最近のブログカテゴリの「
家族」の記事は、殆ど母親のことになってしまいました。
母親のことでは
3月8日に要介護認定調査がありましたが、「
要介護5」と認定されたら、既に調べてある
特養ホームを見学する予定でした。
そろそろそのことを話しておこうと母親のトイレ介助の時に親父に伝えたら、意外な言葉が帰って来ました。
「姥捨て山のようなものじゃないか」
その一言で、私は恐らくそうであろうと思ってたことを、今日はっきりと確信したのです。
親父はまだ母親の自宅での世話をこれからもずっと続けるつもりなのだと。
妻の最期の最期まで自分の手で面倒を見る気なのだと。
例え要介護5となって特養のまでの距離が縮まっても、その先に父親の壁が立ちはだかっているのでしょう。
父親が望まなければ、縮まったその道も閉ざされます。
普通なら寝たきりの母親ですが、朝は必ず起こされて部屋着に着替えさせられます。
私は(多分親父も)寝たきりにしない介護が愛情だと信じていますが、例え愛情がこもっていたとしてもトイレ介助の時の体勢を変える度に母親は顔をしかめています。
特養への入所を考えるなら、自己満足的な愛情を注ぐよりも専門家に任せることが母親にとって好ましいことであることを理解する必要があるのでしょう。
親父も私も。。