２７日 プーチン大統領、核使用を警告 軍事支援強化の欧米けん制

ついに恐れていたロシアによる「核使用」の表明がプーチン大統領の口からでました。

２７日（現地時間）サンクトペテルブルクでの議会関係者との会合で演説した際、「ウクライナでの軍事作戦に関し、第三国が戦略的脅威を与えようとした場合は”電撃的な対抗措置を取る”」と述べたとタス通信が伝えたそうです。

今朝８時過ぎ羽鳥慎一さんの番組でこの話に言及が有りました。

本来は「ロシア軍の第２次大攻勢に際し、何故航空優勢をロシア軍が取れないのか」が主題の様でしたが、そこに２７日プーチン大統領の「核使用」表明の話が加わった様です。ゲストは東京大学大学院の講師小泉悠氏でした。

ウクライナ侵攻に関してロシアは「特別軍事作戦」と一貫して述べており戦争とは言っていなかったので、欧米やNATOのウクライナに対する軍事援助が「即、ロシアにとって存亡の危機」になるのかはもう一段開進まないと判らないが米国の高官が「ロシアの国力を漸減させる」と発言しるから、戦争状態だと言い切るための布石の一環かも知れないとの見立てでした。嫌ですね！！

戦術核であれ「核使用をしたら第３次世界大戦に繋がる事になる」とでも米国のバイデン大統領、英国のジョンソン首相或いはEU委員長ウルズラ・ゲルトルート・フォン・デア・ライエンにでもロシアに対し警告を表明してもらわないと止まりそうもありません。

まあ、それだけロシア軍の第２次大攻勢がプーチン大統領が期待するように進んでいないためとは思いますけどね。実態はともかく５月９日までに占領地で親ロシア派の声援を樹立し戦勝パレードをウクライナ領内で行うため、いろいろ画策している様です。 

ウクライナ東部、アゾフスタリ製鉄所と南部へルソン市辺りの攻防の結果が微妙になっています。

写真：議会関係者との会合で演説するプーチン大統領＝サンクトペテルブルク（タス＝共同） 

共同通信：

ロシアのプーチン大統領は27日、ウクライナでの軍事作戦に関し、第三国が戦略的脅威を与えようとした場合は「電撃的な対抗措置を取る」と述べて核兵器の使用を辞さない姿勢を示し、ウクライナへの軍事支援を強める欧米に警告した。

　ロシア北西部サンクトペテルブルクでの議会関係者との会合で演説したプーチン氏は、欧米がウクライナを反ロシアの拠点につくり替えたと主張し、侵攻を正当化。「ロシアは他国にない兵器を保有している。必要なら使う」と強調した。

　2014年に強制編入したクリミア半島の主権をウクライナが認めない限り停戦に応じない姿勢を改めて示した。

（引用終わり）

２７日 観光船社長「風なかったから行けると思った」…出航強行の背景、最後まで判然とせず

２３日昼過ぎ、ここをクリック⇒知床遊覧船のカズ１（１９トン）が荒天のため行方不明になり、海上保安庁はじめ、ウトロの漁協の漁民らの協力で必死の捜索が始まりましたが、１１名の死亡が確認された他、１５名の行方については判らぬまま時間が経っていました。そのような中、５日ぶりに運航会社「知床遊覧船」（北海道斜里町）の桂田精一社長（５８）が２７日、初めて記者会見しました。

その様子は昨日の夕刻、TVニュースのlive  で放映されましたが、外部の会場の様子は映りますが、会場内では話し合い中とかで様子が判りません。

夜遅くになってから、社長が土下座を２回とか絵が流れました。どうやら同じ会場で、被害者のご遺族関係とその後の記者会見と１度ずつ２度にわたり土下座して謝罪した様です。しかし浜爺の見るところ「土下座」と呼ぶ見かけの謝罪と本当に済まないと思う「心の謝罪」に差がある様に見えました。

この事件を起こした運営会社「知床遊覧船」とその社長桂田精一氏（５８）をみると、２０１６年頃に経営交代をし、それを機に古い社員を解雇し今回のカズ１の船長や甲板員らを新規採用し、業務の引継ぎも十分でなかった様な話は、すでに地元の漁師さんや観光船仲間或いは亡くなった船長自身が語っていました。今朝の朝刊には土下座の写真と会見が怒号に満ちた話があった他、偶然まもなく発売の週刊誌2誌の広告がこの経営者にまつわる風評をたくさん載せているのを見ました。

