ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

電源ノイズフィルター導入

2023-12-30 13:30:53 | オーディオ・AV

 

オーディオに興味を持ち出して、半世紀以上が過ぎた。

振り返ると、中学生の時に初めて作った真空管ラジオにレコードプレーヤを繋いで聴いた時の感動が始まりだ。

 

それからオーディオ機器が次々に変わり、今のシステムに落ち着いたのは25年ほど前。

リディーマーというスピーカーシステムに出合って、再生音楽による感動を知った。

それ以降、我が家のオーディオシステムは基本変わっていない。

 

ところが、10年ほど前からこれまでのような感動が徐々に薄れてきたように感じる。

スピーカーのセッティングか、アンプなどの機器の劣化か、あっしの耳の衰えか?

いろいろ試行錯誤するが、本来の性能が発揮できていない。

 

ノイズ対策が必要か?

これまで200V電源、ノイズカットトランス、仮想アースなどを試したが、今は外している。

高周波ノイズ対策は多岐にわたり、効果の見極めが難しいと感じる。

 

 

共立エレショップのHPを見ていたら、電源ノイズフィルターなるものが目に入る。

双信電機製汎用EMIフィルターを組み込んだ組立キット(WP-NF100V10A)だ。

 

 

現在のPCオーディオは共立グループ店で調達したもので、直感で使えるかもしれないと判断。

キットといっても簡単なもので、アルミケースにはパーツは取り付けられていて配線をドライバーで付けるだけ。

 

開封して、あっという間に組立完了。

プリメインアンプの電源部にセットする。

 

試聴すると、音がスッキリして楽器の位置がよく分かる。

空間再生能力が上がり、音にキレが出てきたようだ。

 

頬が緩む。

先ずは、結果良好で良かった。

 

 


ダック電子堂が閉店

2022-03-02 23:59:00 | オーディオ・AV

 

東大阪市にあるオーディオ店「ダック電子堂」が閉店されるとの情報が入る。

 

独自理論によるスピーカーや、これに合う真空管アンプを製造・販売していたお店です。

HPを覗くと、昨年9月8日付けで閉店処分の製品のお知らせがあった。

既にほとんどの製品は売れたような感じがする。

 

30年ほど前にALTEC 403AのSPを組み込んだ「マリーサ」を購入したお店で、それ以降は訪問していないが閉店と聞き、とても残念だ。

当時の店主の年齢から考えると、お店を維持していくには厳しいかもしれない。

今のオーディオ業界は厳しい経営環境にあるのは素人のあっしでも想像に難くない。

 

そんなことを考えていたら、ここのスピーカーを鳴らしてみたくなった。

家の中を探し回り、押し入れの奥にあるのを発見。

EMFオーディオの「Sequel-2」のプリメインアンプを繋いで聴く。

音は出るが、音楽を聴いても感動しない。

 

管球アンプ時代の古いスピーカーなので、真空管アンプの方が相性がいいかもしれない。

そう思って、30年前に自作した真空管アンプ(シングル・モノアンプ2台)に繋なぎかえた。

長年も灯を入れていないのでしばらく鳴らしていると、段々と良くなってきた。

ボケていた映像が徐々にピントが合ってくるような感じかな。

 

1時間ほど経つと、俄然良くなってきた。

20cmコーン型のフルレンジSPなので、ほぼ中音域しか出ていないはず。

データを見ると、周波数特性は70Hz~11KHzという狭い帯域だ。

それでも音楽を聴くには全く不満はない。

音に厚みと張り、スピード感があるからだろうか、音楽を聴いていて楽しい。

50年代頃のジャズを鳴らすと、「あぁ、これこれ!」と思ってしまう。

ずっ~と聴いていたい気分だ。

 

長年、オーディオを趣味として、感動する音楽の再生を目指してきたが道半ばだ。

「時間と費用を掛けなくとも、これで十分じゃないの?」という気持ちも生まれてくる。

 

このスピーカーも手放せないなぁ・・・


ネックスピーカ―を買う

2022-01-03 16:21:58 | オーディオ・AV

 

