一昨日、フェニーチェ堺でのマリンバの演奏会に行ってきました。
コロナ禍にあってコンサートへは足が遠のいていました。
音楽好きのKさんからお誘いがあって、チケットをお願いしました。
マリンバ奏者は大阪音楽大学卒の大森香奈さんで、イタリア国際打楽器コンクールで第一位を受賞する等、国内外で活躍をされています。
会場は多目的室でしたが、楽器演奏での音響効果に配慮されており心地良い音が響きます。
入場者は100人ほどで高齢者が多かったですが、若い女性や子供の参加者もおられました。
開演と同時に大森さんがアヒル?の玩具でピューポーと音を出しながらの入場です。
思わず笑ってしまう楽しい演奏で、会場の雰囲気を一瞬で和ませる演出でした。
大森さんのヘアスタイルにも驚かされました。
モヒカン刈りのように頭の中央部分を残して刈り上げています。
中央部分は女性らしくヘアカットされ、とても似合っています。
パンフレットで見るよりずっとチャーミングな女性です。
小柄な女性なので、これくらいのヘアスタイルの方が世界では注目されていいかもしれません。
パンフレットに「マリンバ七変化」と謳われており、興味津々でした。
マリンバをマレットで叩きながら、足でバスドラを鳴らしたり、シンバルや色んな玩具・小道具を駆使して演奏されます。
剣の舞、アベマリアなど聴いたことのある曲が続きます。
ジブリ映画の音楽メロディーでは、主人公の人形が沢山登場。
大森さんもニコニコ顔で楽しく演奏されて、あっしも楽しくなりました。
マレットを左右3本ずつでの演奏もありました。
3本同時に叩くだけでなく、1本ずつ順番に叩く高等テクニックもあるようです。
座席は前から3列目で、前の方の頭で視界が遮られてよく見えません。
これは見逃すまいと必死に体を左右に動かして、隙間から覗き見ることができました。
アンコール曲、山口百恵さんも「秋桜」の演奏が一番感動しました。
家人が一番好きだというこの曲、ウルっとしてしまいました。
マリンバの音色がこの曲に合っていたのかもしれません。
たっぷりと楽しませていただいて、入場料はたったの千円です。
他にも大阪交響楽団メンバーによる「音楽のあるひととき」の千円コンサートが開催されているそうですのでチェックされたら如何でしょうか。
【 おまけ 】
このコンサートの進行役・ナビゲーターとして吉川智明氏の楽しいお話も聞けました。
その中で、一番興味深かったのは「堺県」の話です。
明治元年( 1867年)当時の和泉国(大阪府南西部)を管轄するために堺県ができた。
その後、河内国(現大阪府東部)や大和国(現奈良県)の全域を含めた県となった。
恥ずかしいことに、堺市に住んでいながらこのような歴史があったことを全く知りませんでした。
興味がありましたら、ググってみてください。
二週間前に浪曲師「春野恵子さん」の独演会に行ってきました。
30年ほど前、同じ所属にいた同僚からお誘いがあったからです。
スマホをズボンの前ポケットに入れていますが、作業していると時々勝手に発信してしまうことがあります。
ある日、「電話に出られなくてすみません」とのメールがありました。
発信記録を見ると、あっしから掛けていました。
メールでお詫びして、その後趣味のライブの話をするようになり、今回のお誘いを頂きました。
「えっ、浪曲なん?」と思いましたが、ググってみると浪曲師は懐かしのケイコ先生でした。
テレビ番組の「電波少年」で、東大を目指す芸人の坂本ちゃんの家庭教師をしていた人です。
東大生の綺麗な方だったで、よく覚えています。
浪曲にはあまり興味はありませんでしたが、あのケイコ先生の今の姿が見たくて行くことにしました。
会場は、心斎橋の御霊神社の儀式殿です。
開演40分前なのに、既に8割方着席されています。
凄い人気なんだと驚きましたが、ほとんどはご老人。
あっしもその一人。
開演となり、春野恵子さんが登場。
顔が少しふっくらしていますが、50歳近いとは思えぬ若々しさ。
堂々とした体形は、浪曲師としての発声には必要なことなのかもしれません。
幼い頃に祖母に連れてもらった記憶があります。
浪曲が好きなのではなく、好きな食事とおやつが楽しみで付いていきました。
「なにがなしにして・・・」と男性浪曲師の唸っていたことだけが残っています。
