ハタケニラは種子と球根の両方で爆発的に繁殖し、完全に駆除するは極めて難しい草です。
この畑では四方にハタケニラがはびこっていますが、この擁壁の下の土は他と比べて格段に柔らかく肥沃なので、
これからのことを考えて徹底的に駆除な駆除を試みることにしました。
駆除と言っても除草剤は使わずに、ホンダのこまめで徹底的に土をかき回してみることにしました。
しかし耕転を繰り返しても、そのままでは球茎とそのまわりに多数の鱗片状の子球は枯れませんので、
堆肥の発酵による力を借りてみることにしました。
土に堆肥(牛ふん堆肥)を混ぜただけでは発酵はしませんので、私の場合は1/4量の米糠を併用します。
こまめで2往復くらいかけてから、米糠→堆肥の順に撒きましたが、特に順序は関係ないでしょう。
それぞれの量は、通常の畑の準備に使用する量(*1)の倍くらいにしました。
(*1)①牛ふん堆肥:1アール当たり100キロ
②米糠:同上25キロ
ダメ押しで、高度化成肥料も。
ほぼかけ終わった時の状況です。
仕上げに水を40リットル撒きましたが、発酵を促進するためですが、明後日の雨に期待しています。
2月1日に除草目的でこまめをかけた約1アールのブロックも、念のためもう一度かけましたが、 イネ科の草が土の中で枯れずに残っていたので、やっておいて正解でした。
耕運機をかけると草が土の中にもぐってしまい、見た目はきれいになったように見えるのですが、
ある程度まで大きくなった草は土の中でも成長することがあり、それが土の中から顔を出してしまい
除草したつもりが、元の木阿弥になることもあります。