ヒロシの日記

たくさんの人たちの幸福を願いつつ、常に自然な生き方を望む私の日記です。

ねえだっこして

2009-02-28 18:08:44 | 日記
ねえだっこして

作: 竹下 文子
絵: 田中 清代
出版社: 金の星社
税込価格: \1,365
(本体価格:\1,300)
【サイズ】 29.1×21.3cm
【ページ】 32ページ
発行日: 2004年05月


おかあさんが ねむっているあかちゃんを だっこしています
ねこが それをみていて つぶやきます

*わたし このごろ つまらない
*おかあさんの おひざに
*あかちゃんが いるから

おかあさんは しごとをするときも あかちゃんを だっこしています
ねこは やはり つまらないです

おかあさんの ひざのうえは せかいいち すてきなばしょです

ねこは それをしっています
ねこは おかあさんの はなしごえも こもりうたもすきです
ねこは あかちゃんなんて つまらないとおもっています

だって あかちゃんは やってもらうばかりだし ねて おきて みるくを のむだけだから

あかちゃんが おかあさんに かおをふいてもらっているとき ねこは じぶんのかおを あらっています

*ひとりで かおも あらえないんだ
*わたしは できるよ ほら

あかちゃんは ねこのしっぽをひっぱります
ねこは いやがります
ねこは えんがわに でていきました

*いいよ かしてあげる 
*だいすきな おかあさんの おひざ
*そとは あかるいし
*かぜも いいきもち

でも ねこは まっています おかあさんが だっこしてくれるのを やねのうえで じっと

おかさんが やねの したにいます 
ねこを みあげているようにみえます

ねこは やねからおりてきて おかあさんに すりよります

ねこは やっと おかあさんに だっこしてもらいました
きもちよさそうに めをつむっています
きっと のども ごろごろ ならしているのでしょう

ひだまりの えんがわです
おかあさんの ひざのうえには ねこがいます あかちゃんは おとうさんが たかいたかいを しています


母親の温もりは、代わるものがない極上のものです。
そしてこれは、ちょっぴり切ないお話です。

ネコは世話をしてくれる人間を、親と思うらしいのです。
だから、このネコは、あかちゃんのお兄ちゃんか、お姉ちゃんのつもりかも知れません。
このネコは、あかちゃんより早く生まれたので、お母さんのおひざを我慢しなくてはなりません。
しかし自分で出来るプライドもありますので、ひとりでいることも平気です。
それでも、だっこの我慢とプライドが織りなして、心は揺れ動きます。

場面を言葉で書いてしまうと半分も伝わらないのですが、その時々に見せるネコの表情は豊かであり、またこのお話をより切なくさせます。
それは、あかちゃんを見つめるまなざしであり、あかちゃんをだっこしているお母さんの気配を、目をつむって感じ取っている様子です。
また、あかちゃんがミルクを飲ませてもらっている時は、大きなあくびをしています。

リアリティーの面では、このあかちゃんの表情も見逃せません。
おかあさんに抱かれている時にネコに向ける視線や、ネコのしっぽをひっぱる表情に優越感のようなものを感じさせるからです。

この本はサイズが、29.1×21.3cmとかなり大き目なので、お子さんのひざの上での読み聞かせには最適でしょう。

さて、あかちゃんのいるご家庭で、この絵本を読んだ後に抱きしめたくなったのは、ネコでしょうか、それとも上のお子さんでしょうか?
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最後の大根の残りがとう立ちし始めました

2009-02-28 18:00:06 | 日記
まだ根の部分は食べられますが、もう他所へ配ることは出来ないでしょう。

紅苔菜と同じアブラナ科ですし、立ちあがったとう(つぼみと茎)も美味しい聞きましたので、もう少し伸びたら収穫してみたいと思います。

・道路際のスナックエンドウ
・一週間収穫をしていなかった紅苔菜
・長雨で畑の溝にたまった水

・一番広い畑の全景
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向かいの家のブロッコリーが悲惨な状態です

2009-02-28 17:44:54 | 日記
これはヒヨドリの食害ですが、最初に報告したのは2月6日です。
その日に対策をしましたが被害は止まらず、その次に報告したのが2月23日でしたが、ついにこんなになってしまいました。

釣り糸はカラスには有効なのですが、警戒心のないヒヨドリには全く役に立ちません。

向かいの家には小さなお子さんが二人いるのですが、さぞかしがっかりしていることでしょう。
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今日は東京にいました