数年前から人間ドックで「難聴ですよ」と言われている。

加齢性難聴のようで、体温計や冷蔵庫の電子音が聞こえないなどの症状はあるけど、日常生活で大きな支障がないので放置している。

 

同年代の友だち二人は、すでに補聴器を付けている。

音楽を聴くのが趣味なので、難聴だと厳しいかも?と思ったが、十分楽しめているので有難い。

 

テレビを観ていると、喋っている話の内容が聞き取りにくい。

聞こえているのに内容が分からないのは、脳が退化しはじめているのではないかと心配になる。

つい音量を大きくするのでCMに変わった途端、ボリュームが大きくてビックリする。

 

一緒に観ている家族に迷惑にならないようにと、テレビ手元スピーカーなる商品を見に行く。

小型ラジオのようなもので、自分の座る前に置くと良く聞こえるらしい。

ワイヤレスの機種を選べば、コードが邪魔になることもない。

手元で鳴るので聞き取りやすいと言う。

テレビからの音と手元スピーカーの音にタイムラグがでて気になることもあるようだ。

 

他に良いものがないかと見て回ると、首にかけるネックスピーカーを見つけた。

色んなメーカーから発売されていて、どれが良いか分からない。

店員さんに聞くと、音楽を聴く分にはどの機種でも問題はないと言う。

しかし、テレビで使う場合には、機種によっては人の口と音声にズレが出るので注意が必要だそう。

 

ソニーの最新機種「SRS-NS7」は、テレビの光デジタル音声の出力を使うので音のズレはほとんどないのでお勧めだという。

財布には優しくないが、後悔しないと感じた。

我が家のテレビは8年ほど前のものだが、この端子と電源供給のUSB端子があったので迷わずこれにした。

 

使ってみると、セリフがよく聞き取れる。

取扱いもしやすいし、導入した満足度は高い。

不満は、※バッテリー残量が分からずテレビ鑑賞中に切れることと、長時間使っていると肩が凝ることかな。

(※電源が入った状態で軽く電源ボタンを押すと、残量を音声で知らせてくれました)

 

タブレットやパソコンとBluetoothで繋いで、YouTubeなどで音楽を聴くのも良い。

イヤホンのように耳に負担が掛からないし、ネックスピーカーが振動して低域を補完してくれる。

 

ネックスピーカーを付けて、現在のパナソニックテレビで映画やドラマを観ると、これまでよりも感動が得られる。

この機種は、ソニー製テレビに搭載されたBRAVIA XRと繋ぐことで、最高のパフォーマンスを発揮し360立体音響が再生されるとある。

もし買い換えることがあれば、ソニー製を第一候補にしようかな?

 

 


SPも脱力?

2021-03-08 22:01:14 | オーディオ・AV

 

今朝は天気が良くないので、部屋で音楽を聴きます。

メインスピーカーの「リディーマー」で再生しますが、何故か音楽が楽しくありません。

スーパーツイーターを追加したのに、高域の伸びに不満があるからでしょうか。

天候か、気分のせいか分かりませんが、特に音楽に没頭できないのです。

 

10年ほど前に、スピーカーユニットの取付ネジを増し締めしたことを思い出しました。

よーく考えれば、それ以降に音楽再生で不満が出てきたように思うのです。

 

当時の記事に「長年の使用による振動で、スピーカーを取り付けているネジが緩んでくる。これを増し締めすることで本来の音が再生できる」とありました。

なるほどと思ってネジを見ると、緩んでいてしっかりと締めました。

カッチリした音になり、これが本来の音だと信じて十数年間使ってきたのです。

 

 

最近、ゴルフを再開しましたが、クラブを持つ手には力を入れすぎず、腕や体も力を抜いてスイングすることを知りました。

いわゆる脱力のスイングで、ヘッドスピードを上げられるのです。

まだ自分の物にはできていませんが、理論は理解しています。

テニスでも脱力してラケットを振ると、これまでより調子がいいのです。

 

 

  サテライトSP

 ウーハー

 

