「USBオーディオインターフェイス」を変更しました。
パソコンのUSB出力からDACのデジタル入力へ繋ぐための部品です。
ブログ「ダーリンのオーディオつれづれ日記」に、水晶発振器のクロックを高精度のものに換えたとの記事がありました。
これまでの±50ppmから一挙に±2.5ppmへ20倍も精度が上がります。
現在の基板を改造するつもりでしたが、オーディオ用のコンデンサーが使われているキット「USB DOUT2706」が4千円ほどで販売されていることを知り、これを製作することにしました。
製作はデジットのオーディオキット製作体験会の会場で作ることにします。
2年前にDC電源を作って以来、2回目の参加です。
以前に組んだことがあるので自宅でも良かったのですが、追加の部品の調達が必要なのとアクリルパネルの加工がしたいので参加しました。
11時半に着くと、既に10名ほどの方が製作に励んでおられます。
スピーカボックスの組み立てやアンプの作っている方が目につきます。
あっしと同じ簡単な基盤を作っている人がもう一人いました。
基板に抵抗から半田付けしていきますが、抵抗値を見分ける色のバーが良く見えません。
テスターで測って取付けることにしますが、今度は半田付けが上手くいきません。
どうやら老眼が進んできているようです(泣)
嘆いていたら、帽子型のルーペを貸してくれました。
あーら、よ~く見えます。
両手が使えるので、半田つけもバッチシです!
組み立てが終わりチェックします。
抵抗の付け間違いが心配でしたが、OKでした。
次に基板をアクリル板に取り付けます。
DAC基板用に買ってあったものが余っていたので、利用します。
デジタル出力用のピンや取付部品などを買いに行き、ついでに遅い昼食です。
アクリル板は弱くて、下手にやると割れるそうです。
ドリルをゆっくりと回転させて開けますが、先が踊ってしまい穴の位置がズレてしまいました。
基盤がほんの少しゆがんでしましたが、これもご愛嬌です^^@
自宅に帰ってすぐに視聴します。
「高精度なクロックによる低ジッタで高音質」と謳われていましたが、一聴して違いが分かります。
高音や低音が出るとか、音色が良くなるとか、そういった変化ではありません。
音場の空気感が変わったのです。
言葉でうまく表現できないのですが、優しい音になったと言えばわかっていただけるでしょうか。
音楽のテンポがゆっくりに感じ、ゆったりと音楽が楽しめます。
誤解を承知で例えると、アナログレコードの音に近づいた感じでしょうか。
二日間のエージングで、ご機嫌で鳴っています。
部品代はたったの5千円ほどで、音質の向上だけでなく、作る楽しさも味わえます。
12ページの組立説明書が添付されているので、あっしのような素人でも組み立てることができます。
不安な方はオーディオキット製作体験会へ行けば、ちゃんと教えてくれますので大丈夫です。
ぜひ、チャレンジしてほしいです。
次は、これを作ろうかな・・・・
上様やJAZZ AUDIOさんのような素晴らしい音楽再生には及ぶべくもありませんが、少額予算で少しでも近づくためにコツコツやっていきます。