浪曲について易しく解説してくれたので、すんなりと入れました。
落語と同じように多人数を一人で演じ、三味線に合わせて歌い、物語を綴っていくものなんだと理解。
浪曲を「一人オペラ」だと表現されていましたが、まさに言い得て妙でしょう。
演目は、「天狗の女房」と「樽谷おせん」です。
前もって内容を調べていきましたが、その必要はなかったです。
初めに内容の説明をしてくれたので、予備知識なしでも浪曲を楽しむことができました。
物語の舞台が目の前に現れます。
声の圧は大きく、演じる人ごとの変化は見事です。
圧倒的な迫力を体に受けて、浪曲の素晴らしい世界を知りました。
もっと多くの人に浪曲を知ってもらおうと、「Rock浪曲」なるものも始められています。
色々な音楽にあわせて浪曲を演じるもので、若者をターゲットにファンを増やそうという試みです。
浪曲を聞いたことがある人は少ないと思います。
一度、鑑賞したら、その魅力にはまる人は多いでしょう。
今回の参加費は2,500円でした。
これだけで知らない世界を覗けるなんて素敵です!
皆さんに是非、お勧めしたいです。
昔乗っていたバイクの友だち「だいくさん」から、奥様(おかだ ききさん)のエアブラシアート展の案内をLINEでいただきました。
昨日、会場のギャラリーカフェ「YAMAOガナッシュ船場店」へ行ってきました。
あっしは絵を描くという趣味はありませんが、芸術作品を観るのは好きです。
TV番組「プレバト」では、俳句よりも水彩画やえんぴつ画などアートの部門に興味があります。
以前にエアブラシ教室の絵画展に行って、はじめて奥様の作品を拝見しました。
はじめて間もないはずなのに、素晴らしい絵を描かれていて驚きました。
流石、トールペイント教室で指導されているだけのことはあるなと感じました。
あれから8年、どれほどの変化があるのか楽しみです。
数年前には、すでにエアブラシ教室で指導されているという話を聞いたことがあります。
午後4時頃に会場に着くと、お客さんは誰もいなくてチョッと寂しい感じ。
ビジネス街だからこの時間帯ならこんな感じなのかな。
店内はお洒落で、芸術作品の展示を意識して作られたのでしょう。
店内の壁などに沢山の作品が展示されていて、カメラを片手に観て回ります。
席に誰もいないので、自由に動けて好都合でした。
多くの作品がありますが、どの作品も素晴らしいところが流石だと思いました。
人物や動物の表情が上手く描かれています。
観ていると、頬が緩んでくるのが分かります。
写真のように見えますが、写真にはない作者の思いが絵に込められているように感じます。
特にいいな、と思った作品をアップします。
席に戻ると珈琲とケーキが運ばれていました。
珈琲だけのつもりでしたが、ケーキが美味しいとのことで一緒に注文。
甘いものは控えるべきなのですが、ここのケーキは食べて正解でした。
お店の方とお話しすると、あっしが入店する直前まで満席だったそうです。
諦めて帰られたお客さんもいたそうで、「良い時間に来られましたね」と言われました。
盛況だと聞くと嬉しいものですね。
最近は足の調子が良くなくてフットワークは軽くありませんが、電車で大阪市内まで来るだけの価値は十分にありました。
良い一日を過ごすことができました。
おかだききさん、ありがとうございました。
5月28日(土)までの12時から19時まで展示されていますので、興味のある方は足をお運びください。
(日曜定休)
絵の依頼も受け付けているそうです。
A4サイズ(額付き)で15,000円
自分で描くことが出来たらいいのですが、残念ながらその才能はなさそうです。
亡くなったワンちゃんや猫ちゃんの絵を頼もうかと思案中です。
(撮影:ソニーRX100Ⅲ)
照明の光や影などで実物と違うところはあると思います。お許しください。
自宅で過ごす時間が長くなり、YouTubeを見ることが増えました。
テニスやゴルフの技術解説、野菜の栽培方法、自動車関連情報などなど・・・
映像なので、記事を読むよりも良く分かり、とても助かっています。
最近はコンサートなどにも行けないので、音楽ライブなどをYouTubeで楽しんでいます。
その中でも、特に感動したライブを紹介します。
MIASIAの「逢いたくていま」です。
