神戸市北区の販売店から自動車検査証が出来たとの連絡が入り、さっそく受け取りに行ってきました。
自宅から2時間以上かけて店舗に着くと、磨きあげられた車がありました。
車体の塗装は磨けばそこそこ綺麗になるだろうと感じて購入を決めたのですが、「別の車じゃないの」と思うくらいピッカピカでした。
塗装面にザラザラした感触は全くありません。
内装は、外装ほどではありませんが14年経過した車とは思えない状態を保っています。
前オーナーがとても大切にされていたのが、車から感じます。
帰ってからすぐに塗装面をコーティングします。
一度やっておけば、後が楽ですから。
ポリシャーでコンパウンド掛けするつもりでしたが、その必要はありません。
ワックス分を落とし、下地処理、太陽ポリマーでコーティングしました。
車に詳しくなければ、新車と間違えるほどの輝きがあります。
写真を撮っていると、「Z3にして良かった~!」と思います。
Z4のようにスタイリッシュではありませんが、何とも言えない曲線美が好きです。
眺めているだけでニンマリしてきます。
試乗したことのない車種ですが、BMWの直6エンジンということで期待していました。
「みんから」のオーナーの声のとおり、出足は良くないし、ボーボーと煩い排気音はガッカリです。
ATで走っていると早めにシフトアップし、アメリカのバンに乗っているような排気音なのです。
3日間乗っていて、スタートは2速から発進しているようです。
強くアクセルを踏み込むと1速にダウンしますが、変速ショックが大き過ぎます。
最終モデルなので、ATですがマニュアルで変速することができます。
これを使うと高回転まで回せるので、直6のおいしいところが味わえます。
スポーティーとは呼べないですが・・・
ハンドルは凄く重いです。
オペル・ベクトラもハンドルが重かったですが、その上をいきます。
女性が運転するのは厳しいでしょう。
木目のセンターコンソールはチョッと高級感
風の巻き込みを防ぐメッシュは嬉しい
幌をあげてオープンで走ると気持ちいいですね。
目線が低いからでしょうか、60~70キロで走っていてもスピード感はあります。
色気のない排気音や重々しいエンジンのためでしょうか、飛ばす気にはなれません。
とてもスポーツカーと呼べないです。
でも、楽しい車なんですよ。
魅力的なスタイリングとオープンで走れるだけで十分です。
前オーナーに負けないように、大切にします。
【 おまけ 】
2台のバイクを廃車(一時抹消)しました。
Z3の購入条件である「大型バイクは処分する」という約束を守りました。
寂しいという気持ちはありますが、諦めがついた気がします。
(撮影: ソニー RX-100)