そんな体験から、スピーカーもガチガチに締め付けないで、多少のゆとりがある方が良い響きになるのでは?と思ったのです。

昔はスピーカーやアンプに重しを置くと良いとされていましたが・・・。

実際にやってみると、押さえつけられたような潤いのない音になりました。

 

早速、スピーカーの取付ネジをほんの少し(3度位)緩めました。

あっと驚くほどの結果となりました。

 

押さえつけられていた音が解放されたように、のびのびと鳴ります。

ボーカルは潤いを帯びて気持ちよく耳に入ってきます。

古いモノラル録音のマリアカラスのオペラでは、天に向けて抜けるような歌声が再生できました。

ジャズもクラシックも音楽が心に響き、ず~っと聴いていたくなりました。

 

今まで何ともったいない音楽鑑賞をしていたのでしょうか。

今日、間違いに気づいたことを喜ぶことにします。

オーディオは奥が深いなぁとあらためて感じています。

 

スピーカーユニットを増し締めしている方は少ないかと思いますが、もし実行されていたら締め付けトルクの確認をお勧めします。

 

 


部屋の響きを整える②

2021-03-01 23:59:00 | オーディオ・AV

 

2月22日の記事で、スピーカーの側面にムートンを設置して効果があったことをお伝えしました。

その時に試した白のムートンが余っています。

 

どこの部屋に敷こうかと考えていて、あっしの部屋の天井に付けることを思いつきました。

床には絨毯などを置きますが、天井に吸音材や反射板などで工夫している話は余り聞きません。

重い物ではないので、ピン6本で止まりました。

 

設置場所は適当に決めましたが、効果があるようです。

音が落ち着き、ボーカルが浮かぶような感じになり、聴いていて心地いいです。

しばらく聴いてみて、取付け位置を変えてみたいです。

 

昔、読んだ雑誌に「天井に薄い布を波打たせて設置すれば音響効果がある。」という記事があったのを思い出しました。

当時、部屋の壁(スピーカー設置側)に40%ほど、天井から床まで厚めのカーテンを設置していました。

天井にまで布を付けるとデッドになり過ぎて、音の艶やハリが失われるように感じて試しませんでした。

 

頭で考えるより、実際に試してみることが大事な気がしています。

オーディオファンの皆さん、一度チャレンジしてみては!

 

 


部屋の響きを整える①

2021-02-12 22:11:49 | オーディオ・AV

 

コロナの影響でお家時間が増え、ストレスが溜まっています。

緊急事態宣言の効果なのか、大阪府の今日の新規感染者は89人でした。

二桁の感染者だったのは、昨年に11月以来ということです。

 

やっぱり人との接触が減ると、間違いなく感染が抑えられるんですね。

不要不急の外出を出来るだけ控えていたので、良い結果が出てチョッと嬉しいです。

 

家ではテレビの守が一番多かったのですが、次に多いのは音楽と映画の鑑賞です。

じっくりと音楽を聴くかたわら、スピーカー(SP)のセッティングにも時間を費やしました。

 

ふと思いついたのが、両側に置いたSPの内側の音の反射です。

大きめのSPなので、左右のSP間での反響が悪影響が懸念されたので内側に角度を付けて配置しています。

それだけでは不十分かもしれないと、吸音材を置くことを試してみます。

 

オーディオ関連の商品は効果が期待できる反面、非常に高価です。

定年退職の身では手が出せないので、代わりになる品物を探します。

 

「部屋の音響を整えるにはムートンが相応しい」と専門誌に書かれていたことを思い出しました。

オーディオ製品の10分の1以下で購入できます。

もしダメなら、他の使い方ができるので無駄になりません。

お試しなので、白のムートン・ラグ1匹分を2枚購入しました。

 

SPの内側に取り付けて視聴しました。

驚きました~!