ここ１０年かそれ以上かけて知床遊覧船の観光が自然発生的に拡大してきたのでしょうが、他の同業者も「昔からの海運会社が定期航路の業務に観光業を取り入れて運行」している様な形で無く、社長一人に個人経営に様な形で遊覧船の運行資格をある人を集め遊覧観光業をしている様で、特にこの「知床遊覧船」は経営の合理化を進め、安全点検や運行管理に手抜きが起きていたように見えます。恐らく１年の半分は風や寒さと氷で営業が出来ず、加えてここ２年程は新型コロナ感染拡大の為、観光業そのものが低調だったのだろうと思います。他の同業者が「GW明けから営業」と考えている時に、他社に先駆けて遊覧船を出している所にも、「稼ぎ優先」が伺えます。

話は変わってここ２年程では「青信号で横断歩道を渡っていても、信号待ちしていても、車に撥ねられたり、ギヤの入れ間違えで重軽傷を負う理不尽に事が多い世の中です」。従って知床岬を遊覧船で回る様な企画には「ある程度、危険が有るとの予備知識を持って行動する事」をお勧めします。

話は戻って〈やがて時間の経過と共に「被害者の保証の問題」になったとしても、この会社が十分な補償を出来るような体制（せめて対人補償保険に加入済）でも無いと、社長が自己破産して御免なさいで幕引きですよね。ぞっとします。

船体の捜索と１５人の行方をまだまだやる事が残っています。

取り敢えず、亡くなった７人の方のご冥福をお祈りします。合掌

写真：記者会見の冒頭で土下座する運航会社の桂田精一社長（２７日午後４時５０分、北海道斜里町で）＝大石健登撮影　【読売新聞社】 

読売新聞オンライン：

北海道・知床半島沖で２６人が乗った観光船「ＫＡＺＵ　Ｉ（カズワン）」が消息を絶ってから５日目。運航会社「知床遊覧船」（北海道斜里町）の桂田精一社長（５８）が２７日、初めて記者会見した。２時間余りに及ぶ会見で社長は土下座を繰り返したが、強風と波浪の注意報のなかで出航を強行した背景は、最後まで判然としなかった。

　桂田社長は冒頭に土下座し、「大変申し訳ございませんでした」と謝罪。注意報を知りながら出航した根拠として、行方不明となった豊田徳幸船長（５４）と相談し、「海はしけておらず風もなかったから行けると判断した」と語った。

　桂田社長によると、通常は３年ほど甲板員として務めるが、豊田船長はほかのベテラン船長が推したので１年ほどで船長に起用された。「『豊田さんは素晴らしいセンスがある』と聞いていた。水上バスの運転経験もあった」と語った。

　強調したのは、出航後に海が荒れれば引き返す「条件付き運航だった」という点。「引き返すつもりだったが、判断が間違っていた」と釈明した。途中で引き返しても、乗客は一定料金を支払うことになっていた。

　知床半島西側で小型観光船を運航する４社のうち、この日に出航したのは知床遊覧船だけ。「会社を譲り受けた６年前から、この時期に運航していた」といい、「収益を優先させたのか」と追及されると、「収益は常に考えているが、そのために無理に出航させたわけではない」と否定した。

　カズワンと連絡をとるための会社事務所の無線アンテナが壊れていたことについて、桂田社長が認識したのは事故当日の朝だったという。出航の最終決定は「私の手落ち」と認めた。

　この日まで会見をしなかった理由は、「家族に誠心誠意尽くすと思っていたが、私一人ではうまく対応できなかった」とした。事故原因を問われると、沈黙の後、「私の至らなさ」と語った。

　会見に先立ち、桂田社長が乗客の家族らに経緯を説明した。出席者によると、桂田社長は土下座して謝罪し、説明資料を配ったが、家族らからは「なぜ出航したんだ」「資料だけでは納得できない」と厳しい声が上がった。説明会は紛糾し、１時間の予定が２時間余りに及んだ。

（引用終わり）

２８日 日経平均 大引け 大引け 反発 461円高の2万6847円

28日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比461円27銭（1.75%）高の2万6847円90銭で終えた。

NYに倣い日本市場でも好決算を発表した銘柄を中心に買いが入った事。日銀の大幅な金融緩和政策の遺児で外為が円安・ドル高を見て輸出関連株に買いが入り相場を挙げ４６１円高で引けました。GWを前に買いポシションを強めましたね。NYは明日も市場が開きます。見守りましょう。

