王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

31日 大みそか、池袋の食料配布に343人が列 物価高で「死活問題」

2024-01-01 07:39:29 | 社会
昨日31日豊島区の東池袋中央公園では、ホームレス状態の人たちを支援するNPO法人「TENOHASI(てのはし)」が400食の弁当を用意し「無償の食料配布会が開かれた」と報じられました。
恐らく各地で似た様な善意の支援が行われたと思います。
 同法人の清野賢司事務局長は「コロナ禍は収まったはずなのに、炊き出しに来る人数は高止まりしている」と話す。
 2023年の食料配布の利用者数は平均540人で、コロナ前の19年の3倍以上。コロナ禍で仕事を失った人などが継続して訪れているという。
物価高と年齢に見合った職場が見つからないのでしょうね!
先月の15日年休支給日の後、TV局が「恒例の年金受給者の受給月額を聞いている」映像を見ました。中には4万円~5万円程で「家賃を払ったら食費に幾らも残らない高齢の方が居ました。「7万円~10万円でも家賃を払ったら苦しい」のは良く判ります。
そんな時に「安倍派のパー券キックバック事件」ですから、その様な不正で裏金を作っている議員に対し激しい怒りが沸いてきました。
110兆円の国家予算の使い方も考え直さないといけません!

写真:大みそかの食料配布会には多くの人が並んだ=2023年12月31日午後6時5分、東京都豊島区、柴田悠貴撮影 

朝日新聞デジタル:
生活が苦しい人たちに向けた無償の食料配布会が31日、東京都内で開かれた。コロナ禍の影響を抜け出せない人に加え、物価高も家計に重くのしかかり、利用者数は高止まり。大みそかのこの日は、343人が並んだ。
 年末年始は、日雇いの仕事がなくなり、行政機関の窓口も閉まることから、各地で様々な支援団体が炊き出しや相談会をしている。
 豊島区の東池袋中央公園では、ホームレス状態の人たちを支援するNPO法人「TENOHASI(てのはし)」が400食の弁当を用意した。
 配布開始の3時間前から並んでいた新宿区の男性(75)は「毎日生きるのに必死なので、炊き出しはありがたい」と話した。
 「生活保護ではやっていけない」とパートでビル清掃の仕事に就くが、左足のけがが悪化して思うように動けなくなってきた。「体中痛いけど、収入を減らすわけにはいかない」と嘆いた。
 生活保護を受ける荒川区の男性(55)は、「物価高が心配」と漏らした。少しでも安い食料品を探して、日々都内のスーパーを巡っているという。「食料品の値上がりは死活問題。政府は早く対策してほしい」
 同法人の清野賢司事務局長は「コロナ禍は収まったはずなのに、炊き出しに来る人数は高止まりしている」と話す。
 2023年の食料配布の利用者数は平均540人で、コロナ前の19年の3倍以上。コロナ禍で仕事を失った人などが継続して訪れているという。
 てのはしは1月2日は午後5時から東池袋中央公園で医療・生活相談と弁当配布を、3日は午後9時30分から池袋駅前公園でおにぎりを配る予定。
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1日 天皇陛下「支援の輪が広がっていくことを願っています」…新年メッセージ

2024-01-01 07:21:37 | 天皇家
明けましておめでとうございます。
宮内庁は1日付で、「天皇陛下の新年に当たっての感想を文書で公表した」と報じられました。
自然災害、物価高に加え世界各地で戦争や紛争も絶えない2023年でした。
天皇陛下のお立場は「政治は内閣に任せていらっしゃいますから、岸田首相にはもう少し国民の声を聴いてはどうか?」なんて発言されるわけは有りません。
「助けを必要としている人々のために、支援の輪が広がっていくことを願っています」とつづられたそうです。
まさに祈る気持ちを表明されています。
祈りが通じて「世の中が落ち着くと良いですね!」

写真:新年を前に写真撮影に臨まれる天皇ご一家(昨年12月)=宮内庁提供 【読売新聞社】 

読売新聞オンライン:
宮内庁は1日付で、天皇陛下の新年に当たっての感想を文書で公表した。陛下は、自然災害や物価高で苦しむ人々を案じ、「助けを必要としている人々のために、支援の輪が広がっていくことを願っています」とつづられた。
 世界各地で戦争や紛争が起き、多くの命が失われたことに心が痛むとし、「平和な世界を築くため、お互いの理解に努め、協力していくことの大切さを改めて感じています」と記された。
 陛下は1日、午前5時半から皇居で宮中祭祀さいしの「四方拝」に臨み、その後皇族方や三権の長、外国大使らから祝賀を受けられる。
 2日の一般参賀では、天皇、皇后両陛下と皇族方が、午前10時10分、同11時、同11時50分、午後1時半、同2時20分をめどに計5回、皇居・宮殿のベランダに立たれる。コロナ禍の入場制限が緩和され、1回当たり2万人程度が入場できる。
 両陛下は今年も各地を訪問される予定だ。5月には全国植樹祭のため岡山県へ。10月には国民スポーツ大会で佐賀県、国民文化祭で岐阜県をそれぞれ訪ねられる。11月には全国豊かな海づくり大会のため大分県に向かわれる。
 今夏には、英国を国賓として公式訪問される方向で調整が進められている。英国訪問は即位翌年の2020年に計画されたが、コロナ禍で延期されていた。
天皇陛下の感想全文

 天皇陛下の新年に当たっての感想は以下の通り。
       ◇
 昨年も地震や大雨、台風などの災害や、大雪による被害が各地で発生したほか、物価の上昇などにより、苦労された方も多かったことと思います。困難を抱えている人々のことを案じています。その一方で、助けを必要としている人々のために、様々な活動に地道に取り組んでいる人も多いことを心強く思うとともに、そのような支援の輪が広がっていくことを願っています。
 世界各地で、戦争や紛争により、多数の人々の命が失われていることに心が痛みます。平和な世界を築くために、お互いの理解に努め、協力していくことの大切さを改めて感じています。
 今年も、人々がお互いを思いやりながら支え合うことを願い、新しい年が、我が国と世界の人々にとって、明るい希望を持って歩んでいくことのできる年となることを祈ります。
(引用終わり)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする