掘り上げたインカのめざめのデータを処理する上での前提条件は下記の通りです。
数字の全てには「約」が付きます。
尚、今シーズンのインカのめざめは、土寄せをしていなかったため緑化が原因による✕不具合品の割合が
とても高くなっています。
1)畝長:12メートル(3列)
2)株間:20センチ
3)畝間:60センチ
4)植えてあるインカのめざめの株数:180
5)1~4までで求められる栽培面積:22平方メートル
6)種芋の使用重量:7.2キロ(1株分が平均40グラム)
掘り上げたものの計量状況です。
7-1)出荷及び地方発送、おすそ分け用(〇良品):合計50.5キロ
7-2-1)緑化品及び虫食い品等(✕不具合品):13.5キロ
7-2-2)小粒の緑化品及び虫食い品+超小粒品(✕不具合品):13.5キロ
7-2-3)〇良品率:65パーセント
8)1株当たりの掘り上げ量(〇良品+✕不具合品):430グラム/株
9)1株当たりの収量(〇良品のみ):280グラム/株
ここでの〇と✕は、前日の水洗い後の選別で仕分けされたものです。
この後の大きさに応じた仕分けと保存のための箱詰めの際に、再度品質チェックが入りますので、〇良品率は
65パーセントより落ちますが、再チェックで〇→✕になる量は1キロくらいでした。
尚、✕不具合品であっても、その殆どは秋作のための種芋として使うことは可能ですし、緑化部分がごく一部で
あるものは、その部分を取り除いて食材としての利用することが可能です。