ロイターの記事によれば、「11日(現地時間)ウクライナ軍は南東部の3つの集落をロシア軍から奪還した」と発表し「ドネツク州のブラホダトネとネスクチネでウクライナ国旗や部隊の旗を掲げる兵士らの動画を投稿した」と有ります。
マリャル国防次官は声明で、その南の集落マカリフカも奪還したことを明らかにし、南部の戦線で2方向に300─1500メートル前進したと述べたそうで、南部方面を管轄する戦区の報道官はテレビで「反転攻勢の最初の成果、局地的な成果が見られつつある」と述べたそうですから、ささやかな第一歩かも知れません。ロ軍による反撃が無ければ前進ですね。もう少し様子を見ないと良く判りません。別紙ではカホフカダムの破壊でクリミヤ半島への送水が出来ない(ダムの水位が下がって半島への送水口に水が流れない)状態だそうで、これはロシア側にとって思わぬ痛手になるかも知れません。
次の情報を待ちたいと思います。
写真:ウクライナ軍、南東部で集落奪還 反転攻勢「最初の成果」
ロイター:
[キーウ 11日 ロイター] - ウクライナは11日、南東部の3つの集落をロシア軍から奪還したと明らかにした。ウクライナが集落の解放を発表するのは今月の反転攻勢開始後初めて。
ウクライナ軍は、ドネツク州のブラホダトネとネスクチネでウクライナ国旗や部隊の旗を掲げる兵士らの動画を投稿した。
マリャル国防次官は声明で、その南の集落マカリフカも奪還したことを明らかにし、南部の戦線で2方向に300─1500メートル前進したと述べた。
南部方面を管轄する戦区の報道官はテレビで「反転攻勢の最初の成果、局地的な成果が見られつつある」と述べた。
ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、東部と南部の領土奪還に向けた反転攻勢をすでに開始したことを明らかにし、反撃と防衛の作戦が行われているとした。
マリャル氏は「われわれが防衛に回っている方面では陣地を失っていない」と述べた。また、ロシアが5月に制圧を発表した東部の要衝バフムトについて、ウクライナ軍は周辺地域で攻撃作戦を続けているとした。
(引用終わり)