王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

小泉元総理 引退表明 後継は次男

2008-09-26 07:18:45 | 政治
小泉元首相が引退表明=衆院選に出馬せず、後継は次男(時事通信) - goo ニュース

偶然であろうが自民党の体質を如実に示す話が起きた。

麻生内閣が24日に発足。17人の閣僚には2世3世議員が60%以上も居てその事が批判の対象の一つになっていた。

その翌日25日小泉純一郎元総理が地元横須賀で「次期衆院選に出馬せず、今期限りでの引退を表明、そして後継は次男の進次郎氏(27歳)を指名」したそうです。

この度の総裁選で小池氏を押した風?で「チルドレン」も含めて新党構想の核になりうる人気のあった方ですから驚きです。
「政治家の進退は自ら決めるもの」と平素の発言通りですから引退には○一つ。

さて小泉元総理は父上の急逝を受けての政治家ですが祖父から数えて3世の政治家です。次男の進次郎氏が当選すれば4世続く政治家家族となるわけです。
選挙があって勝ち抜いてくるわけですから「世襲政治業」とは呼べませんが何だか釈然としません。
この点で小泉元総理はXひとつ。

功罪相半ばしています。
折から横須賀港には米海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」が入港した。
進次郎氏が自民党内で「タカ派、中道、ハト派」どの位置になるのか? 自民党の枠を超えて「無党派層の関心を引くほどの政治的提言を出来るのか?」それ次第で4世批判が消えるか高まるかでしょう。しばらく見守る必要があります。

さて小泉元総理ですが議員は辞めても政治活動はするそうです。
「政治評論家」としてTVに出ていろいろ解説を聞きたいものです。
それから貴方が総理大臣の時代「実質0金利」が続き爺は虎の子の退職金を食いつぶしてしまいました。この点に関しては貴方はXXX(三重?バツですよ)


時事通信:
自民党の小泉純一郎元首相(66)=衆院神奈川11区=は25日、地元・神奈川県横須賀市で開いた支援者の会合で、次期衆院選に出馬せず、今期限りでの引退を表明した。後継者は次男の進次郎氏(27)とする意向も伝えた。議員引退後は、自由な立場で政治にかかわっていく考えだ。

 小泉氏は会合で「国会議員を36年間やり、役割は済んだ」と引退の理由を説明。「辞める時は周りに言われるのでなく、自分で辞める」と決意を伝えた。同時に「国会議員は辞めるが、政治活動は続ける」とも語った。(引用終り)

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麻生内閣 発足

2008-09-25 07:43:10 | 政治
麻生首相が閣僚名簿発表、34歳小渕氏が戦後最年少入閣(読売新聞) - goo ニュース

昨日夕刻麻生氏が第92代内閣総理大臣の指名を受け総理官邸では総理自身による閣僚名簿の発表がありました。
慣例に寄れば「閣僚名簿の発表」は官房長官の仕事だそうです。河合官房長官は初めてのお仕事を失いました。

麻生総理は閣僚名を呼び上げその方に何を期待するのか補足していました。
この辺りが「式次第」としての麻生色なのでしょう。
爺はこの様な「パフォーマンス」としての新味より「事務所費問題が出たら罷免する」とか「所管事項について無責任な発言をして国民の非難を浴びるような事があれば罷免する」という様な態度を示す事が信頼回復と思いましたがね。

麻生内閣についてあれこれ書くより24日からの臨時国会で「補正予算」を成立させる与野党の協議が出来るか? 「汚染米疑惑」「年金問題追求」等に関し野党の追求が厳しければ「所信表明演説」だけで解散か? 何とも判りません。
「補正予算」は麻生総理が自民党幹事長として関わってきた事案ですが米国に始まった金融危機とそれによる景気の後退は一層深刻です。
「予算の裏付けの無い景気回復策(つまるところ赤字国債の発行で付けは後世に回る)」が有効とも思えません。
34歳一児の母親の小渕優子少子化担当大臣は「何を考えていますかね?」
麻生さんの当面の敵「民主党」は補正予算を通しておいて「政権をとったら再補正予算」でも考えるのでしょうか。このへんは見ものですね。
既に3%の消費税率上げは始めにありきでそれを3年待ってやるのだ!が麻生氏の語調です。これはいただけません。