昨年、中国の音楽番組でのライブです。
同じ歌でも、ここでの歌が一番感動しました。
何度観ても、涙が出ます。
心が震えると素晴らしい歌唱力です。
日本語が理解できないであろう中国人の観客が感動している場面をみると、日本人として誇らしいです。
MIASIAの歌唱力の凄さなのでしょう。
この一曲でファンになりました。
是非、音の良いイヤホン、ヘッドホンでお聴きください。
‘Singer 2020’ MIASIA - 逢いたくていま
今日、大阪狭山市の「SAYAKAレコードサロン」へ行ってきました。
2週間ほど前に足を痛めて、ほとんど家から出ていなかったので久しぶりの外出です。
全く運動をしない生活は、体調不良を起こすし、気力の減退が著しいです。
時々訪問するブログ「晋ちゃんの気ままな散歩道」にレコードサロンのことが書かれていました。
以前から気になっていたイベントですが、コロナの三密を避けるために小ホールでの実施になったそうです。
天井が高く、音響環境が良いホールでどのようなスピーカー再生音楽が聴けるのか興味がありました。
開始時刻14時の20分前に到着すると、すでに大勢の方の姿が見えます。
あっしと同年代以上の方ばかりのようで、50人以上が参加されていました。
親しく話されているので、毎回参加されている方がほとんどみたい。
参加費の500円を支払うと、チラシとペットボトルを受け取ります。
舞台には再生機器が並べられています。
スピーカーはタンノイのバークレイのようです。
蓄音機も3台あり、SPレコード再生も期待しましたが、今回はありませんでした。
一部は「MY FAVORITE ONE」で、参加者がレコードを持参して1曲を聴くコーナーです。
演奏される曲の思い出や説明をされますが、これも楽しいひとときでした。
今日は8人から持ち込みがあり、色んな音楽を聴くことができました。
普段聴くことのないジャンルも聴くことができて来た甲斐がありました。
布施明の「メモリー(ライブ盤)」、菅原都々子の「月がとっても青いから」は感動しました。
コンサート会場での再生は自宅で聴くものとは違って、ゆったりと音楽に浸れました。
バッハのオルガン曲はなかなかのものでした。
二部はベートーベンのピアノソナタです。
曲の詳しい解説の後、悲愴・月光・熱情の3曲を聴きました。
一部ではブーミーな低域が気になるところもありました。
二部では流石のタンノイ、クラシックピアノを見事に鳴らしきりました。
一人部屋に閉じこもって音楽を聴くだけでなく、色んな場に出かけることが再生音楽のヒントになるような気がします。
ソニーのコンデジを購入しました。
先日のウォーキングの際に故障しましたが、修理は諦めて買い換えることにしました。
興味のあったのは撮像素子サイズが大きいAPS-C搭載のコンパクトなカメラです。
リコーGRⅢ、富士フイルムXF10と悩みましたが、28ミリ固定レンズは自分の撮影内容に合わないと考えました。
機種は前と同じサイバーショットDSC RX100シリーズから選びました。
8年間で7種類が発売されましたが、すべて継続販売しています。
通常、新機種が発売されると、旧機種は在庫品のみの販売となります。
RX100シリーズは機種ごとに特徴があるので、予算や撮影条件などによって機種を選んでくださいということなのでしょう。
製品に自信があるからこそできる販売手法だと思います。
上位機種は高倍率ズームと4K動画・AF性能アップなどの特徴があります。
あっしは写真撮影が中心なので上位機種は不要と判断し、RX100MⅢを選びました。
購入費用は最上位機種の半分ほどで買えます。
左:旧 右:新
(新のグリップは、旧のオプション品を貼付)
RX100とRX100MⅢはサイズや見た目もほとんど変わりません。
内容的には、あっしの好む方向へ改良されていて、価格差以上の魅力があります。
焦点距離が28~100ミリから24~70ミリへと広角よりに変更されました。
F値がF1.8 ~F4.9からF1.8~F2.8と望遠側の明るいレンズになりました。
ファインダーが付いたので、日差しでモニターが見にくい時にも支障なく撮影できます。
モニターがチルトするので、低い位置での撮影や自撮りでは役立つでしょう。
