絡みNY株価が一進入一退したくらいですからね。次はいよいよ、民主党、共和党の大統領候補のポジション争いですかね?

写真:ホワイトハウスで演説するバイデン米大統領=2日(ゲッティ=共同)

共同通信:
【ワシントン共同】バイデン米大統領は3日、連邦政府の債務上限の効力を2025年1月まで停止する法案に署名し、同法が成立した。ホワイトハウスが発表した。今月5日にも米国債がデフォルト(債務不履行)に陥る危機が迫っていたが、回避された。
 バイデン氏はツイッターで、自身が署名する様子の動画を公開。「史上初のデフォルトを防ぐ超党派の法案に署名した」と強調した。
 同法は、バイデン氏と野党共和党のマッカーシー下院議長との合意に基づく内容。共和党が求めた国防費以外の歳出の抑制と引き換えに、25年1月まで債務上限の効力を停止し、新たな借り入れを可能にする。
 上下両院とも与野党の賛成多数で法案を可決。バイデン氏は成立に先立ち、今月2日の演説で「経済危機と経済破綻を免れた」と述べていた。
(引用終わり)
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