すでに各議員は選挙戦に向かって走り出しているそうで10月26日にせよ11月2日にせよ直近の民意が反映されそうです。


読売新聞:
麻生首相は24日、首相官邸で記者会見し、自ら閣僚名簿を発表した。同日夜の皇居での認証式を経て、麻生内閣が正式に発足する。

 金融相を兼務する財務相に中川昭一・自民党元政調会長、外相には中曽根弘文・元文相、内閣の要の官房長官には河村建夫・元文部科学相を起用した。また、舛添要一・厚生労働相、与謝野馨・経済財政相、野田聖子・消費者相ら5閣僚を再任した。石破茂・元防衛相は農相に起用された。初入閣は5人で、少子化相の小渕優子・元文部科学政務官(34)は戦後最年少での入閣となった。

 閣僚名簿は次の通り。(敬称略)

 ▽総理      麻生 太郎

 ▽総務      鳩山 邦夫(津島派)

 ▽法務      森  英介(麻生派)=初

 ▽外務      中曽根弘文(参・伊吹派)

 ▽財務・金融   中川 昭一(伊吹派)

 ▽文部科学    塩谷  立(町村派)=初

 ▽厚生労働    舛添 要一(参・無派閥)=再任

 ▽農水      石破  茂(津島派)

 ▽経済産業    二階 俊博(二階派)=再任

 ▽国土交通    中山 成彬(町村派)

 ▽環境      斉藤 鉄夫(公明)=再任

 ▽防衛      浜田 靖一(無派閥)=初

 ▽官房・拉致問題 河村 建夫(伊吹派)

 ▽国家公安委員長 佐藤  勉(古賀派)=初

 ▽経済財政    与謝野 馨(無派閥)=再任

 ▽行政改革    甘利  明(山崎派)

 ▽消費者     野田 聖子(無派閥)=再任

 ▽少子化     小渕 優子(津島派)=初

写真:時事通信社

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王監督 今季限りで退任

2008-09-24 08:55:42 | スポーツ
王監督、今季限りで退任 胃を全摘出、体調戻らず(共同通信) - goo ニュース

昨日夕刻TVニュースを見ていたら「王監督が辞任の表明」とかでホテルの会場からライブの映像が流れていた。
王監督の平素わかりやすい話し振りと違って随分と長い要領の得ない話し振りであった。老妻も見ていて「いろいろ思い出すことが多いのですよ」と言い切ったが正にその通りだったのでしょう。
爺の印象に残った言葉は:
「一昨年腫瘍ができて手術をした。その後体力がもどかしいほど戻らない。体力を気にしながら選手を指揮するのは士気に悪い影響があるとわかった」
「今期は優勝を逃した。勝敗は関係ないと幹部は言って(慰留して)くれるが現場で指揮する者は結果責任を(取る)と考えていた。」
「寄り道・回り道をしながらここまできた。この経験が役に立てば協力したい」
「ファンの皆さん応援してくれる皆さん 本当に有り難う御座いました」

今期の途中、チ-ムの不成績にファンの一部が怒って「やめろー」とか横断幕を出したりバスに抗議したりしていた。これはファンの気持ちとしては「可愛さ余って憎さ百倍の心理」であろう。
横浜ベイスターズなんかも同様ですよ。

ソフトバンクのファンにTV局が「突然の辞任の話」の感想を聞いて歩いていたが「王監督の辞任を惜しむ声は圧倒的であった」
やはり王監督のお人柄であろうか。

手術後一時は骸骨に紙を張った様に見えた時期が有りここまでやらなくても「十分食えるだろうに」と爺は思っていた。
「球団の許可があれば野球の発展に身を尽くす」と言った様である。
WBCの事が念頭に有ったのであろうか?
名選手にして名監督であった王貞治さん
この王さんにして巨人でデビューしたての頃は「王ー王 三振王」とヤジられていたものでした。
この後は健康にくれぐれも留意されて、待ってましたとばかり群がり寄る商業主義のプロ野球オーナーの思惑にかき回されないで、悠々自適ぶりを見せて貰いたいものです。


共同通信:
プロ野球ソフトバンクの王貞治監督(68)が23日、今季限りで退任することを発表した。今後については明言せず「プロ野球で50年、本当にいい人生を歩ませてもらった。ほっとしている」などと語った。王監督は06年、野球の国別対抗戦で監督として日本を初代王者に導いた後、同年7月に胃の全摘出手術を受けた。翌07年から再び指揮を執ったが、体調は万全でなかったという。(引用終り)
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自民党新総裁 麻生太郎氏