これまで購入したカメラはすべて5年間の延長保証に加入してきましたが、5年間は全く故障なし。
RX100ではじめて未加入にしたら、4年目で故障です。(泣)
今回はしっかり加入しました。
カメラのキタムラでは、この機種購入で下取りがあれば15,000円引になります。
また、7月26日までの購入で、RX100MⅢは5,000円のキャッシュバックがあります。
いい時期の購入でお得感がありました。
ネットで買う方が安いでしょうが、趣味の商品はアドバイスや情報をもらえる実店舗で買うようにしています。
今度は故障せず、長く愛用できますように!
(撮影:リコーGX100)
今はコロナ自粛で、ほとんど自宅にいます。
ストレス解消と運動のために、家庭菜園へは往復はウォーキングをしています。
テニスができないイライラを素振りをして解消しています。
家の中では音楽を聴いたり、映画を観たり・・・
パソコンを開いてネットサーフィンやYouTubeを観たりして過ごしていますが、段々と楽しさが減ってきた感じ。
気がつくと、テレビの前でぼんやりしているような・・・。
受け身の過ごし方ではなく、自らが活動するような趣味を持つことが大事なんだと思います。
今の生活では、畑での野菜づくりが一番楽しいです。
絵を描いたり、DIYをしたり、楽器を演奏したり・・・などがいいのでしょうね。
芸術的なセンスはありませんが、楽器の演奏にチャレンジすることに。
楽譜さえ読めないのですが、YouTubeを見ていたらウクレレならできるかもしれないという気持ちになりました。
飽き性で長続きしない可能性が高いので、初心者用の安いウクレレにします。
初心者でも押さえやすい、少し大きめのコンサート・ウクレレを選びます。
YouTubeで好みの音がしていたし、見た目がよさそうだったオースティンのウクレレセットを注文しました。
安いと思ったら・・・中国製でした。
コロナの影響でしょうか、在庫がなく、ようやく到着しました。
品質が心配でしたが、届いた商品を見たら想像以上に良かったです。
初心者のあっしにはもったいないほどの音質と響きです。
チューニングして簡単なコードでポロンポロン。
弾けないけど、音が出るだけでも楽し~い。
独学で練習するつもりなので、挫折しなければいいのですが・・・
大きなことは望まず、自粛の間の楽しみになればOKとしよう
類家心平のトランペット(tp)を聴いてきました。
フェニーチェ堺のグランドオープン記念として開催された10月の「ジャズ・ガラ・コンサート」で、また聴きたいと思ったのが二つありました。
挟間美帆が率いるユニットと、山下洋輔カルテットに特別参加していた類家心平のトランペットです。
挟間美帆の単独コンサートはガラ・コンサートの翌日にあることを知りましたが、予定があって聴きに行けませんでした。
山下洋輔の単独コンサートは12月20日に小ホールであると聞き、Kさんを誘ってチケット購入をしました。
予約はガラ・コンサートの翌日でしたがほぼ満席で、2階席となりました。
1階も2階も同じ値段というのは釈然としませんが、うまく座席が取れたことを喜ぶべきでしょう。
小ホールへいくと、ホールの両サイドに2階席がありました。
舞台を上から見下ろす近い位置で、普段のコンサートでは見ることが出来ない良さもありました。
ピアノの鍵盤を叩く手の動き、ドラムのスティック捌きが良く見えたことです。
楽しみにしていた類家心平のトランペットは最高でした。
クリフォード・ブラウンに捧げる「 I Remember Clifford 」は涙が出るほど感動しました。
この曲を聴けただけでもう十分、来た甲斐があったというものです。
YouTubeで聴いたものよりアドリブが凄く、感性豊かな演奏だったのです。
彼の演奏には詩があります。
物語を感じます。
高度なテクニックもあるでしょうが、何より心に響く音楽なのです。
意味のわからない外国語のボーカルを聴いて感激するのと同じなのでしょう。
自宅のオーディオもコツコツと改善していますが、ライブには敵いそうもありません。
オーディオへの出費を控え、コンサート通いをするのが良いのかもしれません・・・
※ 類家心平の演奏に興味がありましたら、まず次のYouTubeがいいかと。
最後のソロ演奏が素晴らしい!
