ピロリ菌を除菌する薬
いろんなことがあるね。
8月、テニスの練習試合中にアクシデント。
隣の球場から軟式野球のボールが飛んできて、頭部(首の上)を直撃。
バットで殴られたような衝撃。
頭がクラクラして立っていられず。
しばらく休んでから、何とか家まで帰った。
30歳後半に発症した頸椎ヘルニアの症状が再発しないか心配。
打ち身の痛みは2日ほどで治ったけど、指の痺れと握力低下・首の痛みが出てきてしまった。
20年間近く整形外科のお世話になり、ようやく解放されたのに・・・。
また、あの暗い時代に戻るのではと不安な毎日を過ごす。
首の痛みとともに、肩の凝りと張りが酷くなる。
横になると余計に感じてしまい、眠れない日が続く。
朝まで一睡もできない日も多くなる。
胃の痛みも出るが、市販の薬では改善しない。
かかりつけ医に胃薬と入眠剤を処方してもらう。
入眠剤を飲むと眠れるが、翌朝はしんどくてたまらない。
薬が合わないようなので、2日間で止めた。
眠れない日はベッドを離れ、自分の部屋で静かに音楽を聴いたり本を読む。
こんな生活を続けていたら、体調が悪くなるのも当たり前。
いつも体が怠いし、やる気も出ない。
血液検査をすると、糖尿病の予備軍だし、中性脂肪が950(基準値35~149)もあるという。
糖質制限をしていたので予備軍にまで下がったと少し安堵。
中性脂肪の数値は異常なので、すぐに投薬治療が必要とのこと。
10月中旬には肩のコリなどは残るものの、手の痺れと首の痛みはマシになった。
テニスもできるまで良くなってきたのが嬉しい。
軽くしているつもりでも練習後は首の調子は良くないので、その時の体調を見ながら参加するか決めるようにしたい。
1カ月後(11月1日)の血液検査の際に、ピロリ菌を除菌したいと申し入れ、朝晩1週間分の薬を貰う。
日曜日の朝から飲み始める。
夕方に畑仕事から帰ると、家人が心配そうに「顔が赤い」と言う。
「日焼けかな?」と笑いながら答えたのだが。
晩御飯の後に夜の薬を飲むと、しんどくなって居間で横になる。
1時間ほどで目が覚めて鏡を見ると、顔が真っ赤で浮腫んでいる。
胴回り、お尻、首のあたりが痒い。
これはピロリ菌除菌薬の副作用しかない。
翌朝に回復していることを願って寝る。
朝起きて、飛び上がるほどビックリ!
目が開けにくいほど、瞼と目の下が腫れている。
頬も異状に浮腫んでいて、自分の顔じゃないみたい。
「あんたは誰や!」と言いたくなる醜い顔で、写真に残す気も起こらず。
振替休日なので、休日救急診療している病院をネットで探す。
近くの労災病院に電話すると、2年以内に受診していないと受け入れできないと言う。
4月に大腸癌の疑いで受診していることを思い出した。
治療してもらえることを喜び、病院へ急ぐ。
医師と看護師は若く、要領よく聞き取りと治療を進めていく。
アレルギーを抑える点滴をしてもらうと、知らぬ間に寝てしまった。
目覚めると、体の痒みは全くない。
「顔の浮腫みは少しマシになったようだ」と言われたが、そうは思えない。
今日も浮腫みはそれほど引いておらず、一日中家の中で過ごす。
少しずつでいいので、元の顔に戻ってほしい。
今回、健康の大切さと、薬の怖さを知った。
もともと薬には弱くて、子供の頃から薬の投与は控えられていたようだ。
大人になっても風邪薬を飲むと風邪の症状は治まるものの、体が怠くてしんどいのが続く。
この先、抗がん剤を飲むような状況になったら困るかもしれない。
薬に強い体づくりは、どうすればいいのだろうか。