音が落ち着き、ボーカルがセンターに定位します。

もっと早く試せば良かったと反省。

白色は目立ち過ぎるので、茶色のムートンを買い直しました。

 

オーディオルームの音響環境の重要性は感じていたので、早い段階から細々とやってきました。

大々的なリフォームは必要な費用が大きく、失敗が怖いので簡単には取り組めない範疇です。

今回のような吸音・拡散は簡単に試せるので、もう少しやってみるつもりです。


小型SPの使いこなし(3)

2021-02-04 22:08:54 | オーディオ・AV

 

昨年11月30日の記事「ひのきSPが歌う」でお伝えしたとおり、十分に音楽を楽しめるシステムが完成しました。

オーディフル製「FE83-Sol」の8cmスピーカーの良さがあってのことでしょう。

どのようなアンプでもそこそこ鳴ってくれますが、ドライブするアンプによって驚きの音楽再生を実現してくれました。

 

EMFオーディオ「Seque-2」のプリメインアンプが、その役割を果たしてくれたのです。

このアンプが、TSインターナショナル社でたったの2万円(税込)の激安価格で買えたのですから、申し訳ないような気持ちになってしまいます。

元々、8万円ほどで発売していたアンプなので、7割以上の値引きになります。

 

オーディオファンの性なのでしょう、さらなる高みを求めてしまいます。

「サブシステムだし、これで十分だ!」と思いつつも、もうチョッと低域が出ていればもっと・・・と。

 

20年ほど前に購入していた小型のサブ・ウーハーが倉庫に仕舞いっぱなしにしていたことを思い出しました。

開封もしていない状態でしたが、長期保存で劣化しているかもしれません。

諦め半分で箱から出すと、全く傷んでいません。

SPのコーン紙やゴムエッジも大丈夫でした。

 

サブウーハーは「Gale30シリーズ3070」で、当時、小型SPと組み合わせを考えて購入したのですが、計画がとん挫したのです。

配置は通常2つのSPの内側が理想のようですが、メインSPの再生の妨げになるので置くことが出来ません。

 

いろいろ配置を変えて視聴しながら、不自然に感じない場所を探しました。

すると、視聴場所の後ろに置いて、SPと対向するのが一番いい感じです。

 

クロス周波数は、55Hz前後、ボリュームは9時の位置でセットしました。

低域をバンバン出すのではなく、寂しくない程度に補完するセッティングです。

低域の色付けもなく、自然なつながりになっているみたいです。

 

サブウーハーの置き場所に苦労されているなら、視聴位置の後ろ側配置を試されては如何でしょうか。

視聴位置の左右側に置くよりは自然に感じました。

 

 


ひのきSPが歌う

2020-11-30 23:26:15 | オーディオ・AV

 

明日は、もう12月だ。

あっという間に年の瀬がやってくる。

 

コロナ禍の影響で、家で過ごす日がほとんど。

自分の部屋で、音楽を聴きながら本を読む時間が増えた。

 

大型SP(スピーカー)の上の小型SPに目がいく。

2年半前に購入したオーディフルの「FE83-Sol」だ。

桧の無垢材で製作したSPボックスに、フォステックスの口径8㎝SPを組み込んだもの。

(上に載っているのは、後付けの安価なスーパーツイーター)

 

購入後の年月で木の素材そのもの色(白っぽい色)から、茶色方向へと色づいてきたよう。

陽に焼けたのか、本来の桧の色になってきたのか分からないが、味わいを感じる色だ。

長い間、全く手を掛けることなく、聴いているだけだった。

 

少しは力を注いであげようと、小型SPを上手に鳴らすヒントがないかネットサーフィンする。

「箱庭的ピュアオーディオシステムの薦め」というHPに出会う。

記事には小型SPの視聴やお薦めアンプの評価や使いこなしなどがある。

自らが長年使ってきた実践上での感想であり、信頼性が高そうだし読んでいて楽しい。

 

  自作真空管アンプの上に仮置き

  真空管CDプレーヤー

 

EMFオーディオの「Sequel-2」のアンプに興味が湧く。

メジャーなイギリスCREEK社のセカンドブランドらしい。

マイク・クリークが理想・理念を注げるハウスブランドという扱いだと書かれている。

CREEKのアンプは雑誌などで知っているが、聴いたことがない。

取扱い代理店「TSインターナショナル社」のHPを見ると、ビックリするような価格で販売されている。

ちょっとしたプリメインアンプの消費税程度で買える値段なので、即注文!

