この話、一報は「従業員の告発が有ってゼンショーの子会社が調査したが、何も問題が無かった。その件に告発した従業員が”査察の人間のいる前で違反をやるわけない”」等報じている記事をチラっと読んだ覚えが有ります。「その後再調査をして判明した」のでしょうか?
7日、回転ずしチェーン「はま寿司」は、郡山堤店(福島県郡山市)で、本来は社内ルールで廃棄すべきだった「使用期限」が切れた一部の魚や果物を複数回使っていたと公表したそうです。各紙この事実を報じていますが、文春デジタル版の報道との兼ね合いについて言及している所は有りません。
はま寿司 郡山堤店(ネットより)
文春砲の炸裂の結果で有ったかは判りませんが、魚と有りますから寿司ネタ、果実と有りますからサイドメニューも又元従業員も指摘の通りの様です。
会社の発表で違和感が残るのは「数年前からこのような事が行われているのに:
「社員の店長は貼り替えを知らず、指示も出していなかった」と言っています。会社の正しい方針が貫徹されず、(アルバイト)店員によって違反が粛々として行われていたとは恐ろしい職場です。
もうけも大事ですが、社内ルールは貫徹できる体制と権限を与えないと組織は動かないのでしょうね。
建前だけ立派では長続きしません。
写真:はま寿司 大阪府内
朝日新聞デジタル:
回転ずしチェーン「はま寿司」は7日、郡山堤店(福島県郡山市)で、本来は社内ルールで廃棄すべきだった「使用期限」が切れた一部の魚や果物を複数回使っていたと公表した。期限が切れた翌日に使うことがあったとしている。「多少の超過なら安全上、問題はない」と考え、提供する食材の一部で使用期限のラベルを貼り替えていたという。
使用期限は、解凍した食材などに対し、元の食材の消費期限を超えない範囲で同社が設けていた。同社は、健康被害の報告はないと説明している。はま寿司の親会社ゼンショーホールディングス(HD)に2月3日に内部告発があり、3月29日には文春オンラインが報じた。
これを受けて、会社側が店舗の従業員に聞き取りしたところ、数年前から使用期限切れの食材のラベルを貼り替えるなどして使っていたことが判明したという。社員の店長は貼り替えを知らず、指示も出していなかったとしている。
はま寿司は国内で576店舗(3月末時点)を運営している。自社のウェブサイトで「当社の運営そのものにも問題があると受け止めている。真摯(しんし)に反省し、改善に向けた対策を講じることで、引き続きお客様に安全でおいしいお寿司(すし)を提供できるように努める」などとコメントを出した。従業員の教育を徹底するほか、人の手に頼らない食材の管理方法を考えるという。(山下裕志)
〈引用終わり)
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