【ロサンゼルスの北約80キロに位置するキャスティーク・レイク地区で発生した新たな山火事「ヒューズ火災」は23日、消火活動によって急速な拡大が食い止められた。
火災は1万0176エーカー(41平方キロ)に急速に広がったが、消防士4000人が消火活動にあたり、延焼面積はその後ほぼ横ばいとなった。同州消防当局によると鎮火率は24%に上昇した。この火災では住民3万1000人に避難命令が出されていた】とロイターが報じました。
機序の後半には:
『24日にはトランプ大統領が同州を訪問し、被害状況を視察する』と有ります。政権掌握したのですから、前政権支持の州知事や市長を非難しているだけでは済まなくなっています。異常気象が火災長期化の元の様ですから「どのような対策を講じるか見守っています」
写真:1月23日、ロサンゼルスの北約80キロに位置するキャスティーク・レイク地区で22日発生した新たな山火事「ヒューズ火災」は、強風と極度の乾燥が消化活動の妨げになるとみられている。カリフォルニア州サンタクラリタで22日撮影(2025年 ロイター/Ringo Chiu)
ロイター:
[キャスティーク(米カリフォルニア州) 23日 ロイター] - ロサンゼルスの北約80キロに位置するキャスティーク・レイク地区で発生した新たな山火事「ヒューズ火災」は23日、消火活動によって急速な拡大が食い止められた。
火災は1万0176エーカー(41平方キロ)に急速に広がったが、消防士4000人が消火活動にあたり、延焼面積はその後ほぼ横ばいとなった。同州消防当局によると鎮火率は24%に上昇した。この火災では住民3万1000人に避難命令が出されていた。
南カリフォルニアでは過去9カ月間まとまった雨が降らず危険な状況が続いているが、ロサンゼルス周辺では25日から週明け27日にかけて降雨が予想され、鎮静化が期待されている。ただ、別のリスクが生じる恐れもあり、ロサンゼルス市のバス市長は土砂崩れの可能性を警告している。
先に発生したパシフィックパリセーズ地区(鎮火率72%)と東部イートン地区(鎮火率95%)の火災は17日間延焼が続いており、これまでに28人が死亡、約1万6000棟の建物に被害が出ている。
このほか小規模な火災も複数発生している。その一つは23日早朝に発生し、美術館「ゲティ・センター」に近い幹線道路に沿って45エーカーを延焼したセプルベダ火災だ。一時は道路が閉鎖されたが、鎮火率は60%となった。
こうした中、同州のニューサム知事は25億ドルの被災地支援策を発表した。継続的な災害対応や復旧、がれき撤去などに充てられる。24日にはトランプ大統領が同州を訪問し、被害状況を視察する。
災害リスク解析を手掛ける米KCCは、ロサンゼルスの山火事による保険損害を約280億ドルと見積もっており、米国史上最も甚大な被害をもたらした山火事となる見通し。
ベリスク・アナリティクスも損害額の見積もりを280億─350億ドルとしている。
米国だけでなく欧州の保険会社も、数十億ドル相当の損害賠償請求に直面すると予想されている。
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