3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、ここをクリック⇒前日比278ドル24セント(0.8%)高の3万5116ドル40セントで終えた。
朝方は売りが先行したそうですが、米長期金利が下げ止まると、景気敏感株を中心に買いが優勢で大引け間際には7月26日に付けた過去最高値に23ドル余りに迫る場も有ったそうです。米国の事情ですが、これを見間もなく始まる手東京の日経平均も反応するかもしれません。
写真;3日NYダウ平均 株価ボード
日経新聞:
3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比278ドル24セント(0.8%)高の3万5116ドル40セントで終えた。
米長期金利の低下を受けて景気減速への警戒感が高まり、朝方は売りが先行した。米長期金利が下げ止まると、資本財や金融など景気敏感株を中心に買い優勢に転じた。
取引終了にかけて買いが勢いづき、ダウ平均は7月26日に付けた過去最高値に23ドルあまりに迫る場面があった。
長期金利は朝方に一時前日比0.03%低い1.15%を付けた。新型コロナウイルスのインド型(デルタ型)の感染が広がっており、世界景気の回復が鈍化しかねないとの見方が債券買いにつながった。買い一巡後は前日終値付近まで戻す場面があり、過度な景気懸念がひとまず後退した。
取引開始後に発表された6月の製造業受注が前月比1.5%増え、市場予想(1.0%増)を上回ったことも景気敏感株への買いを後押しした。建機のキャタピラーと工業製品・事務用品のスリーエムが2%近く上昇して終えた。航空機のボーイングと化学のダウも高い。長期金利の下げ止まりを好感して、金融のJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスも買われた。
前週に2021年4~6月期決算を発表した後はさえない展開だった主力ハイテク株に押し目買いが入ったことも相場を支えた。スマートフォンのアップルは1%強上昇し、ソフトウエアのマイクロソフトも上げた。
ただ、デルタ型の感染拡大への警戒感はくすぶっている。旅行・レジャー関連や消費関連株の一角には売りが出て、相場の重荷となった。映画・娯楽のウォルト・ディズニーやクレジットカードのビザが安い
(以下省略)
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