 

  小ぶりなAURAのアンプよりもさらに小さい。

到着してひのきSPに繋いで視聴する。

聴いてビックリ!

これまで繋いでいた自作真空管アンプ、フランスのプリメインアンプとは全く違う鳴り方で驚く。

音の鮮度が高く、前へ前へと飛び出すような鳴り方に感動さえ覚える。

 

  簡素な基盤(シンプルイズベストを証明か?)

音楽を聴くのがとっても楽しい。

次々にCDを掛け、何時間も部屋に閉じこもる。

聴き終わると、幸せ感が湧いてくる。

「SPを鳴らす」ではなく、「SPを歌わせる」と表現したいほど気に入った。

 

今日、ライブ音楽ファンで耳の良いKさんに視聴してもらう。

「8㎝のスピーカーで、ここまで鳴らせるのか!」との高評価だった。

アンプは無論だが、ひのきSPの持つポテンシャルも凄いんだと再認識した。

 

メインSP(リディーマー)+AURA「VITA」と比べると、スケール感・上質感・低域の量感では劣るものの、音楽に浸るという点では良い勝負かもしれない。

 

小型SPをもっと良く鳴らしたいという方には、お薦めできるアンプだと実感している。

仮に好みに合わなくても破格値なのでお許しを。

 

(アンプの内部写真はネットからお借りしました)

 


ツイーター体験キットを

2020-07-03 22:36:38 | オーディオ・AV

 

手持ちのフルレンジSP(スピーカー)に付けてみようと「スーパーツイーター体験キット」を購入しました。

 

Facebookに、デジファイ(オーディオ雑誌)からNO.20号付録のスーパーツイーターを体験してもらうキットが7月1日から発売するとの情報がありました。

何気なくHPを開いてみると、2,000Hz~ 40,000HZまで再生する能力があり、価格は55%offの2,700円(税込)と超お買い得。

 

https://digifi.theshop.jp/items/31093246

 

ユニットだけでなく、配線コード・ローカットコンデンサー・簡易スタンドなどが付属しているので手軽に試せます。

すぐに注文すると、今朝届きました。

 

すぐに組み立てて、8センチフルレンジに載せてみました。

部屋にあった木片に防振粘着マットを敷き、その上にツイーターを置き位相を合わしました。

 

効果は上々です!

SPは、オーディフィルの工房の製作で、無垢のひのき材ボックスに「フォステックスFE-83Sol」を搭載したものです。

単体で鳴らしてもスッキリとした音で、聴き疲れのしないゆったりと聴けるのでお気に入りです。

 

スーパーツイーターを乗せても不自然さは全く感じません。

元のSPの良さを壊さずに、より引き立てて音楽が楽しめるようです。

午後からずっ~と流しっぱなしで、今も記事を書きながら音楽を聞いています。

 

3,340円(送料込)でお遊びができて、上手くいけば音質向上もあるので、やって損はないでしょう。

あっしは追加で、ワンセットを注文しました。

 


オーラの「VITA」に

2020-04-19 23:57:45 | オーディオ・AV

 

現行の「VA-50」の後釜に収まった中古のAURAVITA」ですが、箱を開封すると、電源プラグ・USBコード・コントローラーは未開封で、本体そのものも全く傷がありません。

本当に使用してたん?と思えるような、とても良い状態の商品でエージングすると随分と良くなりました。

 

VA-50」と同じMOS FETを搭載し、同サイズで筐体の厚みは55㎜の小型・薄型アンプです。

同じ意匠でもVA-50の音質は望めないだろうと思っていましたが、温かくて柔らかな音質は引き継がれているようです。

 

スイッチングノイズはリレーが入ったことで起こらなくなりました。

VA-50とは比べものにならないほど発熱量が少なくて、夏でも電源は入れっぱなしにできます。

リレーが組み込まれたり、発熱が抑えられたことによる音質低下が心配されるところですが、あっしの駄耳では今のところ大きな影響は感じません。

十分に使えると思えたので、予備機としてもう1台購入しました。

 