2008-09-23 06:46:54 | 政治
自民新総裁に麻生氏選出 24日に新内閣発足(共同通信) - goo ニュース

今年も自民党総裁選の様子をTVで見る事が出来ました。良いのだか悪いのだか。

結果は麻生太郎氏が地方票を殆ど集めたうえ議員票の6割を加え他の4人に圧勝でした。
第29代自民党総裁の誕生です。

既に午前中には細田幹事長を指名、保利政調、笹川総務、古賀選対、大島国対の役員の留任が決まっていました。
5人の誰が総裁になっても自民党の幹部の意向としてそうなのか麻生氏を念頭においての布陣であったのか?
まあ選挙をする前に票は読めたのだろうけど。

さて麻生氏の総理受諾?演説は68歳にしては長い話を原稿も見ないで上手にこなした。
「(5人が総裁選をした)成熟した党」「民主党に勝」「政権政党」「国民政党」などの言葉が印象に残った。
自民党総裁だが或いは故に野党第1党の民主党が気になるのは仕方が無い。
しかし「政権政党」で国民全般に目を配ると言うのであれば一つ大切な視点が落ちている。
それは政党支持の中で「無党派層の動向」であろう。
時事通信社が9月12-15日の「政党支持率(内閣支持率でない)」では:
自民党20.9%
民主党12.8%
公明党 3.2%
共産党 2.5%
社民党 0.5%
支持なし56.9%
となっている。
この政党支持率は調査するマスコミと時期によりかなりばらつきがある。
一般的には「無党派層」は40%とされている。

麻生氏が政権政党を叫ぶ以上「無党派層」の関心を引きつけ自民党に投票させる様な「大構想(グランドデザイン)」を提示しなければならない。

「無党派層」を引きつければ民主党などなんの苦労も無く打ち破れる。
昨年夏の参議院選挙を見れば「平素の政党支持率と投票行動が結びついてない(自民の得票が少ない)」
さて今度の衆議院解散で無党派層はどう反応するであろうか。

早速補正予算を成立させてから解散との話が出ている。
福田政権で泥縄で仕上げた補正予算などでこれからの難局を乗り越えるのは難かしそう。ここは早期解散をして勝っても負けても直近の民意を受けた政権がしっかりと考える課題であろう。
今朝のTVでは任期一杯(来年9月迄)なんてジャーナリストの上杉隆氏が語っていた。
許してくれー。


共同通信:
自民党は22日午後の両院議員総会で麻生太郎幹事長(68)を第23代総裁に選出した。所属国会議員と都道府県連代表による投票の結果、麻生氏は527票のうち351票を獲得、4候補を大差で破った。24日に第92代首相に指名され、同日中に新内閣を発足させる。麻生氏は細田博之幹事長代理に後任幹事長就任を要請。保利耕輔政調会長、笹川尭総務会長、古賀誠選対委員長、大島理森国対委員長は再任する意向。(引用終り)
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福岡の小1男児 殺害 母親逮捕

2008-09-22 11:43:15 | 社会
福岡の小1男児殺害で母親逮捕 犯行認める(共同通信) - goo ニュース

ああやっぱりという感じです。
随分と悲惨な事件と思いましたがブログに取り上げませんでした。

遠隔地で余り詳細がわからなかったのですが:
1:自宅の近くの公園なのに母親がトイレを使うか?
2:使う事情があったなら2-3分後に出てきたらという話が理解できなかった。
子供を置いてきた場所への往復、見繕い等を考えたら余りにも短時間。
3:子供が居ないと泣き叫んだそうだが「携帯電話」を持たせていたとか

これ以上書く勇気は無いので取り上げなかった訳でした。
母親は自分だか子供だかの難病を苦にしていたとか。どうなんでしょう?
子供を自分の手に掛ける事はやってはいけない事でしょう!


共同通信:
福岡市西区の小学1年富石弘輝君(6)が殺害された事件で、福岡県警捜査本部は22日、殺人と死体遺棄の疑いで弘輝君の母親の薫容疑者(35)を逮捕した。調べに対し、薫容疑者は弘輝君の首を絞めて殺害したことを認め「育児に悩んでいた。自分の病気のこともあり将来を悲観し、子どもを殺して自分も死のうと思った」などと供述。捜査本部は犯行前後の行動など全容解明を急ぐ。(引用終り)

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