チュニジアの夜「類家心平&海上自衛隊東京音楽隊」水曜コンサート
昨日は15時から、ジャズピアノコンサート。
ワンコインで聴けるソロピアノ演奏です。
同級生のKさんに教えてもらい、一緒にチケットを購入しました。
北野田駅にある堺市立東文化会館での開催です。
たった500円(前売券)で聴けるなんて、出演者が可哀想!
何らかの援助はあるような気もしますけど・・・。
会場へ行くと、400席全席は前売り券ですべて売れたとのこと。
コーヒー代ほどで一流プロの演奏が聴けるのですから、埋まって当然かも。
この日の演奏者はピアニストで作曲家である竹中真(タケナカ マコト)さん。
有名なボストンのバークリー音楽大学を卒業され、同大学の准教授だそう。
世界の大学で教鞭を取り、現在は同志社女子大でも特任講師をされている。
また、インターネットラジオの番組で、毎週火曜日に2時間のトークライブをされているそうだ。
あっしの好きなピアニストは、キース・ジャレット、チック・コリア、ビル・エバンスなど。
最近は、上原ひろみのジャズピアノにハマっていて、YouTobeでの演奏を良く聴いている。
この日はクリスマスの曲を含む十数曲を演奏された。
ステージには中央にポツンと置かれたピアノだけ。
マイク、アンプ、スピーカーを通さないピアノそのものの音。
素晴らしいホールの音響効果もあって、音楽は心地よい。
演奏者の竹中氏のピアノ演奏は、鍵盤のアタックが強く、師事を仰いだという本田竹廣氏を思い起こす。
若い頃聴いた本田氏のレコードには、鍵盤を叩く強さが半端なくピアノの弦を切ったという逸話もある。
軽やかな曲ではソフトタッチな指使いで、うっとりと聴き惚れる。
曲間のお話はとても楽しい。
司会者さえいない一人ライブは、スッキリとして好感が持てた。
ワンコインで1時間半ほど楽しませてもらった。
また、聴きに来ようっと。
昨日(10/14)、フェニーチェ堺のグランドオープン記念として開催された「ジャズ・ガラ・コンサート」へ行ってきました。
北村英治、山下洋輔、日野皓正、渡辺香津美、挟間美帆が率いる5つのユニットが演奏します。
これだけのメンバーが揃うコンサートを一度に聴けるなんて、滅多にないチャンス!
SACAYメイトなので、このチケットは3月頃から先行発売されていました。
親友のKさんは先に購入していましたが、あっしはパスワードを忘れてグズグズ・・・
4月下旬のコンサートに行った際、美原文化会館の窓口で購入しました。
やっぱり人気のコンサートだったみたい。
S席でも良い席は残っていなくて、仕方なく前から4列目の中央付近を選びました。
当日に座ってみると、舞台が目の前で見上げるような姿勢。
演奏を聴くのがメインなので、ホールの中央付近で聴きたかったですね。
Kさんは、当日に座席を知らされましたがベストな位置で、羨ましい~!