ただ、RCA入力端子が2ヵ所しかないないので使い勝手が悪いです。

フォノアンプ、CDプレーヤー2台、コンピューターを繋ぎたいので、4カ所は欲しいところ。

他にXLR端子が1カ所あるので、これを利用することにします。

 

 

RCAからXLRへ変換するコネクターがアマゾンで販売されていたので注文します。

オスとメスの間違いに気づきましたが、開封してので返却できず再発注です。

 

 

繋いで、音が出た途端、「なんじゃあ、これは!」と声が出ました。

中国製の安価な商品とはいえ、あまりに酷すぎます。

千円のAMラジオの方が良いくらい・・・

10分間も聴けずに外しました。

 

   下の黒い線 は、交換したピンコードの線

「どんな線を使ってるんやろ?」と思い、コネクターを分解します。

開けてビックリ!細~い線が繋がっていましたわ。

DIYできそうなので、ピンコードを切って交換します。

 

半田ごて当てると、温度が高くないのに固定のプラスチックが解けピンが曲がってしまいました。

間違って買ったメスのコネクターを利用して、無事に接合できました。

コネクターが無駄にならず良かったわ~

 

視聴すると、何とか聴けるというレベルにまで改善しましたが・・・

RCA端子との差はあるので、別の方法があるか調べてみます。

 

VITAのアンプのお陰で、コロナ自粛の中にあっても自宅で楽しく過ごせています。

音楽・映画鑑賞の趣味があって良かったです!

 

 


HEGELアンプを試す

2020-04-03 23:26:44 | オーディオ・AV

 

AURAの「VA50」のアンプは四半世紀も使っています。

ここ10 年くらいから2台とも故障続きです。

フルメンテナンスを含め10回ほど修理していますが、1台は修理上がりから2週間ほどでダウンしてしまいました。

もう一台は音像が片側に寄る症状が出ています。

 

オーラで駆動するメインSPの「リディーマー」は音楽に没頭できて満足していました。

ところが近年は音楽を聴く時間が減ってきました。

聴き終わってからの満足感や充足感が足らないからに他なりません。

 

原因はアンプの劣化で、修理では元の再生は期待できないと感じるようになりました。

昨年のハイエンド・オーディオフェアで感動する音楽再生に出合いました。

キソ・アコースティックのSP「N1」をHEGEL「H590」で鳴らしていました。

小型SPが朗々と音楽を奏でていて驚きました。

 

HEGELなら満足のいく結果が得られるかもしれない。

そう思って自宅視聴をさせてもらいました。

 

20年前、ブルメンスターのプリアンプとパワーアンプを購入したのですが、残念ながらリディマーには合いませんでした。

今は超高級アンプメーカーですが、当時はあっしでも購入できる価格帯の物がありました。

こんな苦い経験があったので、我が家のシステムとの相性を確認したかったのです。

 

H590とH190を視聴します。

H190は期待するほどのものがなく、すぐにH590に変えます。

同社プリメインアンプのフラッグシップだけの事はあります。

 

音の密度感・スピード感は半端なく、演奏者が並んでいる様子が分かるほどの分離は圧倒的です。

ライブ盤を聴くと、目の前で演奏しているようです。

一言で表現するなら「キレッキレのアンプ」です。

ギターデュオを聴くと、お手本にしている上様宅のシステムに近い鳴り方をします。

素晴らしいアンプで、4日間楽しませてもらいました。

 

   下:HEGEL 上:AURA

HEGELは迫力と緊張感を持って聴けましたが、AURAに切り替えると柔らかく温かな雰囲気は変え難い良さがありました。

HEGELのH590の良さは確認できましたが、悩みに悩んで今回は購入を控えることにました。

 

 

 

    VITAのアンプで視聴

7年ほど前のAURAの「VITA」の中古があったので、これも自宅試聴させてもらいました。

HITACHI製MOS-FETをシングルプッシュプルで使用していているので、代替機に相応しいと感じたからです。

視聴すると「VA50」の良さを引き継いだ鳴りっぷりで期待以上でした。

逆に、現所有アンプの経年劣化を否応なしに感じました。

H590アンプの1/10以下の値段なので、取り敢えずこのアンプで鳴らしてみます。

 

