昨日29日午前、横浜鶴見区の住宅街で何とも気の毒に18歳の若い娘さんが「待ち伏せしていた男に刺殺される」事件が起きました。
この日は海外で言えば「プリゴジン氏のその後」「大谷選手のHR」国内では「猿之助さんのその後」等がTVの話題で夕刻のTVニュースの報道まで、まったく情報が無かったので驚きました。そして事件の30分後には容疑者逮捕のおまけまでついていました。
神奈川県警によれば「午前10時20分ごろ、横浜市鶴見区東寺尾中台のマンション敷地内で”娘が血だらけになっている”との110番通報が事の起こり」の様で「刺されたのはこのマンションに住む大学1年生の冨永紗菜さん(18)で、搬送先の病院で死亡が確認された。県警鶴見署は、通報の10分後に署へ包丁を持って自首してきた同区本町通3、自称会社員、伊藤龍稀容疑者(22)を殺人容疑で緊急逮捕した」とあります。
別紙の報道では、自首してきた近くの伊藤龍稀容疑者(22)はニート同然で、「彼女にたかって食っている様だ」とか、書かれています。もう一つ判らないのは「この娘さんがマンションに独居していたのか?」明白な記述が有りません。「母親が娘が血だらけに、と通報している」のは同居?していたかと思わせる一方、近所の方の「壁に(頭か体を)叩きつけるような音 とか ギャーと悲鳴の様な声」が聞こえた話を読むと、独居の様な気がします。ここ2年ほどで4度のDV相談が有ったそうですから、伊藤容疑者の暴力的傾向が窺われます。
18歳の娘さんがキーワードで今年四月、ここをクリック⇒名古屋の笠寺駅で18歳の娘さんが交際相手に刃物で刺殺された事件を思い出しました。
全ての若い男が、振られると恨みに思い振った相手を刺殺とは限りませんが、嫌な奴が多くなりましたね! 娘さんを持つ親御さんは落ち着かない気持ちかも知れません。追ってもう少し詳しい事情が分かりそうです。
無くなった娘さんのご冥福をお祈りします。 合掌
写真:事件のあったマンション(奥)周辺では警察官による立ち入り規制が実施されていた=横浜市鶴見区で2023年6月29日午後2時20分ごろ、宮本麻由撮影
毎日新聞:
29日午前10時20分ごろ、横浜市鶴見区東寺尾中台のマンション敷地内で「娘が血だらけになっている」と、住人から通報があった。神奈川県警によると、刺されたのはこのマンションに住む大学1年生の冨永紗菜さん(18)で、搬送先の病院で死亡が確認された。県警鶴見署は、通報の10分後に署へ包丁を持って自首してきた同区本町通3、自称会社員、伊藤龍稀容疑者(22)を殺人容疑で緊急逮捕した。
逮捕容疑は29日午前10時15分ごろ、マンション駐車場で冨永さんを刃物で複数回刺して殺害したとしている。冨永さんと事件前に交際していたといい、「彼女を刺してしまった」と容疑を認めているという。
県警によると、2021年10月から今年6月22日にかけ、冨永さんと伊藤容疑者との交際を巡るトラブルで、警察官が現場に駆け付けたことが計4回あった。冨永さんが通報したり、その場に居合わせた友人が通報したりしていた。
トラブルの内容は、冨永さんが①友人といた場所に容疑者が来て連れ戻されそうになった②口論になり容疑者に腕をつかまれたので、つねり返した③別れ話をしたら容疑者に首を絞められた――など。県警は容疑者を口頭注意し、双方の家族らに連絡をして様子を見るように依頼していた。
今年6月にも冨永さんが伊藤容疑者にたたかれるトラブルがあり、双方の家族を交えて話し合うことになっていたという。ただ、県警が容疑者の親に連絡を取ろうとしたが電話に出ず、話し合いができない状態となっていた。
一方、冨永さんの家族は29日夜に「やっと、1週間前に別れることができたところでした。それでも相手からの連絡が途切れず、今回の犯行に遭ってしまいました」とのコメントを出した。
冨永さんの友人の一人も数日前に会った際、「(伊藤容疑者とは)別れた」と聞いた。以前、冨永さんは「けんかしたら殴られる。束縛がひどい」などと話していたという。
現場は、JR鶴見駅の西約1キロの住宅地にある。【宮本麻由、牧野大輔、柿崎誠】
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