良いこともありました。
通常はマイクを通して両袖のスピーカーから演奏を聴くことになります。
あっしは舞台の近くなので、楽器の音を直接聴くことができました。
ホール入口から撮影
9月初旬に和太鼓コンサートで小ホールの素晴らしさを体験していましたが・・・。
大ホールに足を踏み入れて、おぉ、凄~~い。
想像以上に素晴らしいホールです。
舞台側から撮影
ホール入口から舞台を撮影
あっしも記念に (写真はすべて開演30分前)
4階まで座席があるので天井が高く、音の響く空間の広さは驚くばかり。
堺市って、こんなに余裕のある財政だったの?・・・と。
一度見る価値、聴く価値ありのホールなので、機会があれば是非。
あっしと、ひと回りほど先輩のジャズマン4人は、全く変わらない音楽を聴かせてくれました。
特に、日野皓正氏は前衛ジャズというか、フリージャズというか、若者メンバーと相変わらずの激しい演奏で・・・
最近のジャズには疎く、狭間美帆さんのことは全く知らずに聴きました。
挟間さんが作曲されたジャズに聴き惚れました。
ブラスセクションとリズムセクションに、バイオリン&チェロの弦楽器が加えられたジャズバンドで、素晴らしい演奏を展開されます。
トランペットのジョナサン・パウエル氏のソロが、特に印象が残りました。
山下洋輔カルテットの類家新平さんのトランペットは、絶対に生でもう一度聴きたいです。
「クリフォード・ブラウンに捧げる」曲の演奏では、自然に涙が出るほど感動!
今朝、自宅で、天才と謳われながら交通事故で亡くなったクリフォードの演奏を聴き直しました。
15時開演、19時20分終演の長いコンサートでした。
コンサートの最後には、挟間美帆ユニットと4人の大御所の合同演奏があり盛り上がりました。
ガラ・コンサートならではのおまけサービスが嬉しかったです。
ユニット毎に舞台展開の時間はありましたが、たっぷり楽しめました。
この日の各ユニットは、小ホールでも演奏される予定です。
ジャズを聴くなら、小ホールの方が良いような気がします。
挟間美帆ユニットのコンサートは10月18日で、当日は予定があって行けず。
山下洋輔のコンサートは12月なので行きたいですね。
昨日、「アルゼンチンタンゴの世界へようこそ!」というコンサートへ行ってきました。
高校時代の友人の誘いで、初めてのタンゴのライブです。
持っているCDを自宅で聴いてから出かけることにします。
木曜日の午後、腰に何とも言えない痛みが走ります。
20年以上も前の症状と同じ「座骨神経痛」を思い出しました。
風呂で温めると痛みが和らいだような記憶があったので、ゆっくり湯に浸かります。
残念ながら効果はなく、痛みが強くなりました。
腰から太ももの間を押さえてもらうと、しばらくの間は痛みが治まります。
もう、コンサートは無理だと覚悟していましたが、何とか行くことができました。
5階から北野田駅を望む。遠くに二上山
会場は、北野田駅から直結している堺市立東文化会館5階のメインホールです。
開演の25分に到着しましたが、2階フロアは大混雑。
原因はエレベーター待ちのためです。
専用エレベーター4機もあるのに、こんなに待つんだったら非常時はどうなるんだろうかと不安になりました。
メインホールの5階フロアの混雑を避けるために、エレベーターの運転を制御しているという話で納得しました。
しかし5階に上がると、広いフロアと会場への移動がスムースで全く混雑していません。
