王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

19日 情報漏えいの疑い 中国人研究員逮捕で…中国政府「日本側に重大な懸念を表明」

2023-06-20 09:49:32 | 中国関連
数日前から茨城県つくば市の「産業技術総合研究所」の主任研究員・権恒道容疑者(59)が「フッ素化合物」の合成に関する先端技術の情報を中国企業に漏えいした疑いで警視庁の公安部に逮捕された事件が報じられました。
この事件い関し、中国は毛寧報道官は記者会見で「日本側に重大な懸念を表明し、中国国民の合法的権益を着実に守るよう要求した」と報じられました。
ここ2年ほどの間に中国当局に「理由の説明も無く逮捕され6年も監禁され帰国した方」や「7年の拘留中、死亡された日本人の方」が居る事を報じられています。2014年「反スパイ法」が成立して以来一段と暴挙が続いている様です。
「どの口が言うのか」と思うのですが、2重基準の人治の国ですから「慎重に行動しないといけません」。
つくばの事件は「核心をついていて中国に取っては痛手で有った」と言ってしまった様な気もしています。

写真:毛寧外務省報道官

TBS NEWS DIG:
先端技術を中国企業に漏えいした疑いで、産業技術総合研究所の中国人研究員が逮捕されたことを受け、中国政府は日本側に「重大な懸念」を伝えたと明らかにしました。

中国外務省 毛寧報道官
「私たちはすでに外交ルートを通じて、日本側に重大な懸念を表明し、中国国民の合法的権益を着実に守るよう要求した」

これは、茨城県つくば市の「産業技術総合研究所」の主任研究員・権恒道容疑者(59)が「フッ素化合物」の合成に関する先端技術の情報を中国企業に漏えいした疑いで警視庁の公安部に逮捕されたものです。

これについて中国外務省の報道官は「報道に留意し、高度に注目している」とした上で、外交ルートを通じて、日本側に対し「重大な懸念」を表明したことを明らかにしました。また「日本側が着実に市場経済と公平競争の原則を尊重し、両国の科学技術交流と協力のために良好な環境を作り出すよう希望する」としています。
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19日 ブリンケン国務長官「前進あったが、1回の訪問で問題解決しない」 対話続ける重要性を強調

2023-06-20 09:36:22 | 米国(バイデン)関連
19日、バイデン政権の閣僚として初めて中国を訪問したブリンケン国務長官は、記者会見で「前進があった」と手応えを示すとともに、今後のさらなる対話の必要性を強調しましたと報じられました。
別紙では、北京到着時に、赤いじゅうたんは無く、儀仗兵や音楽隊の待機も無し、更には対米関係の高官の出迎えも無く、4月に仏のマクロン大統領の訪中の際の歓迎ぶりと対比し、中国の不快感を見事に演出して見せました。
アメリカの外交高官として5年ぶりの訪中でしたが、2月ブリンケン国務長官の訪中の直前に中国スパイ?気球撃墜事件が起き、取りやめになっていました。又習近平国家主席との会合も「習国家主席が正面に着席、その前の左右に米中の関係者が並ぶ」という左右に双方が並ぶ外交用着席」とは違った方式だったとも伝えられています。
その様な中でも「台湾については独立を支持しないとともに、一方的な現状変更に反対するとの従来の立場を強調した」「デカップリング=切り離しではなく、デリスキング=リスクの低減を求めていると説明した」としています。
加えて「中国がロシアに対して殺傷力のある武器を提供しない確約を得た」とあります。また「止まったままの米中の国防当局間の対話の再開を訴えたものの、中国側が拒否した」との事。
双方とも思っている事を十分に述べたが話し合いは続けざるを得ないのでしょう。「1回の訪問で問題解決しない」とは見事な締めくくりです。

