アイソレータ(左)と 音楽専用PC「CaMeO#5」(右)
PCオーディオを始めて1年3ヶ月です。
音楽専用のパソコンとしてリナックス搭載のCaMeO#5を導入して、オーディオの環境はガラリと変わりました。
今や、我が家のオーディオシステムの中心的なソースとなっています。
宝物の何百枚ものレコードは、今は眠ったままとなっています。
聴きたいCDを探してプレーヤに入れる煩わしさがないのが利点です。
音質の面でも悪くはなく、努力すればまだまだ良くなるだろうと感じていました。
CDプレーヤの音質と比べると、多少の差はあっても許容できる範囲だと思っていました。
ところが、人間の欲望はキリがないようです。
不満が徐々に増してきて、「もっと良い音を!」と求めます。
オーディオは目では確認できない聴感覚だけの世界なので、音質が向上したかどうか判断するのが難しい分野です。
以前にも書きましたが、あっしが一番重要視しているのが音のスピード感です。
次に、空間的な音場表現、音の密度感です。
これらが向上すれば、実際のコンサートやライブの感動に近づけられると考えます。
昔は音色を求めて悪戦苦闘していましたが、今では音色の優先順位は低くなりました。
今のPCオーディオの不満は、上と下の音場が広がらないところと、音の実在感が乏しいことです。
以前に聴かせてもらったJazzAudioさんや上様が再生する音楽が目標です。
お二人のような高額な機器は買えそうもないので、現行のシステムを生かして少ない費用で近づけることを考えます。
ブログ「ダーリンのオーディオつれづれ日記」に興味深い記事がありました。
「USBアイソレータ」による高音質化の話です。
パソコン内部で発生した「電源ノイズ」「デジタル信号ノイズ」を遮断してクリーンな「電源」と「信号」をUSB-DACに供給するものです。
これを書かれたO氏に伺うと、基盤完成品として商品化されているとのことです。
早速、「WP-904UIS」を買って、次の①と②の間に基盤のままで繋ぎました。
① 音楽専用コンピュータ(Cameo#5)リナックスOS搭載
↓
② USB同軸コンバータキット (WP-2704USB)
↓
③ DAコンバータ【基板完成品】 (WP-9193DAC)
↓
④ アンプ(Aura100)
↓
⑤ SP(リディーマ)
ブログに書かれていたとおり、驚くほどの効果がありました。
CDプレーヤの音かどうかわからないほど音が良くなりました。
それほど劇的に変貌したのです。
音がクリアで、奥行きが感じられます。
たった5千円ほどの部品代で、これほど良くなるとは思いもしませんでした。
裸じゃ可哀想なので、アクリルの透明な服を着せてあげました。
音が良くなるたびに、カメオコンピュータカンパニーの「CaMeO#5」が素晴らしい製品であることをわからせてくれます。
これからPCオーディオを始めようとされる方は、導入検討の一つにされたらどうでしょうか。