日経新聞：

28日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比461円27銭（1.75%）高の2万6847円90銭で終えた。 好決算を発表した銘柄を中心に買いが入った。日銀が大規模な金融緩和策の維持を決めると発表し外国為替市場で円安・ドル高が進むと、輸出関連銘柄を中心に買いが入って日経平均は上げ幅を広げた。売り方の買い戻しが相場を押し上げた面もある。朝方には主力値がさ株の一部が売られ、日経平均が下落に転じる場面があった。 

（以下省略）

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ここからは前引け：

28日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比162円19銭（0.61%）高の2万6548円82銭だった。

確かに寄り付き後一舜下げましたが１６２円高で前引けました。引き続き後場を追ってみます。

日経新聞：

28日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比162円19銭（0.61%）高の2万6548円82銭だった。 。好決算を発表した銘柄を中心に買いが入った。売り方の買い戻しに加え、値ごろ感が出たとみられた銘柄には見直し買いも入った。朝方には主力の値がさ株の一部が売られたことで日経平均が下落に転じる場面があった。

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ここからは寄り付き：

28日の日経平均株価は、ここをクリック⇒前日比43.65円高の2万6430.28円で寄り付いた。

今朝早朝閉まったNY株の小幅反発を受け、東京の日経平均も４３円高とわずかに反発しました。寄り付き一巡後は似たような上げ幅で推移している様です。

明日からはGWが始まります。積極的な買いのポシションは出せないのかも知れません。引き続き前場と後場を追ってみます。

株探ニュース：

28日の日経平均株価は前日比43.65円高の2万6430.28円で寄り付いた。
 （引用終わり）

２７日 NYダウ平均 ６１ドル高の３万３３０１ドル

【ニューヨーク＝小林泰明】２７日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価（３０種）の終値は、ここをクリック⇒前日比６１・７５ドル高の３万３３０１・９３ドルだった。

今朝早朝閉まったNYダウ平均は６１ドルと小幅反発して終えました。

１－３月期の決算の発表が本格化する中、好決算の企業を中心に買い注文が優勢だった結果の様です。ナスダック総合も１．８１ポイントとわずかに反発し、共に上げた形になりました。しかしウクライナの紛争は先が見えず、中国の新型コロナ感染拡大は収まっていませんから上値は重いようです。

読売新聞オンライン：

【ニューヨーク＝小林泰明】２７日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価（３０種）の終値は前日比６１・７５ドル高の３万３３０１・９３ドルだった。

 

米企業の１～３月期決算の発表が本格化するなか、業績が好調だった企業を中心に買い注文が優勢だった。

　ＩＴ企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は１・８１ポイント安の１万２４８８・９３だった。

（引用終わり）

山梨・道志村 不明女児と関連は “人骨”発見 母親｢美咲ではないと思う｣

２５日山梨県道志村の山の中で、ボランティアの方が「人の頭の骨とみられる物を発見し警察に届けた」事が判りました。現場付近からからおよそ600メートル離れたキャンプ場では2019年、当時小学1年生で千葉・成田市の小倉美咲さんが行方不明になっているので、その事件との関係で警察は「ほかにも遺留品などが無いか、又慎重に人骨についてはDNA鑑定するそうです。

当時ここをクリック⇒自衛隊、警察,地元の方やボランティアが加わり大捜索しましが手掛かりをつかめませんでした。

美咲さんのお母さんは「コロナ拡大で美咲さん佐賀市が十分に出来なかったことを残念に思うと同時に、あれだけ探して見つからなかったのだから美咲さんではない事を願っています」。静かに警察の鑑定を待ちたいと思います。　

写真：現場近くの規制線

FNNプライムオンライン：

山梨・道志村の山の中で、人の骨とみられるものが発見された。

近くのキャンプ場では3年前、当時小学1年生の女の子が行方不明になっていて、警察が関連を慎重に調べている。

現場から村田修一記者が中継でお伝えする。

現場は規制線がある場所からさらに入った林の中で、警察は天候の状況を見ながら周辺の捜索を行うことにしている。

人のものとみられる頭の骨の一部は、25日、捜索ボランティアの男性が発見し警察に通報した。

骨の形状から大人のものより小さく、子どもの可能性があるという。

発見現場からおよそ600メートル離れたキャンプ場では2019年、当時小学1年生で千葉・成田市の小倉美咲さんが行方不明になっている。

警察は大規模な捜索を行ってきたほか、母・とも子さんも情報提供を呼びかけてきた。

母・とも子さん「娘の足でそこまで行くことは不可能だと思うので、美咲ではないと思っています」

警察は、ほかにも骨や美咲さんの所持品がないか捜索を行うとともに、骨のDNA鑑定を進めることにしている。

（引用終わり）