写真:記者会見でのブリンケン国務長官

TBS NEWS DIG:
アメリカ・バイデン政権の閣僚として初めて中国を訪問したブリンケン国務長官は19日、記者会見で「前進があった」と手応えを示すとともに、今後のさらなる対話の必要性を強調しました。

ブリンケン国務長官
「私たちは前進し、前向きに進んでいます。しかし、どの問題も1回の訪問、1回の会話では解決できません。これはプロセスであり、このプロセスにさらに関与していけることを期待しています」

ブリンケン長官は一連の会談で、競争が衝突に発展しないよう、高いレベルで対話を続けていくことの重要性を強調し、米中関係を安定させる必要性について中国側と一致したことを明らかにしました。

また、台湾海峡や南シナ海・東シナ海における中国の挑発的な行動について懸念を伝え、台湾については独立を支持しないとともに、一方的な現状変更に反対するとの従来の立場を強調したということです。

経済分野では、アメリカが中国を封じ込めようとは考えておらず、デカップリング=切り離しではなく、デリスキング=リスクの低減を求めていると説明したとしています。

ウクライナ情勢をめぐっては、中国がロシアに対して殺傷力のある武器を提供しない確約を得たと話しました。

一方で、止まったままの米中の国防当局間の対話の再開を訴えたものの、中国側が拒否したことも明らかにしました。
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20日 日経平均 大引け 小反発、18円高 米国休場で動意乏しく 商社株が堅調

2023-06-20 09:24:16 | 為替 ドル 株式
[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比18円49銭高の3万3388円91銭と、小幅に反発して取引を終えた。 
今日の日経平均は18円高と小幅に反発して引けました。
前日NY市場が休日,1日を通して動意の乏しい展開とコメントされています。

ロイター:
[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比18円49銭安の3万3388円91銭と、小幅に反発して取引を終えた。
前日の米国市場が休場だったこともあり、一日を通して動意に乏しい展開となった。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが19日、5大商社の持ち株比率を引き上げたことが明らかになり、商社株が堅調だった。日経平均は100円安と軟調にスタートした後、プラス圏に浮上して前営業日比約104円高の3万3474円74銭まで上昇する場面もみられたが、再びマイナス圏に沈んだ。後場にかけても軟調な推移が続いたが、大引け間際には再度プラスに転じた。  
(以下省略)

ここからは前引け
20日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前日比208円48銭(0.62%)安の3万3161円94銭だった。
午前の日経平均は208円安で引けました。前日の欧州株安を受け、売りが優勢で、加えて中国景気の先行き懸念も重荷で幅広い銘柄に売りが出たとコメントされています。引き続き後場を追ってみます。

日経新聞:
20日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前引けは前日比208円48銭(0.62%)安の3万3161円94銭だった。 前日の欧州株安を受け、運用リスクを避ける動きが優勢だった。中国景気の先行き懸念も重荷となり、幅広い銘柄に売りが出た。半面、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏による買い増しが明らかになった5大商社株は軒並み上昇し、日経平均は100円超高まで上げる場面もあった。 
(引用終わり)

ここからは寄り付き
[東京 20日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、ここをクリック⇒前営業日比100円85銭安の3万3269円57銭と、続落してスタートした。
今朝の日経平均は100円安で寄り付きました。寄り付き一巡後は15円安程で揉み合っています。
NY市場は休場の為、欧州株安が重しで、利益確定売りが先行」とコメント有れています。引き続き前場を追って見ます。

ロイター:
 [東京 20日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比100円85銭安の3万3269円57銭と、続落してスタートした。
前日の米国市場が休場で手掛かりに乏しい中、欧州株安が重しになっている。高値警戒感は根強く、利益確定売りが先行した。
三菱商事など5大商社株は堅調。米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが19日、持ち株比率を引き上げたと明らかにし、好感する動きが先行した。
主力株はトヨタ自動車が横ばい、ソニーグループが軟調。半導体関連は東京エレクトロンが横ばい、アドバンテストはしっかり。
(引用終わり)
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