 


SPセッティング完了

2020-03-15 23:06:21 | オーディオ・AV

 

メインスピーカー「リディーマー」とスーパーツイーター「HIT-ST2」が喧嘩をせず、仲良くなりました。

 

スピーカーの台を山西黒石から木製のボードに変えました。

数カ月掛けて1ミリ単位でセッティングをしていました上手くいきません。

ライブ音楽鑑賞が趣味の友人Kさんにチェックしてもらっている時に、ハッと気づいたことがありました。

 

サテライトSPの角度に合わせて、スーパーツイターも若干上向きにします

 

両サイドのサテライトSPも、センターウーハーもSP取り付け板は直角ではなく少しスラントしています。

普通のSPは長方形の箱なので、ツイーターは水平に置けばOKです。

リディーマーは3つのSPから出た音の波が、空間で混じ合うことで精確な音楽を生みます。

セッティング位置の誤差は1ミリ以内にする必要があるし、SPから放たれる音の方向も一点に交わるような方向性が重要です。

 

両SPは平行に並べない

 

スーパーツイーターも同じようにSPの交わる点に合わせていきます。

そのうえで、位置を前後左右に動かしながら、聴感で位置決めをしていきます。

今ではスーパーツイーターの存在を感じないくらい自然な鳴り方に近づきました。

 

随分と時間が掛かりましたが、無駄にならず良かったです。

満たされる音楽鑑賞を目指して、もう少し努力します。

 


いいイヤホンだ

2020-01-28 23:52:58 | オーディオ・AV

 

つい買ってしまうのが、イヤホンとヘッドホンです。

昨年末に買ったのが、SONYWF-1000XM3

 

昔はBluetoothによる伝送は音が悪いと言われていました。

イヤホンの線が邪魔に感じて、1年ほど前に初めてBluetoothイヤホンを買いました。

JVCの安い商品でしたが、音切れもなく十分使えるものでした。

ただ首に巻くタイプで使い心地が良くないので、両耳に別々に入れるタイプが欲しくなりました。

 

自分の好みに合った音の良い商品を見つけたいのですが、店頭で聴き比べするのには抵抗あります。

誰が使ったか分からないイヤホンを、耳に入れるのが生理的に無理なのです。

イヤホン売り場で、耳の汚い人が次々に視聴しているのを見てから駄目になりました。

 

モノクロなどの雑誌を見ると、購入したイヤホンがダントツで1位です。

中途半端な物を買って後悔するのが嫌なので、思い切ってこの商品にしました。

 

まだ、室内でしか使用していませんが、この製品にしたことに大変満足しています。

iPhoneiPadで音楽を聴いていますが、聴き疲れしないし音楽が楽しめるのです。

 

若者のオーディオ離れが言われますが、スマホとイヤホンだけで音楽の喜びを引き出せるのですから、これで満足するのも分かる気がしました。

オーディオを趣味としているあっしでさえ、オーディオ製品の高級化・高額化に驚き、溜息しか出ません。

 

イヤホンを遥かに超える音楽再生が、求めやすいオーディオ機器でも達成出来ることを示さないとオーディオ業界の道は厳しいだろうと感じます。

若者に、もっともっと感動する再生音楽があることを知ってほしいです。

 


オーディオ用ポータブル電源

2019-10-18 15:39:05 | オーディオ・AV

 

 

ホンダからオーディオ機器に使用するためのポータブル電源が発売されます。

商品名は「LIB-AED E500 for Music」です。

現行のE500をオーディオ用に改良したもので、「for Music」というネイミングは音楽ファンには期待するものがあります。

 

電磁波やラインノイズのない電源は、オーディオシステムの構築する上で重要です。

直近までオーディオ電源は200Vで引き、トランスで100Vにステップダウンしていました。

ACアダプターはスイッチング電源でデジタルノイズが発生するので、音楽用PCはトランスを使った電源に換えたり、D/Aコンバーターは小型リチウム電源を利用するなどの対策をしています。

 

