猫のマロンは現在4歳4か月で、家族になってから3年10カ月になります。
我が家に来て2週間ほど過ぎたころから、家族への対応が変わってきました。
これができるのは家人だけ
家人にべったりで、まるで自分の母親であるかのような接し方です。
あっしと息子二人には関心がないような感じで、体に触れようもんなら飛んで逃げます。
毎日家にいるあっしには少しずつ気を許すようになってきました。
それでも、なでなではできても抱っこはダメです。
抱き上げた途端、暴れもがいて飛び降りようとします。
息子二人と「寂しいね~」といつも話していました。
ところが、あることがきっかけで、あっしとの距離がグーーンと近くなりました。
それは家人が7月に帰郷してからです。
マロンが寂しがるし心配だからと、日程は飛行機で2泊3日でした。
その間は、ご飯や水をあげること・トイレを綺麗にしておくこと・一緒に遊ぶことなどを頼まれていました。
マロンが家人のいないことで寂しがって、あっしと仲良くなれること大いに期待していました。
残念ながら、全くの期待外れでした。
ご飯をあげても離れているし、トイレ掃除をしていても遠くからジィっと眺めているだけでした。
自分の寝床にいることが多くて、遊びどころではないという感じでした。
一番頼りになる家人がいないことが、とても不安だったのでしょう。
あれこれしている間に家人が帰ってきました。
それで安心したのか、あっしのそばにもやってくるようになりました。
日が過ぎるごとに、あっしに近寄ってくることが増え、甘えるようになってきました。
朝起きて階段を下りていくと、マロンが足元へ飛んできます。
お尻の辺りをトントンしてもらうのが好きなのですが、「にゃお~」と鳴きながら誘いにきます。
これまで目を合わすことがなかったのですが、甘える時はまんまるな瞳で真っすぐ見つめてくるようになりました。
今では、夕食の後には必ずお誘いにきます。
あっしが絨毯に座っていると、ピッタリと横に座りにくることが増えました。
抱っこや膝に座ることは無理ですが、膝を跨いで足の間に来るようになりました。
人間の年齢に換算すると、現在33歳くらいのようです。
家人がいない間のあっしの姿を見て、大事な存在なんだと思ったのかもしれません。
理由はともかく、マロンと仲良くなって嬉しいです。
マロンも含めた家族みんなが、毎日、楽しく過ごしていければいいなと思います。