2009-02-27 22:23:40 | 日記
東京に出るのはいつも仕事のためですが、帰りに大きな書店とデパ地下のスイーツの店に立ち寄るのが無二の愉しみです。

・購入した「やさしいライオン
・同上「まゆとおに
・同上「ねえ だっこして
・同上「ちいさな あなたへ
・同上「おやすみなさい おつきさま
・同上「おだんごぱん
・同上「一つの花」

デパ地下スイーツ1
同上2
同上3

・往きの京葉線沿線風景
・車内で広げる「イネイブリング」の資料
京王線新宿駅
京王線沿線風景
多摩センター1
同上2
同上3
同上4
同上5
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向かい家のブロッコリーにヒヨドリの被害です

2009-02-24 23:18:15 | 日記
周囲に釣り糸を張り巡らせてあったのですが、この通りです。

ヒヨドリによる食害ですが、どうにもなりません。
釣り糸が張って無かったら、もっと悲惨なことになっていたでしょう。

この辺りでは自家菜園以外でブロッコリーを見ないのですが、農家の畑ではどうやって対策しているのでしょうか?

別の場所の被害

・少しずつ大きくなるブロッコリーの花芽

・やはりお向かいの駐車場で、昨年収穫したイモを種イモにして植えたジャガイモ
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モズのペアがやってきました

2009-02-22 21:16:46 | 日記
やって来たのは、畑の上の公園です。
モズは時々やって来ますが、ペアで来たのは初めてです。

・もう一枚

この畑から10種類くらいの野鳥を見ることが出来ますが、市街地であっても森が近いせいだと思います。
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ソラマメはぐんぐん成長します

2009-02-22 20:55:36 | 日記
これは最初に播いた方で、その次がこれ
そして、最後播いたものがこれです。

・花を付けているスナックエンドウ
・いちばん広い畑の全景
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デッキ下の片付けをしています

2009-02-21 21:31:59 | 日記
近々デッキの塗り替えをすることになったからです。

しかし、捨てても移動しても物は全然減りません(泣)

おまけに、不要なものを市役所のゴミセンターに持っていったのですが、何と今日はもう締め切った後でした!(これも泣)

デッキ下1
同上2
同上3

廃材の焼却

・上の公園にいた
洗濯物干し
・お向かいのブロッコリー
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今日は深谷にいました

2009-02-19 22:38:26 | 日記
深谷駅の駅舎は立派です。

旅の友
高崎線
深谷駅前
・深谷駅前で朝マック

・帰りの車内弁当(これで800円とは高い!)
・帰りの上野駅

・地元に戻ってからの畑の見回り1
同上

・風邪をひいたため咳対策のマスク
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どんぐり

2009-02-19 05:06:43 | 日記

同級生のどんぐりと とっくみあいのけんかをした。
どんぐりとは そいつのあだ名で 頭と髪型が どんぐりみたいだったからだ。

何がきっかけだったか 今も思い出さない。
どんぐりが 転校生して来て 間もないことは覚えている。
友達が出来ないことを 俺が馬鹿にしたのかも知れない。
頭が「どんぐり」みたいなところを 俺がからかったからかも知れない。
いずれにしても その理由を彼の中に見出すことはあり得なかった。

その頃の学校でのけんかは プロレス技が流行りだった。
俺は格段けんか好きではなかったが 体がどんぐりより大きいから 絶対に負けないと思っていた。

何回か組み合った後で 突然俺の体は宙を舞っていた。
柔道でなら 巴投げというやつだった。
後にも先にも これほど見事に ぶっとんだ記憶がない。

床に投げ出された時は 不思議に痛くなかった。
でも負けたと思った。 誰が何て言おうとも俺は負けたのだ。

しかし俺は 負けを認めたくなかった。
起き上がって どんぐりの額に頭突きをした。
どんぐりの 汚いジャンバーの襟をつかんで 何度も何度も自分の頭を打ち付けた。

しかし どんぐりは何もしなかった。
黙ったまま 俺の頭突き受けていた。

どんぐりの額に こぶが出来て赤くなった。

それを見て やっと俺は止めた。
俺は あいつの襟から手を離して泣いた。
大きな声で泣いた。

それからだ 俺があいつと普通に遊ぶようになったのは。
そして どんぐりと遊ぶ時は いつもふたりだった。

しかし 彼は突然よそへ転校してしまった。

俺に唯一ケンカを教えてくれた友として 今でもどんぐりのことを思い出す。
優しげで しかし陰のある寂しげな顔を。

彼は元気にしているだろうか?
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