「何じゃあこら?」と言いたくなりました。
もっと係間で、連携してほしいものです。
会場はすごい人気でほぼ満席です。
最初の挨拶で、「昨年もこの会場のサブホールでコンサートを開きましたが2週間でチケットが売り切れた」と話され、この日の満席にも喜びを表しておられました。
演奏は「タンゴ・コケータ」です。
しおりには、ユニット名の「コケータ」とは「魅力的な女性」という意味とありました。
構成は、ピアノ、バイオリン、コントラバス、バンドネオンです。
バンドネオンを生で聴くのは初めてで楽しみにしていました。
アコーデオンとよく似ていますが、小型で蛇腹が長く伸びます。
鍵盤はなく、すべてボタンで音階を選びます。
演奏の途中で楽器のことを少し説明してくれましたが、引くときと押すときでは同じキーを押しても音階が違うんだそうです。
音階のボタンもまちまちに並んでいるいるので、慣れるまでに時間が掛かりそうです。
肩に担ぐことはなく、膝の上に置いて演奏します。
蛇腹を両手で押し引きするには相当な力が必要で、女性の演奏は厳しいらしい。
バンドネオンの音が入ると、「タンゴだ!」と感じます。
タンゴではなくてはならない楽器で、中心となる存在かもしれません。
演奏を聴いていると、自然とリズムをとっています。
お客さんが参加できる曲があって、曲の途中に短い手拍子を打つ場面があり楽しかったです。
あっしはリズムについていけず、音が出ないように叩いていました(笑)
一部と二部に別れていましたが、ピアノとバイオリンの女性は衣装替えをされていました。
「コケータ」の意に通じるものかもしれません。
お客さんを喜ばせようと休憩の合間を割いて着替えたようで、その気持ちが嬉しいです。
全部で20曲ほどの演奏でしたが、そのうち5曲ほど「エルネスト&アヤ」による ダンスパフォーマンスがありました。
アルゼンチンタンゴはダンス音楽なので、演奏にはダンスは付きものなのかもしれません。
演奏を聴きながらダンスを見るのもいいものですね。
満足のうちに演奏会は終了しました。
普段、あまり聴かないジャンルですが、たまには生演奏を聴きたいですね。
(撮影:ソニーRX100)
フェニーチェ堺のオープニング記念として開催された「堺御陵太鼓」のコンサートへ行ってきました。
小ホールで9月2日(月)19時15分から開演に間に合うように自転車で家を出ます。
バスで行くと、歩行時間と乗車時間を入れると1時間も掛かります。
自転車ならゆっくり走っても25分で到着です。
早くつきすぎたかな?と思いつつ会場へ行くと、開演45分前なのに長蛇の列。
空席が目立つと寂しいなと思い、あっしのブログに開催案内の記事を載せましたが全くの杞憂だったよう。
312席のホールですが、満席で立ち見席が出るほどの盛況ぶりです。
頂いたパンフには、フェニーチェ堺のこけら落としでの演奏が早くからの目標としていたそうです。
その熱い思いを胸に練習を重ね、結成6年目の集大成と多くの方に元気づけられる演奏を目指されたそうです。
メンバー13名の紹介欄には「今日の気持ち」が書かれていて、皆さんの意気込みを感じました。
演奏曲は4曲です。
緞帳が上がると、舞台の後方に「堺御陵太鼓」と書かれた巨大なタペストリーのような物が目に入りました。
殺風景になりそうなバックをカバーし、見事に舞台を盛り上げています。
1曲目が始まった途端、太鼓の音と響きの良さを感じます。
会場の音響が良いだけでなく、一糸乱れぬ纏まった演奏だからでしょう!