さらなる音質向上を図るためには、PCオーディオ機器の発生ノイズを抑えることが大事です。

ホンダから発売されるリチウム電源に興味が湧き、すぐに製品をチェックします。

 

製品説明には、オーディオファンが欲しくなるような言葉が並べられています。

この機器から電源を供給するだけで、素晴らしい音楽再生ができるような錯覚をしてしまいそう。

評論家のレポートを読むと、オーディオ再生を劇的に変えてくれる「魔法の機器」のようなイメージを抱いてしまいます。

 

仕様を見ると、定格出力は300Wしかありませんし、50W機器での使用時間の目安は4~6時間とあり心もとない出力ですね。

これまでの経験から、書かれているような理論や数値が良くても使用して好結果が引き出せるかは別だと思うのです。

 

 

値段を見て、ビックリ~!

ベースとなるE500が8万円台(税込)であるのに、オーディオ用となると29万7千円と3.5倍ほどの価格になっているのです。

コンセントや配線材の変更、防振対策の強化などがあったにしろ、手が出ない値段です。

200台の限定発売なので、きっとコストが掛かっているのでしょうね。

 

購入は店舗販売ではなく、ホンダの専用Webサイトから10月17日~12月18日に4回(1回50台)の申込みにより行なわれます。

 

LiB-AID E500 for Music商品情報・受注サイト

 https://www.honda.co.jp/battery/music/

 

使ってみたい気持ちはありますが、値段が高いというだけでなく、実際にこの耳で聴かないで購入するほどの経済的な余裕と勇気はありません。

第二次の販売があれば、購入された方の口コミなどをみて考えることにします。

 


SPの足元改善

2019-08-28 23:05:40 | オーディオ・AV

   改善前 

 

メインスピーカー(SP)の足元を見直しています。

 

SPの下に敷くオーディオボードを新調します。

そのボードとSPの間にスパイクを受けるインシュレーターを噛ませます。

 

オーディオボードとインシュレーターはクリプトンにしました。

聴き比べできるわけでもないし、ネットの記事ももう一つあてにならない感じ。

シッカリした作りで手頃な価格、それにスピーカーの大きさと色目が合っていたからです。

 

ボードは、左右SP用をAB1000、センターウーハー用をAB3200に。

AB500と迷いましたが、重量がある方にしました。

買えば、買換えすることが難しいので失敗の可能性が少ない方を選びました。

 

インシュレーターは全く分からないので、実物を見て買うことにします。

日本橋の店舗では、予想どおり良い情報は得られず。

実際に自身で試す機会もないので、顧客に自信を持って勧めづらいのでしょう。

 

木製するか金属製にするか、金属ならどんな種類が良いのか?と思いながら3店舗目に。

色んな商品が置かれていて、気になっていた製造中止のIS100がありました。

中止になったのは、ハイカーボンスチールのコストが掛かり過ぎることによるものとのこと。

新製品はステンレスになり、価格も1.5倍。

 

インシュレーターは、ボード違ってオーディオ機器用に転用できます。

販売されているクリプトン製では一番安く、素材が良さそうな感じだったので「エイ、ヤー!」で購入しました。

 

 

ボードは2週間前に注文して、左右SP用は届いています。

しかし、ウーハー用は工場発送となっていて、まだ届いていません。

 

今日は一日中雨模様なので、現行の山西黒石ままでインシュレーターを噛ませてみて、どの程度変わるか実験します。

両方いっぺんに換えてしまうより、インシュレーターの効果を確認するのは参考になるはずです。

 

インシュレータ-の裏には滑り止めのシリコン素材のOリング

 

インシュレーターを換えて視聴すると、もう一つな感じ。

SPは4本スパイクなので、4本に均等に重さが掛かるように高さを調整して再試聴。

スーパーツイーターの位置も少しずつ変えながら視聴します。

中音域に厚みが出て元気のある音に変化し、スピード感が増しています。

求める方向に近づいているので嬉しくなり、色んなソフトを聴きまくります。

 

今日はず~っと部屋にこもりっぱなしでしたが、大きな前進があって充実した一日になりました。

早くオーディオボード、届かないかな・・・