その頃の播種は発芽試験を目的としたものなので、播種適期からはまだ早過ぎるのですが、せっかく
育った苗を捨てるのが忍びなく、庭の花壇に植えることにしました。
そら豆の播種適期から早過ぎるというのは、育ち過ぎた葉が寒さに弱いことが理由だと思いますが、
以前の発芽試験で9月に播いて育った苗を植えたものでも寒さで枯れたことはなかったので、育ち過ぎ
による密植状態だけを心配すれば良いことなのかも知れません。
これがそら豆の花です。
今シーズン初めて見ました。
こちらデッキ手前の「一寸そらまめ」ですが、花はまだ咲いていません。
その他にも擁壁の上にも植えてありますが、こちらもまだですね。
擁壁の上の東側は最後の方で植えたものが多いので、それらはまだ大きくなっていません。
そら豆は播種適期の間での播種を1カ月ずらしても収穫は2週間くらいしかずれません。
早く播いたものからの株は、より大きくなって根元から出る枝数も多くなります。
よって株間や畝間は広くとる必要がありますし、収穫残渣は多くなります。
一方で遅く播いたものからの株は、背は高くなりませんが根元から出る枝の数も多くないので
後から出る芽を摘むなどの手間がかかりません。
株間や畝間を狭くても問題ありませんし収穫残渣も少なくなりますが、種の数を多く必要とします。