「HANABI」という曲ですが、次々に打ち上げられる花火が眼に浮かぶようです。
チャンパ(シンバルを小さくしたような和楽器)が、太鼓の音に負けず軽快なリズムを刻みます。
繰り返される太鼓のリズムにのって、自然に体でリズムを刻んでいます。
2曲目は「草競馬」という曲で、種類の違う太鼓の競演がさながら馬が走っているように感じます。
3曲目は、今回の演奏会のために作曲してもらった「タキノボリ」という曲で、初披露だそうです。
4曲目は、堺御陵太鼓のデビュー曲の「若竹」です。
バチを天に向かって突き上げる技法を「天鼓」と言うそうですが、全員が揃った姿は格好いいです。
(画像は、トップの写真です)
どの曲も素晴らしい演奏で感動しました。
演奏によって「心からのありがとう!」を伝えたいという願いは、しっかりと皆さんに届いたと思います。
受付や客席案内などのスタッフや大勢の応援の方々の様子を拝見して、堺御陵太鼓は皆さんに愛されているチームなんだなぁと感じました。
終演後、メンバーの方々のお顔を拝見しますと、やり切った満足感と喜びに溢れていました。
メンバーの皆さま、ご苦労様でした。そして本当にありがとうございました。
代表の水野さんには終演後にロビーでご挨拶できました。
ご案内をいただいたお蔭で、最高の時間を過ごすことができました。
帰りは暗い夜道でしたが、軽快で気持ちよくペダリングできました。
【追 加】
今般、「堺御陵太鼓」の手ぬぐいを製作されたそうで、抽選で観客100名に配られました。
運よく、あっしも頂きました。
自宅の階段で写真を撮りました。
昨年1月演奏会の写真
和太鼓演奏会の紹介をします。
昨年1月の和太鼓コンサートで演奏された「堺御陵太鼓」のメンバーの方から、演奏会の案内を頂きました。
堺市市民会館が開館後48年間の利用を経て、平成26年に閉館・解体されました。
その跡地に堺市民芸術文化ホールが建築され、愛称「フェニーチェ堺」とされました。
本年9月26日には開館記念式典、10月1日にはグランドオープンされます。
そのオープニング記念に合わせて、次のとおり「堺御陵太鼓」が単独でコンサートをされます。
公演日時 9月2日(月)
開演時刻 19時15分(開場 18時45分)
場 所 フェニーチェ堺 小ホール
入 場 料 無 料
参 考 http://www.sakai.click/goryo/
昨年のコンサートの模様は、2019.2.1の「和太鼓で爽やか気分」で紹介しています。
https://blog.goo.ne.jp/hirozii56/e/13399c83c741e16bfdf9aa367d2a05f3
この時の演奏に感動しましたし、今回は特に気合のこもった練習をされているようです。
是非、この機会に和太鼓の魅力を体感してほしいです。
お時間のある方は足を運ばれては如何でしょうか。
新しく出来たフェニーチェ堺を見る機会でもあります。
あっしも伺うつもりでいます。
昨日(8/4)、天満天神繁昌亭へ行ってきました。
予定では元職場の仲間とウォーキングの予定でした。
先日の熱中症のこともあり、この暑さの中で歩く自信がなく欠席することにしました。
前日に「確かに暑すぎるので、繁昌亭を観るのは如何?」との連絡が入ります。
メンバー4人とも賛成し、昼席へ行くことに変更。
メンバー唯一の若者に、ネットでチケット購入を頼むと4枚取れたそうだ。
高齢者割引があり、当日券は2,500円で前売り券だと2,300円となります。
コンビニで発券され、手数料が108円なので実質100円ほどの安くなるだけです。
ただ、前もって座席が確保できるところがよいところです。
開演前に行った天満宮
午後1時に繁昌亭前に集合。
半端ない暑さで屋根のない場所で待つのは厳しく、通るであろう商店街で待機します。
予想どおりこの場所で合流できました。
賑やかな天神橋筋商店街ですが、今日は暑さのせいか人通りが少なめな感じ。
開演間近に入場すると、座席はほぼ満席です。
予約席は後方中央の良い位置でした。
当日券だと、4人連続の席は確保されなかったでしょうね。
繁昌亭は初めてです。
完成した頃に行った時は満席で入れず。
その後も何度か横を通りましたが、用事のついでなので入れず。
繁昌亭が出来てから、もう10年が経っているんですね。
座席は1・2階を合わせて200席ほど。
落語を聴く場としては、ちょうど良い大きさかも。
劇場の天井には沢山の提灯がありましたが、建設費用として寄付された方々の名が入っているそうです。
幕前の太鼓の音を聞くと、気分が高まってきます。
2時から4時半の予定で、中入り前6人・後3人です。
テレビでの寄席番組は少なく、最近は落語を聴くことがありません。
こうして生で聴けるのは嬉しいですね。
中入り後の落語は時間が長く、落語を聴いたという満足感がありました。
満足げな顔で記念撮影
個性豊かなですなぁ~
ウォーキングや催しに一緒に行ける仲間がいるのは有難いことです。
仲間との行動は、一人で行くよりも何倍も楽しいのは言うまでもありません。
歳とともに家に引きこもりがちになりやすいので、友人との交流が続くよう心がけたいです。